社用車の運転手を外部に頼むには?業務委託・ドライバー派遣の料金相場と選び方

社用車の運転手を外部に頼む料金相場と選び方|「社用車の運転手 外部に頼む 料金と選び方 依頼先はどう選ぶ?」の文字と、白手袋でハンドルを握る運転席の手元・セダンのドアを開けて案内する運転手

社用車はあるのに、運転する人がいない。役員車の運転手が退職する、社員が営業の合間に運転していて負担が大きい、来客の送迎だけ誰かに任せたい。こうした悩みを抱える総務・経営者の方は少なくありません。そんなときの選択肢が、社用車の運転手だけを外部の会社に頼む方法です。

ただ、外部に頼む方法には業務委託(運行管理の請負)・ドライバー派遣・ハイヤーといくつもの形があり、料金の考え方や、保険・安全運転管理の責任の持ち方も違います。よく分からないまま見積もりを取ると、「思っていたより高い」「頼みたい業務が契約に入っていなかった」ということにもなりかねません。

この記事では、社用車の運転手を確保する3つの方法を比べたうえで、社用車の運転手を任せられる主な依頼先6社を2026年10月時点の各社公式サイトの情報をもとに紹介します。あわせて、定期契約・スポット契約の料金相場、外部に頼むメリット・デメリット、自社の車に運転手だけを付けるときに決めておくこと、見積もり前の準備まで、依頼する側の目線でまとめました。

  • 社用車・役員車の運転手を外部に頼みたい総務・経営者の方
  • 業務委託とドライバー派遣・ハイヤーの違いを知りたい方
  • 運転手を外部に頼む料金相場を、自社で雇う場合と比べたい方
  • 保険やアルコールチェックなど、契約前に決めておくことを知りたい方

このような方は、ぜひ参考にしてください。

目次

社用車の運転手を確保する3つの方法

社用車の運転手を確保する方法は、大きく分けて自社で雇う・自社の車に運転手だけを付けてもらう・車両ごとハイヤーを契約するの3つです。まずは全体像を表で比べてみましょう。

方法車両運転手の雇用・管理費用の目安向いている会社
自社で運転手を雇う自社自社(採用・教育・労務管理)年収300万〜600万円程度+社会保険料など毎日長時間使い、運転手を長く固定したい
運転手だけ付けてもらう(業務委託・ドライバー派遣)自社外部の会社定期で月39万〜77万円程度/スポットは数時間1万円前後〜車はあるが、採用や労務管理の手間を減らしたい
ハイヤーを契約するハイヤー会社ハイヤー会社利用ごとに時間制・距離制で精算車を持たず、必要な日だけ使いたい
  1. 自社で運転手を雇う
  2. 自社の社用車に運転手だけを付けてもらう(業務委託・ドライバー派遣)
  3. 車両ごとハイヤーを契約する

自社で運転手を雇う

1つ目は、運転手を正社員や契約社員として自社で直接雇う方法です。運転手を自分たちの目で選べて、社内のルールや役員の好みも直接伝えられるのが強みです。長く勤めてもらえれば、役員の予定や好みのルートを知り尽くした頼れる存在になります。

一方で、求人広告・面接・入社後の研修はすべて自社で行う必要があります。役員の予定に合わせると早朝・深夜・休日の勤務も出やすく、労働時間や残業代、健康状態の管理まで会社の責任になります。運転手が1人しかいない場合、病気や退職のときに代わりがいない点も大きな弱点です。

役員運転手の年収は300万〜600万円程度が目安で、雇用先の規模や手当によって幅があります。仕事内容や雇い方の全体像は、お抱え運転手の仕事内容と雇うメリット・デメリットの記事でも詳しく解説しています。

自社の社用車に運転手だけを付けてもらう(業務委託・ドライバー派遣)

2つ目は、車は自社のものを使い、運転する人だけを外部の会社に手配してもらう方法です。運転手の採用・教育・給与・社会保険は外部の会社が担当するので、自社は使いたい日時と行き先を伝えるだけで済みます。

契約の形は、主に運行管理の請負(業務委託)と労働者派遣の2つです。請負は、運転業務そのものを外部の会社が請け負い、運転手への指示や勤務の管理もその会社が行います。派遣は、派遣会社に雇われた運転手が、依頼した会社の指示を受けて働く形です。どちらも「自社の車を外部の運転手が運転する」点は同じですが、誰が運転手に指示を出すのかが違います。

使い慣れた役員車をそのまま使える、車種や内装を自社好みにできる、急な欠勤でも代わりの運転手を手配してもらえる、といった点が魅力です。毎日の専属から、1日数時間のスポットまで選べる会社も増えています。

車両ごとハイヤーを契約する

3つ目は、運転手と車をセットで借りるハイヤーを使う方法です。車両の購入・リース、車検、保険、駐車場の確保がすべて不要で、使った分だけ支払えばよいのが最大のメリットです。月に数回の来客送迎や、年に数回のゴルフ・空港送迎なら、自社で車と運転手を抱えるよりも身軽に使えます。

ただし、毎日の役員送迎をハイヤーでまかなうと、時間制の料金が積み上がって割高になりやすい点に注意が必要です。車種や内装も選べる範囲に限られ、乗務員が毎回同じとは限りません。ハイヤーの車両は事業用(緑ナンバー)のため、通常のハイヤー契約で運転手だけを借りて自社の車を運転してもらうことはできず、その場合はハイヤー会社が別に用意している運行管理のサービスを使います。

社用車の運転手を任せられる主な依頼先6社

ここからは、社用車・役員車の運転手を任せられる主な依頼先6社を紹介します。ハイヤー大手が運営する運行管理サービスから、役員車の運行管理を専門にする会社、1日から頼める会社まで、自社の車に運転手を付けられる会社を選びました。いずれも2026年10月時点の各社公式サイトの情報です。

会社名契約の形料金の目安対応エリア任せられる範囲特徴
日本交通
日本交通
年間契約/スポット(1日〜1か月)要問い合わせ東京・関西運転・車両管理・運行計画・事故対応ハイヤー経験のある乗務員が原則固定で担当
国際自動車(国際ハイヤー)
国際自動車(国際ハイヤー)
定期(運行管理請負)/スポットは相談要問い合わせ首都圏・関西運転・整備・事故対応・労務管理社内運転手の転籍・出向にも対応
都自動車 ハイヤー
都自動車
定期契約/短期・代務/1日(法人・4時間〜)要見積もり東京(本社:千代田区神田錦町)運転・洗車・点検・整備の管理1949年設立。故障時は代車にハイヤーを用意
セーフティ
セーフティ
運行管理請負(本社営業部は派遣も扱う)要問い合わせ全国(本社・関西支店・中部ほか各営業所)運転・運行計画・車両整備・燃料・保険・事故処理代務員が常時待機。原則同社契約のフリート保険
株式会社オートシステム
オートシステム
運行管理請負(基本は実働8時間)個別見積もり(走行距離の加算なし)本社(東京)・大阪支社運転・日常点検・労務管理・事故処理1976年創業。在籍運転手750名以上・取引240社以上
おかかえ運転手株式会社
おかかえ運転手
1日〜年契約役員車 月39万円〜本社:東京都渋谷区(エリアは要問い合わせ)役員車・送迎バス・商用車・回送オンラインのドライバーマッチングで1日から依頼可

料金を公開していない会社が多いため、比べるときは「どこまでの業務が料金に含まれるか」「代わりの運転手や事故のときにどう動いてくれるか」を見積もりの段階で確認するのがおすすめです。

  1. 日本交通|ハイヤー大手でドライバーだけの手配も選べる
  2. 国際自動車|ハイヤーごとと運転手のみの2通りで契約できる
  3. 都自動車|専属の定期契約と代務向けの短期契約に対応
  4. セーフティ|運行管理を一括で請け負い事故処理まで任せられる
  5. オートシステム|社用車・役員車の運転と車両運行管理を請け負う
  6. おかかえ運転手|役員車から送迎バスまで幅広い車種のドライバーを手配

日本交通|ハイヤー大手でドライバーだけの手配も選べる

日本交通
運営会社日本交通株式会社
サービス名ドライバー派遣(運行管理請負)
年間契約要問い合わせ(ハイヤー乗務経験のあるドライバーが原則1名固定で担当)
スポット契約要問い合わせ(1日から1か月まで。週数日の不定期利用も可)
対応エリア東京(赤坂・銀座・中央の各営業所)・関西エリア
任せられる業務車両の運転・管理、運行計画、事故発生時の対応
支払い方法請求書による後払い/当日のカード・現金・チケット払い
問い合わせ0570-07-2151(平日9:00〜17:30)
メリット
  • ハイヤーで接遇や地理を身につけた乗務員が、自社の社用車を運転してくれる
  • 年間契約だけでなく、1日から1か月までのスポット契約も選べる
  • 車両の管理や事故対応まで含めてまとめて任せられる
デメリット
  • 料金は公式サイトに掲載されておらず、見積もりが必要
  • 対応は東京と関西が中心で、ほかの地域は個別に確認が必要

日本交通は、タクシー・ハイヤーの大手として知られる会社です。ハイヤー事業の一環として、お客様の車に乗務員を付けるドライバー派遣(運行管理請負)を行っており、車両の運転・管理から運行計画、万が一の事故対応までをトータルで請け負います。ハイヤー会社の車ではなく自社の社用車を使うので、使い慣れた車をそのまま活かせます。

年間契約では、ハイヤー乗務の経験があるドライバーが原則1名固定で担当します。一方、1日から1か月までのスポット契約にも対応しており、運転手の長期休暇の穴埋めや、出張・ゴルフなど不定期の利用にも頼めます。車を持っていない日はハイヤー、社用車がある日は運転手だけ、と同じ会社で使い分けられるのも大手ならではの便利さです。

国際自動車|ハイヤーごとと運転手のみの2通りで契約できる

国際自動車(国際ハイヤー)
運営会社国際ハイヤー株式会社(東京エリア)・国際自動車大阪(関西エリア)/kmグループ
サービス名ドライバー派遣・役員車運転手(運行管理請負)
料金要問い合わせ(公式サイトに金額の掲載なし)
対応エリア東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県・京都府・大阪府・兵庫県・奈良県
任せられる業務運転・整備・事故対応・労務管理を含む車両の一括管理
配車の担当運行管理者(国家資格)を持つ社員が専属で対応
特徴的な対応社内運転手や車両管理部門の転籍・出向、専門スタッフの常駐
問い合わせ東京 03-5745-5935/関西 06-6926-8608(平日9:00〜17:00)
メリット
  • 車ごと借りるハイヤーと、運転手だけの運行管理を同じグループで選べる
  • 運行管理者の資格を持つ社員が配車を担当し、労務管理まで任せられる
  • 今いる社内運転手の転籍・出向にも対応している
デメリット
  • 料金の具体的な金額は公開されていない
  • スポットの細かな条件は問い合わせが必要

国際自動車は、「km」のマークで知られるタクシー・ハイヤーのkmグループの会社です。ハイヤーとして車ごと契約する方法に加えて、自社の役員車・社用車に運転手だけを付ける運行管理のサービスも用意されているため、車を持つかどうかに合わせて契約の形を選べます。

運行管理のサービスでは、運転だけでなく整備や事故対応、運転手の労務管理を含めて車両を一括で管理します。社内の運転手や車両管理部門の転籍・出向にも対応しているので、今いる運転手の雇用を守りながら外部に切り替えたい会社にも向いています。料金は公式サイトに掲載されていないため、利用する日数や時間帯を伝えて見積もりを依頼しましょう。

都自動車|専属の定期契約と代務向けの短期契約に対応

都自動車 ハイヤー
運営会社都自動車株式会社(1949年設立)
サービス名運行管理(役員車・社用車利用)
料金要見積もり(利用頻度・ルート・台数を聞いたうえで提示)
定期契約基本は1名の専属ドライバー。希望のドライバー像も相談でき、運行開始後の変更も可能
短期・代務社内運転手の休暇・欠勤時の代わりに対応。定期契約の前のお試しにも使える
1日だけの利用法人のみ・最低4時間から(スポットは原則事前払い)
依頼側の負担車両(社有車・リース車)・車検整備費・自賠責保険と任意保険・燃料
事故・故障時示談まで同社が対応。故障・修理の際は代車として同社のハイヤーを用意
所在地東京都千代田区神田錦町3-13(ハイヤー問い合わせ 03-3291-3751)
メリット
  • 専属の定期契約と、代務や1日利用などの短期契約の両方を選べる
  • 洗車・点検・整備といった車両管理もまとめてアウトソーシングできる
  • 故障・修理のときは代車としてハイヤーを用意してもらえる
デメリット
  • 料金は公開されておらず、見積もりが必要
  • 1日だけの利用は法人限定で、最低4時間から
  • 任意保険は依頼する会社が加入する必要がある

都自動車は、1949年設立のハイヤー会社です。ハイヤー事業とあわせて運行管理請負業を行っており、役員車・社用車の運転から、洗車・点検・整備といった車両管理までを一括で請け負います。定期契約では基本的に1名の専属ドライバーが担当し、希望するドライバー像を伝えることもできます。運行開始後にドライバーを替えてもらうことも可能です。

特徴は、社内運転手の休暇や欠勤を埋める短期(代務)契約にも対応していることです。いきなり定期契約を結ぶのが不安な会社が、お試しとして短期契約から始めるケースも多いとしています。法人なら最低4時間からの1日利用もでき、スケジュールが未確定でも予約できます。保険は依頼する会社で加入しますが、同社は保険代理店でもあるため、補償内容の相談もできます。

セーフティ|運行管理を一括で請け負い事故処理まで任せられる

セーフティ
運営会社株式会社セーフティ(1986年創立)
サービス名役員運転手・専属運転手(車両運行管理)
契約形態車両運行管理請負(本社営業部では運転手派遣も扱う)
料金要問い合わせ(ヒアリングのうえ提案書・見積書を提出)
対象車両役員車・送迎バス・福祉車両・特殊車両
請け負う業務運転・運行計画・車両メンテナンス(点検・車検・タイヤ交換)・燃料と消耗品の購入・任意保険の加入と事故処理
依頼側の負担車両(リース車含む)・自動車税・重量税・自賠責保険など
欠勤時代務員を数名、事務所に常時待機
拠点本社営業部(東京都新宿区)・関西支店・中部営業部・北海道・東北・千葉・九州の各営業所
メリット
  • 運転だけでなく、車両整備・燃料や消耗品の購入・保険・事故処理まで一括で任せられる
  • 代務員が常に待機していて、担当の運転手が休んでも運行が止まりにくい
  • 原則として同社が契約者のフリート保険に入り、事故の際に依頼した会社の名前が出にくい
デメリット
  • 料金は公開されておらず、見積もりを取るまで比べにくい
  • 継続的な運行管理が中心で、数時間だけの単発利用には向かない

セーフティは1986年創立の、企業や団体が所有する車の運行と管理を請け負う会社です。依頼する会社が用意するのは車両と、自動車税・重量税・自賠責保険などの所有者にかかる費用が中心。運転業務に加えて、運行計画の立案、日常点検から車検・タイヤ交換までの車両メンテナンス、燃料や消耗品の購入、任意保険の加入と事故処理まで任せられます。

管理車両は原則として同社が契約者となるフリート保険に加入するため、事故が起きても依頼した会社の名前を表に出さずに処理できるとしています。事務所には代務員を常時待機させており、運転手が急に休んでも代わりの運転手で運行を続けられます。社用車の管理業務ごと手放したい会社や、全国の拠点で同じ窓口に任せたい会社に向いています。

オートシステム|社用車・役員車の運転と車両運行管理を請け負う

株式会社オートシステム
運営会社株式会社オートシステム(1976年創業)
サービス名自家用自動車運行管理サービス(役員車の運行管理請負)
料金業務内容と配置する運転手に応じた個別見積もり(走行距離による加算なし)
基本の運行時間実働8時間・休憩1時間(超えた分は時間外)。開始・終了時刻は契約時に設定
車両依頼する会社が用意(リース車も可。同社からの車両の持ち込みは不可)
任せられる業務運転・日常点検など運行管理業務、運転手の労務管理・健康管理、事故処理
欠勤時専属運転手の休暇や急病時は代務者を手配
実績在籍運転手750名以上・大手企業との取引240社以上
拠点・問い合わせ本社(東京都中央区)0120-010-858/大阪支社 0120-525-010(9:00〜17:00)
メリット
  • 役員車の運行管理を専門に約50年の実績があり、在籍運転手も多い
  • 走行距離による料金の加算がなく、遠方への移動が多くても見積もりが読みやすい
  • 研修体制が段階的で、事故処理は車両管理責任者が保険会社と連携して行う
デメリット
  • 料金は公開されておらず、見積もりが必要
  • 専属の定期契約が中心で、数時間だけのスポット利用の案内はない

オートシステムは1976年創業の、役員車の運行管理請負を専門とする会社です。専任の運転手を配置し、社用車の運転、管理、日常点検など運行管理に関する業務を一括で請け負います。運転手の労務管理や勤務態度の指導は同社の車両管理責任者が担当し、法定健診に加えて、時間外・休日勤務が多い運転手には追加の健診も行っています。

教育は、入社時研修、配属後3か月のOJT、運転適性診断の結果にもとづく研修、定期的な集合研修と段階的です。料金は業務内容に応じた個別見積もりで、走行距離による加算がないのが特徴。万が一の事故では、車両管理責任者が損害保険会社と連携して手続きを行います。専属運転手の休暇や急病のときは代務者を手配し、運転手の交代や、今いる社内運転手の転籍の相談にも応じています。

おかかえ運転手|役員車から送迎バスまで幅広い車種のドライバーを手配

おかかえ運転手株式会社
運営会社おかかえ運転手株式会社(1989年創業)
サービス名役員付き運転手サービス(自家用自動車運行管理請負)ほか
役員車の月額39万円〜
利用期間1日・短期から長期まで(オンラインのドライバーマッチングで依頼可)
対応業務役員車・送迎バス・商用車・回送・レンタカー店舗の業務・医療や介護の送迎など
対応車種役員車からバス・トラック・商用車まで
事故時の対応事故時の交渉・補償は同社が対応(任意保険に加入)
所在地東京都渋谷区本町(0120-787-518)
メリット
  • 役員車の月額39万円〜と、専属の定期契約の中では料金の目安が分かりやすい
  • 1日だけの利用から長期まで、オンラインで依頼できる
  • 役員車だけでなく送迎バス・商用車・回送までまとめて頼める
デメリット
  • スポット料金の具体的な金額は公開されていない
  • 対応エリアの詳細は問い合わせが必要

おかかえ運転手は、平成元年(1989年)から自家用自動車の運行管理を手がけてきた会社です。「必要な時に、必要な運転手を、必要な時間だけ」を掲げ、役員車の運転手を月額39万円から手配しています。役員車と運転手を置いているものの毎日は動かしていない、といった会社にも合わせやすい料金設定です。

役員車のほか、送迎バス、配送やルート配送の商用車、車の回送、医療・介護の送迎まで、車種を問わず幅広い運転業務に対応しています。オンラインのドライバーマッチングを使えば、長期・短期・1日でも依頼でき、指定の日時・場所に運転手が来てくれます。事故の際の交渉や補償も同社が対応します。

社用車の運転手を外部に頼む料金相場

社用車の運転手を外部に頼む料金は、毎日専属で頼む定期契約か、必要な日だけ頼むスポット契約かで大きく変わります。公開されている料金や各社の案内をもとに、目安を整理しました。

  1. 定期契約(月極・専属)の料金の目安
  2. スポット契約(時間制)の料金の目安
  3. ドライバー派遣料金と業務委託料金の違い
  4. 自社で雇う場合の年間コストと比べる
  5. 料金に含まれにくい費用(燃料・高速代・駐車場・残業)

定期契約(月極・専属)の料金の目安

専属の運転手が平日毎日担当する定期契約は、月額およそ39万〜77万円程度が目安です。公開されている例では、おかかえ運転手の役員車が月額39万円〜、トランスアクト(DRIVE4ME)が月額66万円〜(月12日以上・税込)。東京の役員運転手の会社には、国産車で月55万円〜、輸入車の上級モデルで月77万円〜(いずれも税込)と、車のクラスで料金を分けている会社もあります。

料金を左右する要素高くなりやすい条件
車種輸入車の上級モデル・大型車
拘束時間早朝から深夜まで、1日10時間を超える勤務が多い
利用日数土日祝日の利用が多い
付随業務待機中の雑務・回送・車両管理まで含める
運転手への条件語学対応・長い役員運転歴などを指定する

定期の月額には、運転手の給与・社会保険料・教育費と、依頼先の会社の管理費が含まれています。基本は「平日・1日8〜9時間」の拘束を前提にした金額で、これを超えた時間は別料金になるのが一般的です。

スポット契約(時間制)の料金の目安

必要な日だけ頼むスポット契約は、2〜4時間で1万円前後、9時間で2万〜4万円程度が目安です。料金を公開している会社の例を見てみましょう。

会社の例短時間1日(9時間前後)
トータルドライバーサービス(通常運行)2時間以内 8,500円/4時間以内 12,800円(税別)9時間以内 21,300円(税別)
トータルドライバーサービス(役員付運行)3時間以内 12,000円(税別)9時間以内 22,000円(税別)
トランスアクト(DRIVE4ME)—42,350円〜(9時間拘束まで・税込)

スポットは定期に比べて1時間あたりの単価が高めで、最低利用時間(2時間・4時間など)や入会金が決まっている会社もあります。都自動車のように、1日利用は法人限定・最低4時間から、支払いは原則事前払いといった条件を設けている会社もあるので、事前に確認しておきましょう。月に10日以上使うなら、スポットを積み重ねるより定期契約のほうが割安になることが多いです。

ドライバー派遣料金と業務委託料金の違い

同じ「運転手を頼む」でも、ドライバー派遣と業務委託(運行管理の請負)では、料金に含まれる範囲と、その考え方が違います。

項目ドライバー派遣業務委託(運行管理の請負)
料金の考え方運転手の労働時間に対する時間単価×時間が基本運転業務・管理業務をひとまとまりで請け負う月額や時間料金
運転手への指示依頼した会社(派遣先)が直接行う請け負った会社が行う(依頼側はスケジュールを共有)
料金に含まれやすいもの運転手の給与・社会保険料・派遣会社の管理費左記に加え、運行管理・車両管理・代わりの運転手の手配など
依頼側の管理の手間労働時間の把握など派遣先としての管理が必要運転手の労務管理は依頼先が行う
利用期間の注意同じ部署で同じ人を3年を超えて受け入れられないなどの期間制限がある派遣の期間制限はない

派遣では、運転手に直接指示を出せるぶん、派遣先として労働時間や安全への配慮が必要です。派遣の仕組みやルールは、厚生労働省の労働者派遣事業のページにまとまっています。一方、業務委託(請負)では運転手への指示は請け負った会社が行うため、依頼側が運転手に直接細かな指示を出し続けると、請負ではなく派遣と判断されるおそれがあります。この区分の考え方は、厚生労働省の労働者派遣事業と請負により行われる事業との区分に関する基準(37号告示)の疑義応答集で確認できます。

見積もりを比べるときは、月額や時間単価だけでなく、代わりの運転手の手配・事故時の対応・車両管理がどこまで料金に入っているかをそろえて比べると、実質的な差が見えやすくなります。

自社で雇う場合の年間コストと比べる

外部に頼むのが高いか安いかは、自社で運転手を雇った場合の総コストと比べて判断しましょう。

費用の項目自社で雇う場合外部に頼む場合
給与・賞与・残業代会社が負担(年収300万〜600万円程度)料金に含まれる
社会保険料の会社負担給与のおよそ15%前後料金に含まれる
採用費・教育費求人広告・研修に毎回かかる原則かからない
欠勤・退職時の代わり自社で手配(見つからないことも)代わりの運転手を手配してもらえる
労務管理勤怠・労働時間・健康の管理が必要依頼先の会社が管理(請負の場合)

たとえば年収400万円の運転手を雇うと、社会保険料の会社負担や採用・教育費を合わせて年間500万円前後になることも珍しくありません。月額に直すと40万円強で、定期契約の相場の下限と大きくは変わらない計算です。さらに、運転手が1人だけだと休みの日は役員が自分で運転するか、タクシーを使うことになります。代わりの手配や労務管理の手間まで含めて比べると、外部に頼むメリットが見えやすくなります。個人で専属の運転手を頼む場合の費用感は、専属運転手を個人契約するといくらかかるかの記事でも詳しく解説しています。

料金に含まれにくい費用(燃料・高速代・駐車場・残業)

見落としやすいのが、基本料金に含まれない費用です。各社の料金表や契約では、次のような項目が別建てになっていることが多くあります。

  • 燃料代・高速道路料金・駐車場代(実費精算が一般的)
  • 時間外料金(例:9時間を超えた分は1時間4,950円〜)
  • 深夜・早朝の割増(例:22時〜翌5時は1時間2,200円〜)
  • 休日料金・宿泊を伴う出張の手当(例:1泊7,700円〜)
  • 走行距離の超過料金(例:1日101km以上は1kmにつき165円〜。オートシステムのように距離の加算がない会社もある)
  • スポットの入会金、直前のキャンセル料

会食後の送迎が多い役員は、深夜割増と時間外が重なりやすくなります。また、自社の車を使う以上、車検・整備費・自動車税・保険料は依頼する会社の負担が基本です。役員の1か月の予定表をもとに、平均的な拘束時間と深夜の回数を伝えて見積もりを取ると、実際の請求額に近い金額が分かります。

運転手を業務委託・アウトソーシングするメリット

社用車の運転手を外部に任せる一番のメリットは、運転手にまつわる手間とリスクを、専門の会社にまとめて任せられることです。主なメリットを4つ紹介します。

  1. 採用や労務管理の手間がかからない
  2. 運転手が休んでも代わりを手配してもらえる
  3. 事故やトラブルの初期対応を任せられる
  4. 必要な日・時間だけ使える

採用や労務管理の手間がかからない

運転手の求人は応募が集まりにくく、採用できても役員の運転を任せられるまでには、運転技術・接遇・守秘義務の教育が必要です。外部に頼めば、教育を受けた運転手を最初から手配してもらえるので、採用活動や研修の時間がかかりません。

役員の予定に合わせた勤務は、早朝・深夜・休日にまたがりやすく、労働時間の管理も複雑です。業務委託(請負)なら、運転手の勤怠や健康の管理は依頼先が行うため、総務の負担が大きく減ります。

運転手が休んでも代わりを手配してもらえる

自社で運転手を1人だけ雇っていると、病気や家庭の事情で休んだ日は代わりがいません。外部の会社なら、担当の運転手が休むときも、代わりの運転手を手配してもらえるのが基本です。セーフティのように代務員を事務所に常時待機させている会社もあります。

退職のときも同じです。自社雇用なら一から採用し直しになりますが、外部に頼んでいれば後任を手配してもらうだけで済み、役員の移動が止まる心配がありません。

事故やトラブルの初期対応を任せられる

万が一事故が起きたとき、運転手が自社の社員なら、警察への連絡、保険会社とのやりとり、相手方との交渉まで会社が対応しなければなりません。外部の会社に頼んでいれば、事故の初期対応や保険会社との連携を依頼先が担ってくれることが多く、役員や総務がトラブル対応に追われずに済みます。

都自動車は示談まで責任を持って対応し、修理中は代車としてハイヤーを用意するとしています。どこまで対応してくれるかは会社ごとに違うので、契約前に事故時の流れを確認しておきましょう。

必要な日・時間だけ使える

自社雇用では、運転の予定がない日も給与が発生します。外部に頼めば、毎日の専属から、週数日・1日数時間のスポットまで使い方に合わせて契約できます。

たとえば「普段は役員が自分で運転するが、会食や空港送迎の日だけ運転手がほしい」「株主総会や展示会の時期だけ増やしたい」といった使い方もできます。まずはスポットや短期で試してから、定期契約に切り替える方法もあります。

運転手を外部に頼むときのデメリットと向かないケース

外部に頼むのは便利ですが、契約の範囲や情報管理、コストの面で注意したい点もあります。自社に合うかどうか、次の3点を確かめておきましょう。

  1. 契約の範囲外の雑務は頼めない
  2. 社内の予定や機密の共有に気を配る必要がある
  3. 毎日長時間使うなら自社雇用より割高になることも

契約の範囲外の雑務は頼めない

自社の社員なら、手が空いた時間に書類の配達や買い物を頼むこともできます。しかし外部の運転手には、契約で決めた業務しか頼めないのが原則です。とくに業務委託(請負)では、依頼側が運転手に直接あれこれ指示することは避ける必要があります。

給油や洗車、ディーラーへの回送、簡単な買い物などを頼みたいなら、最初に「運転以外にお願いしたいこと」を洗い出し、契約や見積もりに含めてもらいましょう。

社内の予定や機密の共有に気を配る必要がある

役員の運転手は、行き先や面会相手、車内での電話の内容など、社外に出せない情報に日常的に触れる立場です。外部の会社に頼む場合は、秘密保持契約(NDA)を結べるか、運転手にどんな守秘義務の教育をしているかを必ず確認しましょう。

予定の共有方法も決めておくと安心です。役員のスケジュール全体ではなく、送迎に必要な時間と場所だけを伝える、連絡は決まった担当者を通す、といったルールを作っておくと、情報が広がりすぎるのを防げます。

毎日長時間使うなら自社雇用より割高になることも

定期契約の月額には、運転手の人件費に加えて依頼先の管理費が含まれています。そのため、毎日早朝から深夜まで長時間使い、運転手を何年も固定したい場合は、自社で雇ったほうが総額は安くなることがあります。

とはいえ、自社雇用には採用・教育費や欠勤時の代わりの手配、労務管理の手間がかかります。料金だけでなく、これらの手間やリスクまで含めて比べるのがポイントです。運転手を長く雇うかどうか迷っているなら、まず外部に頼んで様子を見るのも1つの方法です。

自社の社用車に運転手だけ付けるときの決めごと

自社の車に外部の運転手が乗る場合、保険・安全運転管理・車両管理の役割分担をあいまいにしたまま始めると、事故やトラブルのときに困ります。契約前に決めておきたい4つのことを紹介します。

  1. 任意保険の運転者限定と補償内容を見直す
  2. 安全運転管理者とアルコールチェックの担当を決める
  3. 車検・点検・給油・洗車をどちらが担うか決める
  4. 鍵・ETCカード・駐車場の受け渡しルールを決める

任意保険の運転者限定と補償内容を見直す

まず確認したいのが、社用車の任意保険です。保険によっては、運転者を「従業員とその家族」などに限る特約や、運転者の年齢条件が付いていることがあります。外部の運転手が運転したときに補償の対象になるかを、保険会社や代理店に必ず確かめましょう。

保険の扱いは依頼先によっても違います。都自動車のように依頼側が保険に加入する会社もあれば、セーフティのように原則として同社が契約者のフリート保険で管理する会社もあります。対人・対物の補償額、車両保険の有無、事故で保険を使ったときの等級の扱いまで、契約前にすり合わせておくと安心です。

安全運転管理者とアルコールチェックの担当を決める

乗車定員11人以上の車を1台以上、またはその他の車を5台以上使う事業所では、安全運転管理者を選ぶ必要があります。安全運転管理者は、運転前後にアルコール検知器を使った酒気帯びの確認と、その記録の1年間保存を行わなければなりません(警察庁:安全運転管理者制度の概要)。

外部の運転手が自社の車を運転する場合も、誰が確認して、記録をどちらで保存するかを決めておきましょう。依頼先が自社の運転手の確認を行うケースが多いものの、記録の共有方法まで契約で決めておくと監査のときにも困りません。制度の詳細は警察庁の安全運転管理者の業務の拡充等のページで確認できます。

車検・点検・給油・洗車をどちらが担うか決める

車の管理は、どこまでを運転手(依頼先)に任せ、どこからを自社でやるかを決めておきます。給油や洗車、日常点検は運転手に頼むことが多い一方、車検や定期点検の予約、費用の支払いは自社で行うのが一般的です。

作業依頼先に任せることが多い自社で行うことが多い
日常点検(タイヤ・ランプ・オイル)運転手が乗務前に実施異常があったときの修理の判断
給油・洗車運転手が実施(費用は実費精算)ガソリンカードの用意
車検・定期点検ディーラーへの回送予約・費用の支払い
事故・故障時初期対応・連絡修理の判断・保険の手続き

セーフティのように車両メンテナンスや燃料・消耗品の購入まで請け負う会社もあります。車の管理まで手放したいかどうかで、選ぶ会社も変わってきます。

鍵・ETCカード・駐車場の受け渡しルールを決める

毎日の運用で意外ともめやすいのが、鍵・ETCカード・駐車場の扱いです。運転手が車庫に直接出勤するのか、会社で鍵を受け取るのか、ETCカードやガソリンカードは車に置いたままにするのか、を決めておきましょう。

  • 鍵の保管場所と、受け渡しの記録の付け方
  • ETCカード・ガソリンカードの管理方法と、利用明細の確認方法
  • 待機中の駐車場所(会社の駐車場・コインパーキング)と費用の精算方法
  • 片道利用のあと、車を車庫まで戻すかどうか

最初に1枚のルール表にしておけば、担当の運転手が替わったときも引き継ぎがスムーズです。

社用車の運転手を頼む会社の選び方

運転手を頼む会社は、契約の柔軟さ・運転手の質・いざというときの体制・エリアの4つの視点で比べると失敗しにくくなります。

  1. 定期契約とスポット契約のどちらに対応しているか
  2. 運転手の教育体制と守秘義務契約の有無
  3. 代わりの運転手の手配と事故対応の体制
  4. 対応エリアと手配までにかかる日数

定期契約とスポット契約のどちらに対応しているか

毎日の専属が必要なのか、週数日や1日だけでよいのかで、合う会社が変わります。定期中心の会社、スポットに強い会社、両方に対応する会社があるので、使い方に合わせて選びましょう。

今はスポットで十分でも、役員が増えたり運転手が辞めたりして定期契約が必要になることもあります。両方に対応している会社なら、使い方が変わっても同じ会社に任せ続けられます。最低利用時間や契約期間の縛り、解約の条件もあわせて確認しておきましょう。

運転手の教育体制と守秘義務契約の有無

役員の運転手には、運転技術だけでなく、身だしなみ・言葉づかい・守秘義務・待機中の気配りが求められます。入社時の研修や配属後のフォロー、事故防止の研修など、教育の仕組みを具体的に聞いてみましょう。

秘密保持契約(NDA)を会社として結べるか、運転手一人ひとりにも守秘義務を課しているかも大切なポイントです。契約前に担当予定の運転手と面談できる会社なら、相性も確かめられます。役員運転手に求められる資質は、東京の会社を比べた記事(東京で役員運転手を派遣できる会社10選)でも詳しく紹介しています。

代わりの運転手の手配と事故対応の体制

外部に頼む大きな理由の1つが、運転手が休んでも移動が止まらないことです。代わりの運転手をどのくらい前の連絡で手配できるのか、代わりの運転手にも引き継ぎをしてくれるのかを確認しましょう。

事故の際に、誰がどこまで対応するのかも重要です。初期対応だけなのか、示談まで行うのか、修理中の代車はあるのか、といった点は会社によって大きく違います。

対応エリアと手配までにかかる日数

本社だけでなく、支店や工場への移動、空港やゴルフ場への遠出があるなら、対応エリアと、エリア外への運行の扱いを確かめておきます。運転手の出勤場所から車庫までの距離が遠いと、回送の時間が料金に加わることもあります。

手配までの日数も会社によってさまざまです。今の運転手の退職日が決まっているなら、少なくとも1か月前には相談を始めると、面談や引き継ぎの時間も取れて安心です。

見積もり前に整理しておきたい5つのこと

見積もりを依頼するときに条件がはっきりしているほど、実際の請求額に近い見積もりが出てきます。次の5つを整理してから問い合わせましょう。まだ決まっていない項目があっても、分かる範囲で伝えれば概算は出してもらえます。

  1. 利用する頻度と1日の拘束時間
  2. 使う車両と保管場所
  3. 主な送迎ルートと待機場所
  4. 運転手に求める条件(運転歴・語学・身だしなみ)
  5. 開始したい時期と契約期間

利用する頻度と1日の拘束時間

料金に一番影響するのが、月に何日、1日何時間使うかです。役員の過去1〜2か月の予定表を見て、出発時刻と帰宅時刻、会食で遅くなる日の回数、土日の利用の有無を数えておきましょう。

「平日毎日・8時〜18時が基本で、週2回は22時ごろまで」のように具体的に伝えられると、時間外や深夜割増まで含めた見積もりが出てきます。

使う車両と保管場所

車種(国産車・輸入車・ワゴン・マイクロバスなど)によって、必要な免許や運転手の経験が変わります。車種・台数・保管場所(車庫の住所)を伝えましょう。

車庫が本社から離れている場合や、役員の自宅に車を置いている場合は、運転手の出勤場所も変わります。リース車かどうか、任意保険の契約内容もあわせて用意しておくと話が早く進みます。

主な送迎ルートと待機場所

自宅から本社、本社から取引先、空港、ゴルフ場など、よく使うルートと遠出の頻度を整理しておきます。走行距離で料金が加算される会社もあるため、遠方への移動が多いなら必ず伝えましょう。

待機場所も大事なポイントです。会社の駐車場で待機できるのか、外出先でコインパーキングを使うのかで、駐車場代や運転手の休憩の取り方が変わります。

運転手に求める条件(運転歴・語学・身だしなみ)

役員車の運転歴、英語など外国語への対応、年齢層、身だしなみの基準など、運転手に求める条件を書き出しておきましょう。海外からの来客が多いなら語学、高級車なら輸入車の運転経験など、自社に必要な条件を優先順位を付けて伝えると、ミスマッチが起きにくくなります。

条件を多く付けるほど料金が上がったり、手配までに時間がかかったりすることもあります。「必須」と「できれば」を分けて伝えるのがコツです。

開始したい時期と契約期間

いつから運転を始めてほしいのか、どのくらいの期間頼みたいのかを決めておきます。今の運転手の退職日や、役員の就任日が決まっているなら、その日から逆算して相談しましょう。

最初は3か月や半年の短期契約で試し、問題がなければ1年契約に切り替える方法もあります。解約するときの予告期間や違約金の有無も、このタイミングで確認しておくと安心です。

社用車の運転手についてよくある質問

社用車の運転手を外部に頼むときによくある質問をまとめました。

  1. 運転手だけを頼むとき、車は誰が用意する?
  2. ドライバー派遣と業務委託(請負)は何が違う?
  3. 1日だけ・数時間だけでも頼める?
  4. 運転中に事故が起きたら責任と保険はどうなる?
  5. 社員に社用車を運転させるのと何が違う?
  6. 家族の送迎など個人の用事でも頼める?

運転手だけを頼むとき、車は誰が用意する?

運転手だけを頼む場合、車は依頼する会社が用意するのが基本です。自社所有の車でもリース車でもかまいません。オートシステムのように、同社から車両を持ち込むことはできないと明記している会社もあります。

車もあわせて必要な場合は、ハイヤーを使うか、カーリースで車を用意してから運転手を頼む形になります。都自動車のように、車が必要なときは同社のハイヤーで対応するとしている会社もあります。

ドライバー派遣と業務委託(請負)は何が違う?

一番の違いは、運転手に指示を出すのが誰かです。ドライバー派遣では依頼した会社が運転手に直接指示を出し、業務委託(請負)では運転手への指示や勤務の管理を請け負った会社が行います。

労働者派遣を事業として行うには、労働者派遣法にもとづく厚生労働大臣の許可が必要です。また派遣には、同じ部署で同じ人を3年を超えて受け入れられないといった期間の制限もあります。日々の行き先を秘書が細かく指示したいなら派遣、運行や車両の管理までまとめて任せたいなら請負、というように使い分けるのが一般的です。

1日だけ・数時間だけでも頼める?

スポット契約に対応している会社なら、1日だけ・数時間だけでも頼めます。日本交通は1日から1か月まで、都自動車は法人なら最低4時間から、おかかえ運転手は1日から依頼できます。

ただし、スポットは最低利用時間や事前払い、直前のキャンセル料が決まっていることが多く、混み合う時期は手配できないこともあります。予定が決まったら早めに予約しましょう。

運転中に事故が起きたら責任と保険はどうなる?

事故の際に使う保険は、その車にかけている任意保険が基本です。依頼側が保険に加入する会社と、依頼先が契約者のフリート保険でまかなう会社があり、どちらになるかで事故後の手続きや保険料への影響も変わります。

責任の分担も契約によって違うため、示談交渉を誰が行うのか、免責金額や車両の修理費をどちらが負担するのかを、契約書で確認しておきましょう。事故の初期対応や保険会社との連絡を依頼先が担ってくれる会社なら、役員や総務の負担は軽くなります。

社員に社用車を運転させるのと何が違う?

社員が運転する場合、運転は本来の仕事の「ついで」になりがちで、移動中に仕事ができない・疲れがたまる・事故のリスクが高まるといった問題が起きやすくなります。営業や管理職が運転していると、その時間はほかの仕事ができません。

運転手に任せれば、役員や社員は移動中に資料を読んだり電話をしたり、休んだりできます。社員の運転を減らせば、事故のリスクや、安全運転管理・アルコールチェックの対象者を管理する負担も軽くなります。

家族の送迎など個人の用事でも頼める?

個人の利用を受け付けている会社なら、家族の送迎や個人の車の運転も頼めます。たとえば都自動車は、個人は定期契約のみとしたうえで、個人所有の車の運行管理を受け付けています。

一方で、法人契約の社用車を役員の家族の私用に使うと、税務上は役員への給与とみなされることもあります。会社の契約で頼む業務と、個人で頼む業務は分けて考えておくと安心です。

社用車の運転手を頼むならフィールドサービスに相談を

役員運転手・専属ドライバーの手配ならフィールドサービス|法人契約80社以上・運転委託業務歴31年超・ドライバー在籍60名以上

社用車や役員車の運転手を頼みたいなら、フィールドサービス株式会社にもお気軽にご相談ください。東京都全域・神奈川・埼玉・千葉で、貴社の車に合わせた運転士をご用意しています。

  1. 貴社の社用車に合わせた運転士をご用意
  2. 専属の定期利用からスポット利用まで選べる
  3. 見積もり・相談は無料(概算だけでもOK)

貴社の社用車に合わせた運転士をご用意

フィールドサービス株式会社では、貴社でご用意いただいた社用車・役員車に、ご利用のシーンに合わせた運転士を手配しています。法人契約は80社以上、業務歴は31年を超え、在籍ドライバーは60名以上。この道30年以上の運行管理責任者が、運転技術だけでなくビジネスマナーや守秘義務の教育を行っています。

・法人契約80社以上・業務歴31年超
・在籍ドライバー60名以上・最短1週間で手配
・全契約でNDAを締結

給油やディーラーへの定期点検の回送、片道利用のあとの車庫への回送など、車まわりの付随業務にも対応しています。運転士が欠勤したときの代わりの手配や、万が一の事故の初期対応まで一括でサポートします。

専属の定期利用からスポット利用まで選べる

毎日の役員送迎を同じ運転士が継続して担当する専属運転手から、急な欠勤の代わりやイベント・繁忙期の増便といったスポット短期まで、ご利用の形に合わせて選べます。

ご利用の形専属運転手/貴社車両への運転手の手配・業務委託/スポット短期
利用シーン役員・来賓の送迎、欠勤時の代わり、繁忙期・イベントの増便、守秘義務が必要な定期送迎
対応エリア東京都全域・神奈川・埼玉・千葉(エリア外もご相談ください)
拠点板橋本店・日本橋・西新宿・恵比寿・横浜
車両貴社でご用意いただいた車両を使用
ご利用者法人・個人とも可(ご家族の送迎も)

見積もり・相談は無料(概算だけでもOK)

料金はご利用の条件に合わせた個別見積もりです。初期費用・解約手数料はかからず、契約期間も柔軟に設定できます。

「条件がまだ決まっていないが、概算だけ知りたい」「今の運転手が辞める予定なので、まずは相談したい」といったご相談も歓迎です。最短1週間で運転士を手配できるので、急ぎの場合もまずはお問い合わせください。

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