社長や役員が乗る車を、そろそろ用意したい。けれど、どの車種を選べば取引先に失礼がなく、会社の規模にも見合うのか迷ってしまう。そんな経営者や総務・秘書のご担当者は多いのではないでしょうか。
役員車(社長車)選びで大切なのは、「誰を乗せるか」「後部座席で何をするか」「どのくらい走るか」を先に決めることです。同じ高級車でも、格式を重んじるならセダン、移動中に打ち合わせや仮眠をとりたいならミニバンと、向いている車がはっきり分かれます。
この記事では、役員車におすすめの車種ランキング10選を、2026年10月時点のメーカー公式情報と最新の改良内容をもとに紹介します。あわせて、役員車の選び方、購入・ローン・リースの比較、私用・通勤利用と税金の注意点、運転手をどう確保するかまで、役員車の導入で迷いやすいポイントをまとめて解説します。
- 社長車・役員車にどの車種を選べばよいか迷っている方
- センチュリー・クラウン・アルファードなど定番車種の違いを知りたい方
- 役員車を購入・ローン・リースのどれで導入するか比較したい方
- 役員車の私的利用や減価償却など、税金まわりの注意点を押さえたい方
このような方は、ぜひ参考にしてください。
役員車とは?社長車と一般の社用車の違いと必要性
役員車とは、会社の社長・役員が業務で移動するために会社が用意する車のことです。社長が乗る場合は社長車とも呼ばれます。まずは一般の社用車との違いと、企業が役員車を導入する理由を整理しておきましょう。
役員車・社長車と一般の社用車の違い
役員車も社用車の一種ですが、営業車や配送車などの一般的な社用車とは、使う人・乗る位置・求められる品質が大きく違います。
| 項目 | 役員車・社長車 | 一般の社用車(営業車など) |
|---|---|---|
| 主に乗る人 | 社長・役員、来賓 | 営業担当・現場の社員 |
| 乗る位置 | 後部座席(運転は運転手)が中心 | 運転席(社員が自分で運転) |
| 重視すること | 後席の快適性・静粛性・格式・安全性 | 燃費・積載量・維持費の安さ |
| 代表的な車種 | センチュリー、クラウン、アルファード、レクサスLS、Sクラス | プロボックス、カローラ、軽バン、ハイエース |
| 車両価格の目安 | 500万円台〜数千万円 | 100万〜300万円台 |
| 運転する人 | 専属の運転手、または外部に頼む運転手 | 社員本人 |
いちばんの違いは、役員車は「後ろに乗る人」のための車だという点です。営業車なら運転のしやすさや燃費が最優先ですが、役員車では後部座席の広さ・乗り心地・静かさ、そして来客を乗せても恥ずかしくない見た目が重視されます。
また、役員車は運転手が運転し、役員は後部座席に座るのが一般的です。そのため、車選びと同じくらい「誰が運転するのか」を決めておくことが大切になります。運転手の確保については、記事の後半で詳しく解説します。
企業が役員車を導入する3つの理由
企業が役員車を用意する主な理由は、次の3つです。
- 役員の移動時間を、仕事や休息にあてて生産性を上げるため
- 役員が自分で運転することによる事故や体調面のリスクを減らすため
- 来客の送迎や取引先訪問で、会社としての信頼感を示すため
1つ目は時間の有効活用です。役員は1日に何件も会議や商談をこなすことが多く、移動のたびに電車やタクシーを探していると、それだけで大きな時間のロスになります。役員車があれば、車内でメールや資料の確認、電話会議、仮眠までできるため、移動時間がそのまま仕事や休息の時間に変わります。
2つ目はリスク管理です。経営者が自分で運転して事故を起こせば、ケガだけでなく、会社の信用や経営判断にも影響が及びます。運転のプロに任せることは、経営者という「会社の重要な資産」を守ることにもつながります。
3つ目は対外的な印象です。取引先の役員を駅や空港まで迎えに行く、会食後に自宅まで送るといった場面で、きちんとした役員車と運転手を用意できると、会社の信頼感や「おもてなし」の姿勢が伝わります。
中小企業でも役員の社用車は必要?導入を考える目安
役員車は大企業だけのものと思われがちですが、中小企業でも、役員の移動が多い会社では十分に導入を検討する価値があります。次のような状況に当てはまるなら、導入を考える目安になります。
- 社長・役員の外出が週に数日以上あり、移動に毎回タクシーや自家用車を使っている
- 社長が自分で運転しており、長距離移動や夜の会食後の帰宅が負担になっている
- 取引先や来賓を送迎する機会が月に何度もある
- 電車移動だと、車内で機密性の高い電話や資料確認ができず困っている
一方で、外出が月に数回程度なら、タクシーやハイヤーをその都度使ったほうが安く済むこともあります。車両代・保険・駐車場・運転手の費用を合計した年間コストと、移動の頻度を比べて判断しましょう。
なお、車は自社で用意し、運転手だけを必要なときに頼むという方法もあります。中小企業ではこの形がもっとも無理のない選択肢になりやすいので、運転手の手配方法とあわせて検討するのがおすすめです。
役員車におすすめの車種ランキング10選|社長が乗る車の定番
ここからは、役員車におすすめの車種ランキング10選を紹介します。大企業の社長車として定番の国産セダンから、近年人気が高まっている高級ミニバン、輸入車のフラッグシップまで、実際に役員車として選ばれることの多い車種を集めました。
- トヨタ センチュリー(セダン)
- トヨタ クラウン(セダン)
- トヨタ アルファード
- レクサス LS
- メルセデス・ベンツ Sクラス
- レクサス LM
- トヨタ ヴェルファイア
- BMW 7シリーズ
- メルセデス・マイバッハ Sクラス
- レクサス LX
各車種の価格帯・タイプ・パワートレイン・乗車定員・向いている会社を一覧にまとめました(価格は2026年10月時点で確認できたメーカー希望小売価格・税込です)。
| 車種 | タイプ | 新車価格(税込) | パワートレイン | 乗車定員 | 向いている会社・使い方 |
|---|---|---|---|---|---|
![]() トヨタ センチュリー | セダン | 2,300万円 | V8 5.0Lハイブリッド | 5人 | 大企業・老舗企業の社長車 |
![]() トヨタ クラウン(セダン) | セダン | 649万9,900円〜 | 2.5Lハイブリッド/燃料電池(FCEV) | 5人 | 中堅・中小企業の役員車 |
![]() トヨタ アルファード | ミニバン | 559万9,000円〜1,069万9,700円 | 2.5Lガソリン/2.5Lハイブリッド/PHEV | 7人 | 移動中に打ち合わせや仮眠をしたい役員 |
![]() レクサス LS | セダン | 1,414万円〜1,805万円 | 3.5L V6ハイブリッド | 5人 | 静粛性と国産ブランドを重視する会社 |
![]() メルセデス・ベンツ Sクラス | セダン | 1,598万円〜2,365万円 | ディーゼル/ガソリン(ISG) | 5人 | 外資系・海外取引の多い会社 |
![]() レクサス LM | ミニバン | 1,520万円〜2,030万円 | 2.4Lターボハイブリッド(4WD) | 6人/4人 | 後席の居住性を最優先したい役員 |
![]() トヨタ ヴェルファイア | ミニバン | 694万7,600円〜1,089万9,900円 | 2.4Lターボ/ハイブリッド/PHEV | 7人 | 走りも重視したいオーナー経営者 |
![]() BMW 7シリーズ | セダン | 1,666万円〜(2025年11月版価格表) | ガソリン/ディーゼル/EV(i7) | 5人 | EVや最新装備を取り入れたい会社 |
![]() メルセデス・マイバッハ Sクラス | セダン | 3,415万円〜3,934万円 | V8(ISG)/V12 | 4〜5人 | 来賓送迎やVIP対応の多い会社 |
![]() レクサス LX | SUV | 1,450万円〜2,100万円(2025年3月改良時) | 3.5L V6ツインターボ/同ハイブリッド | 4〜7人 | 雪道・悪路の多い地域の会社 |
※価格は各メーカーの公式発表・価格表、または改良時の報道で確認したもので、オプションや登録諸費用は含みません。地域や時期によって変わるため、購入前に販売店で最新の見積もりを取ってください。
ここからは、1車種ずつ紹介していきます。
1位 トヨタ センチュリー(セダン)|大手企業の社長車として格式が最も高い
| メーカー | トヨタ自動車 |
|---|---|
| 価格(税込) | 2,300万円 |
| パワートレイン | V型8気筒5.0Lハイブリッド(システム最高出力431PS) |
| ボディサイズ | 全長5,335mm×全幅1,930mm×全高1,505mm |
| 乗車定員 | 5人 |
| 主な後席装備 | 電動リクライニング・マッサージ機能付き後席、11.6インチのリアシートエンターテイメントシステム |
| 最新の改良 | 2025年12月:衝突被害軽減ブレーキの検知対象拡大、プロアクティブドライビングアシスト追加、ディスプレイオーディオ Plus 採用 |
| 向いている会社 | 大企業・老舗企業の社長車、来賓の送迎 |
- 「日本の最高級車」として、取引先や来賓に対する格式は国産車で最上位
- 電子制御エアサスペンションと遮音対策で、後席の乗り心地と静かさが極めて高い
- 2025年12月の改良で安全装備とスマートフォン連携(Apple CarPlay・Android Auto)が最新化
- 車両価格が2,300万円と高く、保険料や税金も含めた維持費が大きい
- 全長5.3m超の大柄なボディで、機械式駐車場や狭い車寄せに入らないことがある
- 会社の規模によっては「目立ちすぎる」と受け取られる場合がある
センチュリーは、1967年の初代から続くトヨタの最上級ショーファーカーです。現行の3代目は5.0LのV8ハイブリッドを積み、後部座席に座る人のために設計された乗り心地と静粛性が最大の特長です。官公庁や大企業のトップが乗る車として知られており、「社長車といえばセンチュリー」というイメージは今も根強く残っています。
2025年12月の一部改良では、デザインやパワートレインはそのままに、衝突被害軽減ブレーキの検知対象拡大やプロアクティブドライビングアシストの追加など、運転を支える安全機能が強化されました。価格は2,300万円(税込)で、2018年の現行型発売時から大きく上がっています。なお、同じセンチュリーの名前でSUVタイプ(2,700万円)も販売されていますが、伝統的な社長車として選ばれるのは主にセダンです。格式を最優先したい大企業や、国内外の要人を送迎する機会がある会社に向いています。
2位 トヨタ クラウン(セダン)|取引先に気を使わせない役員車の定番
| メーカー | トヨタ自動車 |
|---|---|
| 価格(税込) | HEV G 649万9,900円/HEV Z 753万600円(2026年9月改良後) |
| パワートレイン | 2.5Lハイブリッド(FR)/燃料電池車(FCEV・Zのみ) |
| 燃費(WLTCモード) | HEV G 18.3km/L/HEV Z 18.0km/L |
| ボディサイズ | 全長5,030mm×全幅1,890mm×全高1,475mm |
| 乗車定員 | 5人 |
| 主な後席装備(Z) | リクライニング、シートヒーター・ベンチレーション、マッサージ、サンシェード、後席操作パネル |
| 向いている会社 | 中堅・中小企業の役員車、社長が自分で運転する日もある会社 |
- 「クラウン」の知名度で、取引先にも違和感なく受け入れられる
- ハイブリッドで燃費が18km/L台と良く、走行距離が多い役員車でも燃料代を抑えやすい
- 600万〜700万円台からと、センチュリーやレクサスLSより導入しやすい価格
- 2026年9月に追加された「G」は後席の快適装備が省かれており、役員車には不向き
- 全長5mを超えるため、古い立体駐車場では入らないことがある
- センチュリーほどの格式はなく、大企業の社長車としては控えめな印象になる
クラウンは、長年にわたって日本の役員車・社用車の定番であり続けてきた車です。現行の16代目ではSUVタイプなど4つのボディが用意されていますが、役員車として選ぶなら、後席の広さと乗り心地を重視した「クラウン(セダン)」が本命です。2.5Lハイブリッドと後輪駆動の組み合わせで、静かで滑らかな走りが特長です。
2026年9月の一部改良では、新たにエントリーグレード「HEV G」(649万9,900円)が追加されました。ただし、Gは後席のリクライニングやマッサージ、シートヒーター、サンシェードなどが省かれた「運転する人向け」の仕様です。役員を後席に乗せる役員車として使うなら、後席装備が充実した「Z」(HEV 753万600円)を選びましょう。燃料電池車(FCEV)のZも選べるので、環境への取り組みをアピールしたい会社にも向いています。
3位 トヨタ アルファード|後席を移動オフィスにできる広さ
| メーカー | トヨタ自動車 |
|---|---|
| 価格(税込) | 559万9,000円〜1,069万9,700円(2026年6月改良後) |
| 主なグレード | G/Z/Executive Lounge(エグゼクティブラウンジ) |
| パワートレイン | 2.5Lガソリン/2.5Lハイブリッド/プラグインハイブリッド(PHEV) |
| ボディサイズ | 全長4,995mm×全幅1,850mm×全高1,935mm |
| 乗車定員 | 7人 |
| 役員車向けの仕様 | Executive Lounge(HEV 2WD 864万9,300円、PHEV 1,069万9,700円)、Z PHEV(764万9,400円) |
| リース料金の例 | KINTO:Z ガソリン2WD・7年契約で月額59,510円(税込) |
- 室内の天井が高く、後席で立ち姿勢に近い姿勢で乗り降りできる
- 2列目のキャプテンシートで、移動中の打ち合わせ・仮眠・着替えがしやすい
- 多人数を一度に送迎でき、役員と秘書・来客の同乗にも対応できる
- セダンに比べると、格式を重んじる場面では「カジュアル」と受け取られることがある
- 全高が1.9mを超え、高さ制限のある機械式駐車場には入らないことが多い
- 人気車種のため、グレードや時期によっては納車まで時間がかかる
アルファードは、ここ10年ほどで役員車の主役がセダンからミニバンへ移るきっかけをつくった高級ミニバンです。室内高が高く、2列目に独立したキャプテンシートを備えるため、後席で足を伸ばしてくつろいだり、ノートパソコンを広げたりしやすいのが大きな魅力です。社長1人だけでなく、秘書や来客と一緒に移動する機会が多い会社では特に重宝します。
2026年6月の一部改良では、これまでExecutive LoungeだけだったPHEVに「Z」グレード(764万9,400円)が加わり、ハイブリッドの「G」も新設されました。役員車として選ぶなら、2列目にオットマンやテーブルを備えたExecutive Loungeか、エグゼクティブパワーシートを採用したZ PHEVが候補になります。購入だけでなくKINTOなどのサブスクリプションやリースも選びやすく、Z(ガソリン2WD)なら7年契約で月額59,510円(税込)という例もあります。
4位 レクサス LS|静かな後席で移動中も休める国産フラッグシップ
| メーカー | レクサス(トヨタ自動車) |
|---|---|
| 価格(税込) | 1,414万円(LS500h F SPORT 2WD)〜1,805万円(LS500h EXECUTIVE AWD) |
| パワートレイン | 3.5L V6ハイブリッド(2026年9月の改良でハイブリッドのLS500hに一本化) |
| ボディサイズ | 全長5,235mm×全幅1,900mm×全高1,450mm |
| 乗車定員 | 5人 |
| 役員車向けのグレード | EXECUTIVE(後席の快適装備が最も充実) |
| 最新の改良 | 2026年9月:ガソリンのLS500を廃止、足回りとボディ剛性を見直し、リアエンブレムを「LEXUS」の文字ロゴに変更、パノラマルーフを全車オプション設定に |
| 向いている会社 | 国産ブランドで静粛性と品格を両立したい会社 |
- ハイブリッドならではの静かさで、後席での電話や仮眠がしやすい
- 国産車トップクラスの品格がありながら、センチュリーほど目立たない
- レクサス販売店のアフターサービスが手厚く、法人でも相談しやすい
- 2026年9月の改良で価格が上がり、最安でも1,400万円を超える
- 現行型の登場から9年目を迎えており、今後の改良・モデルチェンジの動向を確認する必要がある
- 車高が低めで、ミニバンに比べると乗り降りの際にかがむ必要がある
レクサスLSは、トヨタの高級ブランド・レクサスのフラッグシップセダンです。現行の5代目は2017年に登場し、2026年9月の一部改良でガソリン車のLS500が廃止され、3.5L V6ハイブリッドのLS500hに一本化されました。あわせてボディ剛性や電子制御サスペンション、ステアリングの味付けも見直され、乗り心地がさらに磨かれています。
役員車として選ぶなら、後席のリクライニングやオットマン、マッサージ機能を備えた「EXECUTIVE」が第一候補です。価格は1,414万円〜1,805万円(税込)で、2025年9月の改良時より上がっています。センチュリーほど格式張らず、それでいて国産の最上級セダンとして十分な品格があるため、上場企業の役員車や、海外のゲストを迎える会社にも向いています。
5位 メルセデス・ベンツ Sクラス|輸入車の役員車で選ばれ続ける高級セダン
| メーカー | メルセデス・ベンツ(メルセデス・ベンツ日本) |
|---|---|
| 価格(税込) | S 450 d 4MATIC 1,598万円/S 500 4MATIC 1,708万円/S 500 4MATIC long 2,136万円/S 580 4MATIC long 2,365万円 |
| パワートレイン | 3.0L直6ディーゼル/ガソリン(ISG:マイルドハイブリッド) |
| ボディ | 標準ボディ(全長5,195mm)とロングボディ |
| 乗車定員 | 5人 |
| 最新の改良 | 2026年:部品の50%超を刷新した過去最大規模の改良、イルミネーテッドグリルを初採用 |
| 向いている会社 | 外資系企業、海外との取引が多い会社 |
- 世界中の要人が乗る高級セダンとして、海外のゲストにも通じるブランド力がある
- 後席を重視するなら、ホイールベースを伸ばしたロングボディを選べる
- 最新の運転支援システムや安全装備が充実している
- ロングボディは2,000万円を超え、輸入車のため部品代や修理費も高くなりやすい
- 標準ボディでは後席の足元が国産ミニバンより狭く感じることがある
- 国内の取引先によっては、国産車のほうが好まれる場合もある
Sクラスは、メルセデス・ベンツの最上級セダンです。世界各国のエグゼクティブや政府関係者の公用車としても使われており、海外のゲストを迎える会社や外資系企業の役員車として高い支持を集めています。2026年には部品の半分以上を刷新した過去最大規模の改良が行われ、Sクラスとして初めて光るラジエーターグリルが採用されました。
役員車として後席に人を乗せるなら、ロングボディ(long)がおすすめです。価格はS 500 4MATIC longで2,136万円、S 580 4MATIC longで2,365万円(いずれも税込)と高額になりますが、後席の足元が広く、リクライニングやマッサージなどの快適装備も選べます。ディーゼルのS 450 d 4MATICは燃料代を抑えやすく、長距離移動が多い役員車にも向いています。
6位 レクサス LM|4人乗り仕様で後席の居住性を最優先できる
| メーカー | レクサス(トヨタ自動車) |
|---|---|
| 価格(税込) | LM500h version L(6人乗り)1,520万円/LM500h EXECUTIVE(4人乗り)2,030万円 |
| パワートレイン | 2.4Lターボハイブリッド(275PS)・4WD |
| ボディサイズ | 全長5,125mm(ホイールベース3,000mm) |
| 乗車定員 | 6人/4人 |
| 役員車向けの装備 | EXECUTIVE:前席と後席を仕切るパーティション、48インチの大型ワイドディスプレイ、後席の独立シート |
| 最新の改良 | 2026年4月に一部改良 |
| 向いている会社 | 後席を移動中の役員室として使いたい会社、VIPの送迎が多い会社 |
- 4人乗りのEXECUTIVEは、運転席との間を仕切って後席を個室のように使える
- ミニバンの広さとレクサスの品質・静粛性を両立している
- 6人乗りのversion Lなら、役員と秘書・来客の同乗にも対応できる
- 4人乗りは2,000万円を超え、アルファードの上級グレードより大幅に高い
- 全長5.1m超・全高も高く、駐車場や車寄せの条件を選ぶ
- 4人乗りは乗車人数が限られ、多人数の送迎には向かない
レクサスLMは、アルファード/ヴェルファイアをベースに、レクサスが後席の快適性を最優先して仕立てた高級ミニバンです。最上級の4人乗り「EXECUTIVE」は、運転席と後席の間をパーティションで仕切り、48インチの大型ディスプレイを備えるなど、まさに「走る役員室」と呼べるつくりになっています。
2026年4月の一部改良後は、6人乗りのversion L(1,520万円)と4人乗りのEXECUTIVE(2,030万円)の2タイプが用意されています(いずれも税込)。社長1人の移動が中心で、車内で機密性の高い電話や打ち合わせをする機会が多いならEXECUTIVE、秘書や来客と一緒に乗ることが多いならversion Lが向いています。セダンでは物足りないけれど、アルファードより一段上の質感がほしいという会社におすすめです。
7位 トヨタ ヴェルファイア|アルファードより走りを重視したい役員向け
| メーカー | トヨタ自動車 |
|---|---|
| 価格(税込) | 694万7,600円〜1,089万9,900円(2026年6月改良後) |
| 主なグレード | Z Premier/Executive Lounge |
| パワートレイン | 2.4Lターボ(ガソリン)/ハイブリッド/プラグインハイブリッド(PHEV) |
| 乗車定員 | 7人 |
| 最新の改良 | 2026年6月:新色「ニュートラルブラック」を追加、Executive Loungeの内装加飾をブロンズスパッタリングに統一 |
| 向いている会社 | 社長が自分で運転する日もあるオーナー企業 |
- 2.4Lターボを選べ、アルファードより力強くスポーティーな走りが楽しめる
- アルファードと同じ広い室内で、後席の快適性は役員車として十分
- 精悍なデザインで、若い経営者やベンチャー企業の役員車にも合う
- 最安でも約695万円と、アルファードより入口の価格が高い
- ガソリンのターボ車は、ハイブリッドに比べて燃料代がかかる
- 見た目の迫力が強く、落ち着いた印象を求める会社には合わないことがある
ヴェルファイアは、アルファードの兄弟車にあたる高級ミニバンです。室内の広さや後席の装備はアルファードと共通しながら、専用の2.4Lターボエンジンや引き締まった足回りで、走りの良さを重視した性格になっています。役員を後ろに乗せるだけでなく、社長自身がハンドルを握る日もあるオーナー企業に向いています。
2026年6月の一部改良では、全グレードに新色のニュートラルブラックが追加され、Executive Loungeの内装加飾も見直されました。価格は694万7,600円〜1,089万9,900円(税込)です。役員車としては、黒のボディにExecutive Loungeの組み合わせなら、格式と快適性を両立できます。
8位 BMW 7シリーズ|後席の快適装備が充実したラグジュアリーセダン
| メーカー | BMW(ビー・エム・ダブリュー株式会社) |
|---|---|
| 価格(税込) | 740i・740d xDrive 1,666万円/i7 xDrive60 1,828万円/i7 M70 xDrive 2,284万円(2025年11月版の公式価格表) |
| パワートレイン | ガソリン/ディーゼル/電気自動車(i7) |
| 乗車定員 | 5人 |
| 役員車向けの装備 | 後席の大型シアター・スクリーン(オプション)、エグゼクティブ・ラウンジ・シート(オプション) |
| 最新の動き | 改良型の「The New 7シリーズ」を2026年秋以降に日本導入予定(優先商談を受付中) |
| 向いている会社 | EVや最新のデジタル装備を取り入れたい会社 |
- 同じボディでガソリン・ディーゼル・電気自動車(i7)から選べる
- 後席の大型スクリーンなど、移動中のエンターテインメント・作業環境が充実
- ドイツ車らしい安定した走りで、高速道路での長距離移動も快適
- 改良型の日本導入を控えており、購入時期によって仕様や価格が変わる可能性がある
- 人気の後席装備はオプションが多く、総額が上がりやすい
- 輸入車のため、修理や部品の手配に時間がかかることがある
BMW 7シリーズは、BMWの最上級セダンです。現行モデルは同じボディでガソリン・ディーゼル・電気自動車(i7)を選べるのが大きな特長で、環境への取り組みを示したい会社なら、EVのi7を役員車にするという選択肢もあります。オプションで後席の天井から大型スクリーンを下ろせる装備も用意されており、移動中に映像会議や資料確認がしやすいつくりです。
BMW公式サイトでは、改良型の「The New BMW 7シリーズ」を2026年秋以降に日本へ導入する予定としており、優先商談の受付が行われています。2025年11月版の公式価格表では740i・740d xDriveが1,666万円、i7 xDrive60が1,828万円(税込)でしたが、新しいモデルの価格や仕様はディーラーで最新の情報を確認してください。
9位 メルセデス・マイバッハ Sクラス|来賓送迎にも使える最上級の後席空間
| メーカー | メルセデス・ベンツ(メルセデス・ベンツ日本) |
|---|---|
| 価格(税込) | Mercedes-Maybach S 580(ISG)3,415万円/S 680 3,934万円 |
| 発売 | 2026年9月15日(新型) |
| パワートレイン | V8(ISG)/V12 |
| ボディ | Sクラスのロングボディよりホイールベースが180mm長い専用ボディ |
| 最新の改良 | 部品の50%以上を新規開発・再設計、自社開発のOS「MB.OS」を搭載 |
| 向いている会社 | 国内外のVIPを送迎する機会が多い会社 |
- Sクラスのロングよりさらに180mm長いホイールベースで、後席の足元が圧倒的に広い
- 後席の快適装備が最上級で、VIPの送迎でも最高のもてなしができる
- 2026年9月に新型が発売され、最新の安全装備・デジタル機能を備える
- 3,400万円を超える価格で、役員車としては一部の企業に限られる
- 大型ボディのため、利用できる駐車場や道路を選ぶ
- 「豪華すぎる」と社内外に受け取られないか、慎重な判断が必要
メルセデス・マイバッハ Sクラスは、Sクラスをベースにした世界最高峰クラスのショーファードリブン(運転手付きで乗る車)です。ホイールベースはSクラスのロングボディよりさらに180mm長く、その分すべてを後席の広さに充てています。後席はリクライニングやフットレストを備え、飛行機のファーストクラスのようにくつろげる空間です。
2026年9月15日には新型が発売され、S 580(ISG)が3,415万円、S 680が3,934万円(税込)となっています。毎日の役員送迎に使うには高価ですが、国内外の要人や重要な来賓を送迎する機会が多い会社、ホテルや迎賓用の車を必要とする企業にとっては、ほかに代わりのない1台です。
10位 レクサス LX|悪路や雪道の多い地域でも頼れる大型SUV
| メーカー | レクサス(トヨタ自動車) |
|---|---|
| 価格(税込) | LX600 1,450万円〜/LX700h 1,590万円〜/LX700h EXECUTIVE 2,100万円(2025年3月改良時) |
| パワートレイン | 3.5L V6ツインターボ/同エンジンのパラレルハイブリッド(LX700h) |
| 駆動方式 | フルタイム4WD |
| 乗車定員 | グレードにより4人〜7人(EXECUTIVEは4人乗り) |
| 役員車向けのグレード | EXECUTIVE(後席を2席にしてリクライニングとオットマンを備えた4人乗り) |
| 向いている会社 | 雪国・山間部に拠点がある会社、工場や現場を回る役員 |
- ランドクルーザー譲りの悪路走破性で、雪道や未舗装路でも安心して移動できる
- 4人乗りのEXECUTIVEは、SUVでありながら後席の快適性が高い
- 車高が高く見晴らしがよいため、長距離移動でも疲れにくい
- 車両重量が重く、燃料代や自動車重量税などの維持費がかかる
- セダンやミニバンに比べ、乗り降りの際に段差が大きい
- 都市部だけで使う役員車としては、性能を持て余しやすい
レクサスLXは、ランドクルーザーをベースにしたレクサスの最上級SUVです。本格的な4WD性能と高級車の快適性を両立しているため、雪の多い地域や山間部に工場・拠点がある会社、現場を回ることの多い役員の移動に向いています。2025年3月にはレクサス初のパラレルハイブリッド「LX700h」が追加されました。
役員車として選ぶなら、後席を2席の独立シートにした4人乗りの「EXECUTIVE」が候補です。リクライニングやオットマンを備え、SUVでもショーファーカーとして使える仕様になっています。価格は2025年3月の改良時点でLX600が1,450万円から、LX700h EXECUTIVEが2,100万円(税込)です。都市部の移動が中心ならセダンやミニバンのほうが扱いやすいので、使う地域と道路状況で判断しましょう。
役員の社用車におすすめの車を選ぶ6つのポイント
役員車は、価格の高い車を選べばよいというものではありません。会社の規模や取引先との関係、使う場所に合っているかが大切です。ここでは、車種を決める前に確認しておきたい6つのポイントを紹介します。
- 取引先や親会社の役員車とグレードのバランスを取る
- 後部座席の広さと乗り降りのしやすさ
- 走行距離が多いならハイブリッドで燃料代を抑える
- ボディカラーは黒・濃紺が基本
- 駐車場の長さ・幅・重量制限を先に確認する
- 納車までの期間と在庫車・中古車の検討
取引先や親会社の役員車とグレードのバランスを取る
役員車選びで意外と見落とされがちなのが、取引先や親会社とのバランスです。たとえば、親会社の社長がクラウンに乗っているのに子会社の社長がセンチュリーに乗っていると、社内外で違和感を持たれることがあります。主要な取引先を訪問するときに、相手の役員車より格上の車で乗りつけるのも避けたいところです。
目安としては、大企業・上場企業の社長ならセンチュリーやレクサスLS、Sクラス、中堅・中小企業の社長ならクラウン(セダン)やアルファードが選ばれやすい傾向にあります。迷ったときは、業界内で同規模の会社がどの車を使っているかを参考にするとよいでしょう。
後部座席の広さと乗り降りのしやすさ
役員車は後部座席に乗る人のための車なので、後席の足元の広さ・シートの調整機能・乗り降りのしやすさを必ず確認しましょう。販売店で試乗するときは、運転席ではなく後部座席に実際に乗ってみるのがポイントです。
- 足を組んだり伸ばしたりできるだけの足元の広さがあるか
- 後席のリクライニング、シートヒーター・ベンチレーション、マッサージ機能があるか
- スーツ姿でも頭をぶつけずに乗り降りできるか(年配の役員なら特に重要)
- 後席から空調やオーディオ、サンシェードを操作できるか
セダンは車高が低いぶん乗り降りでかがむ必要があり、ミニバンは天井が高く立ったまま近い姿勢で乗り込めます。役員の年齢や体格、着物やドレスで乗る来賓がいるかどうかも考えて選びましょう。
走行距離が多いならハイブリッドで燃料代を抑える
役員車は、毎日の送迎に加えて取引先訪問や出張で、年間の走行距離が1万〜2万kmを超えることも珍しくありません。走行距離が多い会社ほど、ハイブリッド車を選ぶメリットが大きくなります。
たとえば、クラウン(セダン)のハイブリッドはWLTCモード燃費が18km/L台です。燃費10km/Lの車と比べると、年間2万km走る場合、ガソリン代が1Lあたり170円として年間で約15万円の差になります(2万km÷10km/L×170円=34万円、2万km÷18km/L×170円≒18.9万円)。ハイブリッドは静かで振動も少ないため、後席での電話や仮眠がしやすいという利点もあります。
ボディカラーは黒・濃紺が基本
役員車のボディカラーは、黒が基本、次いで濃紺やダークグレーなどの落ち着いた色が選ばれます。冠婚葬祭やフォーマルな式典にも違和感なく使え、どの取引先を訪問しても失礼がないためです。
一方で、黒は細かな洗車傷や汚れが目立ちやすい色でもあります。役員車は常にきれいな状態を保つことが求められるため、こまめな洗車やコーティングの手配も含めて管理方法を決めておきましょう。白やシルバーは汚れが目立ちにくい反面、フォーマルな場面ではやや軽い印象になることがあります。
駐車場の長さ・幅・重量制限を先に確認する
見落としやすいのが駐車場のサイズです。役員車は全長5mを超える車が多く、本社ビルの機械式駐車場や取引先の駐車場に入らないというトラブルが起こりがちです。
| 車種 | 全長 | 全幅 | 全高 |
|---|---|---|---|
| センチュリー | 5,335mm | 1,930mm | 1,505mm |
| レクサス LS | 5,235mm | 1,900mm | 1,450mm |
| Sクラス(標準ボディ) | 5,195mm | 1,920mm | 1,505mm |
| クラウン(セダン) | 5,030mm | 1,890mm | 1,475mm |
| アルファード | 4,995mm | 1,850mm | 1,935mm |
機械式駐車場は、全長・全幅・全高だけでなく重量にも制限があるのが一般的です。車種を決める前に、本社や役員の自宅、よく訪問する取引先の駐車場の制限を確認しておきましょう。ミニバンは全長が短めでも全高が高いため、高さ制限のある駐車場には入らないことが多い点に注意が必要です。
納車までの期間と在庫車・中古車の検討
人気の高級車は、注文してから納車まで数か月以上かかることがあります。役員の就任や事務所の移転に合わせて役員車を用意したい場合は、早めに販売店へ相談しましょう。トヨタやレクサスの公式サイトでは、車種ごとの工場出荷時期の目安が公開されています。
すぐに必要な場合は、販売店の在庫車や、走行距離の少ない中古車(認定中古車)も選択肢です。中古車は新車より早く手に入り、価格も抑えられます。さらに、後で解説するように中古車は減価償却の期間が短くなるため、経費の計上を早められるという税務上の特徴もあります。
アルファードが役員車に選ばれる理由|セダンとどちらがいい?
ここ数年、役員車としてアルファードをはじめとする高級ミニバンを選ぶ会社が大きく増えています。セダンが中心だった役員車の世界で、なぜミニバンが選ばれるようになったのか、セダンとどちらを選ぶべきかを解説します。
車内で打ち合わせや仮眠ができる
アルファードが選ばれる最大の理由は、後席を「移動するオフィス」や「休憩室」として使えることです。室内の天井が高く、2列目の独立シートはリクライニングやオットマンを備えているため、移動中にパソコンで作業したり、足を伸ばして仮眠をとったりできます。
| 役員車として選ぶなら | Executive Lounge(HEV・PHEV)、Z PHEV |
|---|---|
| 2列目シート | Executive Loungeはオットマン・テーブル付きのエグゼクティブラウンジシート、Z PHEVはエグゼクティブパワーシート |
| 価格(税込) | Z PHEV 764万9,400円/Executive Lounge HEV 2WD 864万9,300円/Executive Lounge PHEV 1,069万9,700円 |
| 乗車定員 | 7人(役員+秘書・来客の同乗も可能) |
| 役員車ならではの使い方 | 車内での打ち合わせ、移動中の仮眠、着替え、複数人の来賓送迎 |
- 役員と秘書が向かい合わずに並んで座り、資料を確認しながら移動できる
- 天井が高く、立ち姿勢に近い姿勢で乗り降りでき、年配の役員の負担が少ない
- PHEVなら静かな電気走行の割合が増え、車内での電話や会議がしやすい
- 格式の高い式典や官公庁訪問では、セダンのほうがふさわしい場面がある
- 全高が高く、高さ制限のある駐車場に入らないことが多い
- 最上級のExecutive Lounge PHEVは1,000万円を超える
移動中にWeb会議に参加したり、次の商談に向けて秘書と打ち合わせをしたりと、車内で仕事をする時間が長い役員ほど、ミニバンの広さが役立ちます。また、ゴルフや出張で荷物が多いときも、荷室に余裕があるのは便利です。
PHEVのZやExecutive Loungeは、短い距離なら電気だけで走れるため、エンジン音が少なく、静かな車内で電話をかけたい役員にも向いています。
セダンが向く会社・ミニバンが向く会社
セダンとミニバンのどちらがよいかは、役員車を使う場面で決めるのが基本です。それぞれが向いている会社の特徴を表にまとめました。
| 比較項目 | セダン(センチュリー・クラウン・LSなど) | ミニバン(アルファード・LMなど) |
|---|---|---|
| 格式・フォーマルさ | 高い(式典・官公庁訪問にも合う) | やや控えめ(ビジネスでは十分) |
| 後席の広さ | 足元は広いが天井は低め | 天井が高く、足を伸ばせる |
| 乗り降り | かがむ必要がある | 立ち姿勢に近い姿勢で乗れる |
| 車内での作業・仮眠 | 可能(大型セダンなら快適) | 非常にしやすい |
| 乗車人数 | 後席は2〜3人 | 後席に複数人が座れる |
| 駐車場 | 全長に注意 | 全高に注意 |
取引先との関係や業界の慣習で格式を重んじるならセダン、移動中の生産性や快適性を重視するならミニバンが向いています。たとえば、金融機関や老舗企業、官公庁との取引が多い会社ではセダンが無難です。一方、IT企業や中小企業のオーナー社長で、移動中も働きたい・休みたいという方にはミニバンが選ばれています。
2台以上の役員車を持てる会社なら、社長用にセダン、来客送迎や複数役員の移動用にミニバンと使い分けるのもよい方法です。
役員車を導入するメリット
役員車の導入には、費用がかかる一方で、時間・安全・税務・対外的な信頼の面で大きなメリットがあります。代表的な4つを見ていきましょう。
移動時間を仕事や休息にあてられる
役員車の最大のメリットは、移動時間をそのまま仕事や休息の時間に変えられることです。運転手が運転する車なら、後部座席でメールの返信、資料の確認、電話会議などができます。
たとえば、1日2時間の移動がある役員なら、年間240日の稼働で約480時間を車内で過ごす計算です。この時間を作業や休息にあてられれば、役員の生産性や体調管理に大きく役立ちます。電車移動と違い、周囲を気にせず機密性の高い電話ができるのも役員車ならではの利点です。
役員が自分で運転する事故リスクを減らせる
経営者が自分で運転すると、疲れや考えごとによる不注意、会食後の帰宅といったリスクがつきまといます。経営トップが事故を起こせば、ケガや損害賠償だけでなく、会社の信用や事業の継続にも影響しかねません。
運転のプロに任せれば、役員自身が運転することによる事故のリスクを大きく減らせます。特に高齢の経営者や、長距離の移動が多い役員の場合、運転を任せることは安全面で大きな意味があります。
車両代や維持費を会社の経費にできる
業務で使う役員車は、車両代を減価償却費として、ガソリン代・保険料・駐車場代・車検代なども会社の経費として計上できます。リースの場合は、毎月のリース料を経費として処理するのが一般的です。
ただし、経費にできるのは業務で使った分です。私的な利用が多いと、その分は役員への給与(経済的利益)として扱われる可能性があります。詳しくは「役員車の私用・通勤利用はどこまでOK?」の章で解説します。
来客の送迎で会社の印象がよくなる
取引先の役員や海外からのゲストを、駅や空港まで役員車と運転手で迎えに行くと、「大切にされている」という印象を持ってもらいやすくなります。会食後に自宅やホテルまで送ることも、相手にとってうれしい心づかいです。
きちんと手入れされた車と、身だしなみやマナーの整った運転手がそろってはじめて、会社の印象アップにつながります。車だけでなく、運転手の質にも目を向けておきましょう。
役員車のデメリット|維持費と運転手の手間が続く
役員車にはメリットがある一方で、導入後もずっと続く費用と手間があります。導入前に、次の3つのデメリットを把握しておきましょう。
車両代・保険料・駐車場代が毎年かかる
役員車は、車両代だけでなく維持費が毎年かかり続けることを忘れてはいけません。主な費用は次のとおりです。
| 費用 | 内容 | 注意点 |
|---|---|---|
| 自動車税(種別割) | 排気量に応じて毎年課税 | 大排気量の高級車ほど高い |
| 自動車重量税・車検費用 | 車検ごとに支払い | 車両重量が重いほど高い |
| 任意保険料 | 対人・対物・車両保険など | 高額車は車両保険料も高くなる |
| 駐車場代 | 本社・役員宅などの駐車場 | 都心は月数万円になることも |
| 燃料代 | ガソリン・軽油・電気代 | 走行距離が多いほど差が出る |
| メンテナンス費 | オイル交換・タイヤ・洗車など | 輸入車は部品代が高い傾向 |
特に都心部では駐車場代が高く、役員車1台のために月数万円の駐車場代がかかることもあります。車両価格だけでなく、5年間・7年間といった使用期間での総額で比較することが大切です。
運転手を確保し続ける人件費と労務管理
役員車を運転手付きで使う場合、運転手の人件費と労務管理が最も大きな負担になりがちです。運転手を自社で雇うと、給与のほかに社会保険料、残業代、採用費、教育費がかかります。
役員の予定に合わせて早朝や夜の待機が発生しやすく、長時間労働にならないよう勤務時間を管理する必要もあります。運転手が急に休んだときの代わりをどうするか、退職したときに次の人をどう探すかも、あらかじめ考えておかなければなりません。こうした負担を減らす方法は、記事の後半「役員車の運転手は誰に頼む?」で紹介します。
私的利用が多いと税務上の指摘を受けやすい
役員車は高額なうえ、役員が日常的に使えるため、税務調査で私的利用を指摘されやすいという面があります。休日の家族旅行やゴルフ、私的な買い物などに頻繁に使っていると、その分の費用が経費として認められず、役員への給与として扱われる可能性があります。
運行記録や車両管理のルールを整えておけば、こうしたリスクを抑えられます。具体的な対策は、次の「購入・ローン・リース」の章のあとで詳しく解説します。
役員車は購入・ローン・リースのどれがお得?
役員車の導入方法には、一括購入・ローン・カーリースの3つがあります。どれが得かは、手元資金の状況や使う期間、事務処理の手間をどれだけ減らしたいかで変わります。
| 導入方法 | 初期費用 | 総額 | 事務処理 | 向いている会社 |
|---|---|---|---|---|
| 一括購入 | 車両代を全額 | 最も安い | 税金・車検などを自社で手配 | 資金に余裕があり、長く乗る会社 |
| ローン | 頭金のみ(0円も可) | 利息分が上乗せ | 一括購入と同じ | 手元資金を残したい会社 |
| カーリース | 原則0円 | 割高になりやすい | 税金・車検などを月額にまとめられる | 管理の手間を減らしたい会社 |
一括購入は総額をいちばん抑えやすい
一括購入は、利息やリース会社の手数料がかからないため、支払い総額をいちばん抑えやすい方法です。車は会社の資産になり、使う期間や走行距離に制限もありません。
一方で、数百万〜数千万円の資金を一度に支払うことになるため、手元資金が大きく減ります。購入した年度に全額を経費にできるわけではなく、耐用年数に応じて減価償却で少しずつ経費にしていく点も押さえておきましょう。
ローンは手元資金を残せるが利息がかかる
ローンは、手元資金を残しながら役員車を購入できる方法です。車は会社の資産になり、減価償却も一括購入と同じように行えます。
ただし、利息が上乗せされるぶん総額は一括購入より高くなります。ディーラーローンと銀行の事業融資では金利が異なるため、複数の方法で見積もりを取って比較しましょう。残価設定型ローンを使えば月々の支払いを抑えられますが、最終回の支払い方法(買い取り・返却・乗り換え)も含めて検討が必要です。
カーリースは事務処理が楽だが総額は高くなりやすい
カーリースは、初期費用なしで導入でき、税金・車検・メンテナンスの費用を月額にまとめられるのが魅力です。毎月の支払いが一定なので予算を立てやすく、リース料は経費として処理しやすいという利点もあります。アルファードなら、KINTOのZ(ガソリン2WD)7年契約で月額59,510円(税込)という例があります。
一方、リース会社の利益や金利が含まれるため、支払い総額は一括購入より高くなりやすく、原則として途中解約もできません。走行距離の上限が設けられていることが多いので、走行距離が多い役員車では契約条件をよく確認しましょう。また、上場企業などに適用される新しいリース会計基準が2027年4月以降に始まる事業年度から適用されるため、該当する会社は経理担当者と処理方法を確認しておくと安心です。
新車と中古車で減価償却の年数が変わる
購入した役員車は、耐用年数にわたって減価償却します。普通自動車の法定耐用年数は新車で6年です。法人で償却方法を届け出ていない場合は定率法で計算し、6年の定率法の償却率は0.333です(減価償却の計算方法は国税庁の減価償却資産の償却限度額の計算方法で確認できます)。
中古車の場合は、経過年数に応じて耐用年数が短くなります。国税庁の中古資産の耐用年数によると、簡便法では「(法定耐用年数−経過年数)+経過年数×20%」で計算し、法定耐用年数をすべて経過している場合は「法定耐用年数×20%」となります(2年未満は2年)。
| 車の状態 | 耐用年数 | 計算 |
|---|---|---|
| 新車(普通自動車) | 6年 | 法定耐用年数 |
| 2年落ちの中古車 | 4年 | (6−2)+2×0.2=4.4 → 4年 |
| 4年落ちの中古車 | 2年 | (6−4)+4×0.2=2.8 → 2年 |
| 6年以上経過した中古車 | 2年 | 6×0.2=1.2 → 2年(最短) |
耐用年数2年の定率法の償却率は1.000のため、4年落ち以上の中古車は、事業年度の期首に取得すれば1年で取得価額のほぼ全額を経費にできます。ただし、期の途中で取得した場合は月割りになります。節税だけを目的に高額な中古車を購入すると、資金繰りを圧迫したり、税務調査で業務上の必要性を問われたりすることもあるため、顧問税理士と相談したうえで判断しましょう。
役員車の私用・通勤利用はどこまでOK?税金の注意点
役員車でもっとも注意したいのが私的利用の扱いです。どこまでが業務で、どこからが私用なのかをはっきりさせておかないと、税務調査で経費を否認されることがあります。
役員車で通勤するのは問題ない?
役員が自宅と会社の間を役員車で送迎してもらうことは、一般に業務に付随する利用として扱われることが多く、多くの会社で行われています。役員の安全確保や移動中の業務を理由に、通勤も含めて役員車を使うのは珍しいことではありません。
ただし、役員の自宅が会社から極端に遠い、別荘から通っているなど、業務上の必要性を説明しにくいケースでは注意が必要です。社内規程で「役員の通勤に役員車を使用できる」と定めておくと、扱いがはっきりします。
休日のプライベート利用は役員給与とみなされることがある
休日の家族旅行や私的なゴルフ、買い物などに役員車を使った場合、その利用分は役員への経済的利益(給与)とみなされる可能性があります。給与とみなされると、会社側では損金に算入できない場合があり、役員本人にも所得税がかかります。
国税庁の役員に対する給与の解説では、損金に算入できる役員給与の一つとして「継続的に供与される経済的利益のうち、その供与される利益の額が毎月おおむね一定であるもの」が挙げられています。私的利用がある場合の具体的な処理は会社ごとの状況で変わるため、私的利用分の費用を役員に負担してもらう、私用時は個人の車を使うなど、ルールを決めたうえで税理士に確認しましょう。
運行記録をつけて業務利用を説明できるようにする
税務調査で役員車の業務利用を説明するためには、運行記録(運転日報)をつけておくことが最も有効です。最低限、次の項目を記録しておきましょう。
- 利用日・出発時刻と帰着時刻
- 行き先(訪問先の会社名・場所)と利用目的
- 乗車した役員・同乗者
- 走行距離(出発時・帰着時のメーター)
- 給油の日時と量、高速道路・駐車場の利用料金
運転手がいる場合は、運転手に毎日の記録を任せるのが確実です。車載のドライブレコーダーやテレマティクスサービスを使うと、走行履歴を自動で残すこともできます。
役員車を導入する前に決めておきたい社内ルール
役員車を導入する前に、使う人・使い方・事故時の対応などのルールを決めておくと、トラブルや税務上の指摘を防げます。特に押さえておきたい3つのポイントを解説します。
車両管理規程で使える人と使える場面を決める
役員車を導入するなら、車両管理規程で「誰が」「どんな場面で」使えるのかを明文化しておきましょう。規程に盛り込みたい主な項目は次のとおりです。
- 役員車を使用できる役員・社員の範囲
- 使用できる場面(業務・通勤・来客送迎など)と私的利用の可否
- 運転する人(専属運転手・外部に頼む運転手・役員本人)の範囲
- 運行記録のつけ方と保管期間
- 事故・違反があったときの報告ルールと費用負担
ルールがあいまいだと、私的利用の線引きで社内外の疑念を招いたり、事故のときに責任の所在が不明確になったりします。役員車1台でも、規程をつくっておくことをおすすめします。
安全運転管理者の選任とアルコールチェック
役員車を含めて、白ナンバーの車を乗車定員11人以上の車1台以上、またはその他の車5台以上使用している事業所では、安全運転管理者を選任しなければなりません(自動二輪車は1台を0.5台として計算)。制度の詳細は警察庁の安全運転管理者制度のページで確認できます。
安全運転管理者を選任した事業所では、運転前後の運転者の酒気帯びの有無を目視等とアルコール検知器で確認し、記録を1年間保存することが義務付けられています。警察庁の安全運転管理者の業務の拡充等にまとめられているとおり、アルコール検知器を使った確認は2023年12月から義務化されています。役員車の運転手も対象になるため、社用車の台数が基準に達している会社は確認の体制を整えておきましょう。
事故が起きたときの連絡先と保険の範囲
役員車で事故が起きたときに慌てないよう、連絡の流れと保険の補償範囲を事前に決めておきましょう。
- 事故発生時の連絡先(警察・保険会社・社内の担当者・役員の秘書)
- 任意保険で補償される運転者の範囲(役員本人・自社の運転手・外部に頼む運転手)
- 車両保険の有無と、修理中の代わりの車の手配方法
- 外部に運転を頼む場合、事故時の責任と費用負担を契約書でどう定めているか
特に、運転手を外部に頼む場合は、自社の任意保険が外部の運転手にも適用されるか(運転者限定特約の有無)を必ず確認しておきましょう。補償の対象外だと、事故が起きたときに大きな負担を抱えることになります。
役員車の運転手は誰に頼む?自社雇用・ハイヤー・外部委託を比較
役員車を用意しても、誰が運転するかが決まらなければ運用は始まりません。役員車の運転手を確保する方法は、大きく分けて次の3つです。
運転手を自社で雇う場合の費用と手間
運転手を自社で雇う場合、給与に加えて社会保険料・残業代・採用費・教育費がかかります。役員運転手の年収は300万〜600万円程度が目安とされ、会社が負担する社会保険料などを含めると、1人あたりの年間コストはさらに大きくなります。
自社で雇うメリットは、役員と相性のよい人を自分たちで選べることです。一方で、役員の予定に合わせた長時間の待機や早朝・深夜の勤務が発生しやすく、労働時間の管理が欠かせません。運転手が休んだときや退職したときの代わりを見つけるのも、自社雇用の大きな課題です。
ハイヤー会社の役員車サービスを使う場合
ハイヤー会社と契約すれば、車と運転手をセットで用意してもらえます。自社で車を持たずに済むため、車両の購入や管理の手間がかかりません。ハイヤーには、使うたびに予約する方法と、月単位で車と運転手を専属で契約する方法があります。
ただし、車両代や管理費も料金に含まれるため、毎日のように使うと費用は割高になりやすい傾向があります。また、車種や車の仕様は基本的にハイヤー会社が用意するものから選ぶことになり、自社の好みの車を使いたい場合には向きません。
自社の役員車に運転手だけ外部の専門会社から手配する場合
すでに役員車を持っている、またはこれから購入・リースする予定なら、車は自社で用意し、運転手だけを外部の専門会社に頼むという方法があります。運転手の採用・教育・労務管理を任せられるため、自社雇用の手間を大きく減らせます。
専門会社の多くは、毎日同じ運転手が担当する専属の契約と、会食やイベントの日だけ頼むスポットの契約を用意しています。運転手が休んだときに代わりの人を手配してもらえる会社も多く、自社雇用で起こりがちな「運転手が急に休んで役員が移動できない」という事態を防げます。役員運転手を頼める会社の料金や特徴は、東京で役員運転手を頼める会社の比較記事で詳しく紹介しています。
使う日数・時間で選ぶ目安
どの方法がよいかは、役員車を使う頻度と時間でおおよそ判断できます。
| 使い方 | おすすめの方法 | 理由 |
|---|---|---|
| 毎日・長時間使う | 自社雇用 または 外部の専門会社に専属で依頼 | 同じ運転手が継続して担当でき、役員との信頼関係を築きやすい |
| 週に数日・決まった曜日だけ使う | 外部の専門会社に依頼 | 必要な日だけ頼めて、自社雇用より人件費を抑えやすい |
| 会食・イベントなどスポットで使う | 外部の専門会社のスポット契約 または ハイヤー | 自社に車があれば運転手だけ、無ければハイヤーが手軽 |
| 車を持たずに済ませたい | ハイヤー | 車両の購入・管理が不要 |
自社で車を持ち、運転手を外部に頼む形は、車の好みを反映できて、運転手の確保や管理の手間も減らせるバランスのよい方法です。お抱え運転手の仕事内容や雇い方については、お抱え運転手とは?仕事内容や雇うメリット・デメリットも参考にしてください。
役員車に関するよくある質問
役員車の導入を検討している方から寄せられることの多い質問をまとめました。
- 役員車の購入費用はいくらくらいが相場?
- 社長車にセンチュリーを選ぶのは中小企業だと目立ちすぎる?
- 役員車の耐用年数は何年?
- 役員の自家用車を会社名義に変えてもいい?
- 役員車の任意保険は個人契約と会社契約のどちらにする?
- 役員車の運転手だけを短期間頼むことはできる?
役員車の購入費用はいくらくらいが相場?
役員車の価格は車種によって大きく異なりますが、中堅・中小企業なら600万〜1,000万円前後、大企業なら1,500万〜2,500万円前後が一つの目安です。クラウン(セダン)は649万9,900円から、アルファードは559万9,000円から、レクサスLSは1,414万円から、センチュリー(セダン)は2,300万円です(いずれも税込)。
このほかに登録諸費用・オプション・任意保険などがかかるため、車両価格の1〜2割程度は上乗せして予算を見ておくと安心です。
社長車にセンチュリーを選ぶのは中小企業だと目立ちすぎる?
センチュリーは日本の最高級車として知られているため、会社の規模や業界によっては目立ちすぎると受け取られることがあります。特に、取引先がクラウンやアルファードを使っている場合、自社だけがセンチュリーだと違和感を持たれるかもしれません。
一方で、老舗企業や地域の名士として知られる会社では、センチュリーがふさわしい場合もあります。迷ったときは、クラウン(セダン)のZやレクサスLSのように、品格がありながら控えめな車を選ぶのが無難です。
役員車の耐用年数は何年?
税務上の法定耐用年数は、普通自動車の新車で6年、軽自動車で4年です。中古車は経過年数に応じて短くなり、4年落ち以上の普通自動車なら2年になります。
実際の使用年数は会社によって異なりますが、役員車は5〜7年程度で入れ替える会社が多い傾向にあります。故障のリスクや、来客を乗せたときの印象を考えて、入れ替え時期を決めておきましょう。
役員の自家用車を会社名義に変えてもいい?
役員個人の車を会社が買い取って社用車にすることは可能です。ただし、買い取り価格は時価(中古車としての適正な価格)にする必要があります。相場より高く買い取ると、差額が役員への給与とみなされるおそれがあります。
買い取り後は、業務で使うことが前提です。名義を会社に変えたあとも休日に私的に使い続けていると、経費として認められない可能性があるため、車両管理規程と運行記録を整えておきましょう。
役員車の任意保険は個人契約と会社契約のどちらにする?
会社名義の役員車なら、任意保険も会社名義(法人契約)で加入するのが基本です。法人契約なら保険料を会社の経費として処理でき、事故のときも会社が契約者として対応できます。
社用車が10台以上ある会社は、まとめて契約するフリート契約で保険料の割引を受けられることがあります。運転手を外部に頼む場合は、運転者の範囲を限定しない契約にしておくなど、補償の対象から外れないよう注意しましょう。
役員車の運転手だけを短期間頼むことはできる?
できます。運転手を手配する専門会社の多くは、1日数時間のスポット利用や、数週間〜数か月の短期契約に対応しています。専属運転手が休む期間の代わりや、繁忙期・イベントの期間だけ運転手を増やしたい場合に便利です。
料金は、利用する時間や日数、早朝・深夜の有無などで変わるため、まずは見積もりを取って比較しましょう。個人で運転手を契約する場合の料金の目安は、専属運転手を個人契約するときの料金とメリット・デメリットでも解説しています。
役員車の運転手の依頼ならフィールドサービス
役員車を用意したあと、運転手をどうするかでお悩みなら、フィールドサービス株式会社にご相談ください。貴社でご用意いただいた役員車に、ビジネスシーンに合わせた運転士をご用意します。
フィールドサービスでできること
フィールドサービス株式会社では、貴社の役員車に、運転技術とビジネスマナーを身につけた運転士を手配しています。車の貸し出しは行っていないため、センチュリーでもアルファードでも、購入・リースした貴社の車をそのままお使いいただけます。
- 専属運転手:同じ運転士が継続して担当し、毎日の役員送迎に対応
- スポット・短期:運転士の急な欠勤時の代わり、会食やイベント、繁忙期の増便
- 付随業務:給油、ディーラーへの定期点検の回送、片道利用後の車庫への回送など
- 運転士が欠勤したときの代わりの手配や、万が一の事故の初期対応までまとめて対応
法人契約は80社以上、業務歴は31年を超え、在籍ドライバーは60名以上。全契約で秘密保持契約(NDA)を締結しているため、車内での電話や打ち合わせの内容が外に漏れる心配もありません。法人だけでなく、ご家族の送迎など個人のお客様のご利用も承っています。
・法人契約80社以上・業務歴31年超
・在籍ドライバー60名以上・最短1週間で手配
・全契約でNDAを締結
料金と対応エリア
| 料金 | ご利用条件に合わせた個別見積もり(見積もり・相談は無料) |
|---|---|
| 初期費用・解約手数料 | なし |
| 契約期間 | 柔軟に設定可能(条件が決まっていなくても概算見積もりOK) |
| 対応エリア | 東京都全域・神奈川・埼玉・千葉(エリア外もご相談ください) |
| 拠点 | 板橋本店・日本橋・西新宿・恵比寿・横浜 |
| 車両 | 貴社でご用意(車の貸し出しは行っていません) |
料金は、利用する日数や時間帯、業務の内容に合わせた個別見積もりです。初期費用や解約手数料はかからず、契約期間も柔軟に設定できます。「役員車の購入と一緒に、運転手の費用も含めた総額を知りたい」「まだ利用日数が決まっていないが概算だけ聞きたい」といったご相談も歓迎です。
相談から運転開始までの流れ
ご相談から運転開始までは、次のような流れで進みます。
- お問い合わせ:利用目的や希望の日数・時間帯をお知らせください
- ヒアリング・お見積もり:役員車の車種や送迎ルート、ご要望を伺い、お見積もりをご提示します
- ご契約:内容にご納得いただいたうえでご契約し、秘密保持契約(NDA)を締結します
- 運転開始:最短1週間で運転士を手配し、業務を開始します
役員車の導入と同時に運転手を決めておけば、納車したその日からスムーズに運用を始められます。お見積もり・ご相談は無料ですので、まずはお気軽にお問い合わせください。


