役員車や社用車の運転手が急に辞めてしまった、全国の支店にも運転手を置きたい、物流の繁忙期だけドライバーを増やしたい。そんなときに頼りになるのが、運転手だけを外部の会社から手配するドライバー派遣です。
ただ「ドライバー派遣」で検索すると、働きたい人向けの求人ばかりが出てきて、運転手を頼みたい会社側が比べられる情報は意外と少ないのが実情です。しかも、派遣・運行管理の請負・ハイヤーと契約の形がいくつもあり、どこに頼めばよいか迷ってしまいます。
この記事では、全国で役員車・社用車の運転手を頼めるドライバー派遣会社10社を、2026年10月時点の各社公式サイトの情報をもとにランキング形式で比較します。あわせて、派遣と請負・ハイヤーの違い、料金相場、選び方、1日だけ頼みたいときの注意点、契約前に決めておくべき車両・保険・安全運転管理のルールまで、依頼する側の目線でまとめました。
- 役員車・社用車の運転手を外部に頼みたい総務・経営者の方
- 東京以外(大阪・名古屋・福岡など)や全国の拠点で運転手を手配したい方
- ドライバー派遣と運行管理の請負・ハイヤーの違いを知りたい方
- ドライバー派遣の料金相場や追加費用を把握したうえで見積もりを取りたい方
このような方は、ぜひ参考にしてください。
ドライバー派遣とは?運転手だけを外部から手配する仕組み
ドライバー派遣(運転手派遣)とは、自社の車を運転する人だけを、外部の専門会社から手配してもらう仕組みのことです。まずは基本の仕組みと、似たサービスとの違いを整理しておきましょう。
車は自社、運転手は外部の会社が用意する
ドライバー派遣の基本は、車両は依頼する会社(自社)が用意し、運転手は外部の会社が用意するという役割分担です。タクシーやハイヤーのように車ごと借りるのではなく、自社の役員車・社用車・送迎バス・トラックなどに、外部の運転手が乗務します。
外部の会社は、運転手の募集・採用・教育・給与計算・社会保険の手続きまでを担当します。依頼する会社は、使いたい日時と運転してほしい車、行き先などを伝えるだけで、運転手を自社で雇わずに車を動かせます。
役員の送迎を担う運転手は、昔からお抱え運転手とも呼ばれてきました。今では大企業だけでなく、中小企業のオーナー社長や医療法人の理事長、学校法人なども、この仕組みで運転手を手配しています。
| 車両 | 依頼する会社が用意(自社所有・リース車) |
|---|---|
| 運転手 | 外部の会社が採用・教育して手配 |
| 燃料・高速代・駐車場 | 原則として依頼する会社の負担(実費精算が多い) |
| 車の任意保険 | 依頼する会社の保険を使うのが基本(契約で確認) |
| 運転手の給与・社会保険 | 外部の会社が負担し、料金に含めて請求 |
| 主な利用シーン | 役員送迎・来客送迎・社用車の運転・送迎バス・配送 |
ドライバー派遣と運行管理の請負・ハイヤーの違い
運転手を外部に頼む方法は、大きく分けて労働者派遣・運行管理の請負(業務委託)・ハイヤーの3つがあります。いずれも「運転してもらう」点は同じですが、誰が運転手に指示を出すのか、車は誰のものかが違います。
| 方法 | 車両 | 運転手への指示 | 向いているケース |
|---|---|---|---|
| 労働者派遣 | 自社 | 依頼した会社が直接指示できる | 日々の行き先や予定を自社の秘書・総務が細かく指示したい |
| 運行管理の請負(業務委託) | 自社 | 請け負った会社が運転手を管理・指示する | 運行計画・車両管理・事故対応までまとめて任せたい |
| ハイヤー | ハイヤー会社 | ハイヤー会社が手配 | 車を持たずに、必要な日だけ運転手付きの車を使いたい |
労働者派遣は、派遣会社と雇用関係にある運転手が、依頼した会社(派遣先)の指揮命令を受けて働く形です。労働者派遣法にもとづく事業で、行う会社は厚生労働大臣の許可を受ける必要があります。制度の全体像は厚生労働省の労働者派遣事業のページにまとまっています。
一方、運行管理の請負は、「自家用自動車管理業」などとも呼ばれ、車の運行そのものを業務として請け負う形です。運転手への指示や勤務の管理は請け負った会社が行い、依頼した会社は運行のスケジュールを共有します。大手の多くはこの請負を中心にしていて、派遣と請負の両方から選べる会社もあります。
ハイヤーは、車両と乗務員をセットで借りる旅客運送サービスです。自社で車を持つ必要がない反面、車種や内装を自社仕様にできず、毎日使うと割高になりやすい点が違います。
物流・配送ドライバーの派遣と役員車の運転手は依頼先が違う
ひと口にドライバー派遣といっても、物流・配送のドライバーと、役員車・社用車の運転手では、得意な会社がはっきり分かれています。
| 種類 | 主な業務 | 主な依頼先 | 確認したいポイント |
|---|---|---|---|
| 物流・配送ドライバー | トラックでの配送・ルート配送・構内作業 | 物流特化の人材派遣会社・総合人材派遣会社 | 必要な免許(中型・大型・フォークリフト)、拘束時間の管理 |
| 送迎バス・マイクロバス | 従業員送迎・スクールバス・施設送迎 | 運行管理会社・ビルメンテナンス系の会社 | 大型・中型免許、乗客の安全確保、送迎ルート |
| 役員車・社用車 | 役員・来客の送迎、会食・空港・ゴルフ場への移動 | 役員車の運行管理会社・ハイヤー会社 | 接遇・守秘義務・地理の知識、急な予定変更への対応 |
物流のドライバーは、繁忙期の増員や欠員の補充が中心で、総合人材派遣や物流特化の派遣会社が数多く対応しています。自家用トラックで自社商品を配送する場合でも、運転が主な業務なら労働時間のルール(改善基準告示)が適用されることが、厚生労働省の「はたらきかたススメ」でも案内されています。
これに対して役員車の運転手は、運転の上手さに加えて、身だしなみ・言葉づかい・守秘義務・待機中の気配りまで求められます。この記事のランキングでは、役員車・社用車の運転を任せられる会社を中心に、送迎バスや商用車にも対応できる会社を選んでいます。東京の役員車に絞って比較したい方は、東京で役員運転手を派遣できる会社10選もあわせてご覧ください。
検索すると派遣ドライバーの求人ばかり出る理由
「ドライバー派遣」「運転手派遣」で検索すると、上位に求人サイトが並ぶことがよくあります。これは、ドライバー派遣会社が、依頼する企業と同時に働く運転手も常に募集しているからです。
派遣会社や運行管理会社は、運転手を確保できなければサービスを提供できません。そのため求人広告に力を入れており、検索エンジン上でも求人情報のほうが目立ちやすくなります。
依頼する会社の立場で探すときは、次のような言葉で検索すると目的のページにたどり着きやすくなります。
- 「役員車 運行管理」「役員運転手 委託」
- 「運転手 派遣 法人」「ドライバー 派遣 料金」
- 「自家用自動車管理」「運行管理 請負」
- 「専属運転手 依頼」「社用車 運転手 外部委託」
会社の公式サイトでは「料金」「ご契約の流れ」「よくある質問」のページを見ると、法人向けサービスかどうか、スポット利用ができるかどうかを確かめやすくなります。
ドライバー派遣会社おすすめランキング10選|全国で役員車・社用車の運転手を頼める会社
ここからは、全国で役員車・社用車の運転手を頼めるドライバー派遣会社10選を紹介します。全国に拠点を持つ大手から、東京・大阪で役員車に特化した会社、スポット料金を公開している会社まで、依頼する側が比べやすい会社を選びました。
順位は、対応エリアの広さ、定期とスポットの選びやすさ、欠勤・事故時の体制、公式サイトでの情報公開の度合いを総合して付けています。
- 10社の対応エリア・契約形態・得意な依頼の比較表
- 日本総合サービス
- 大新東
- 日本交通
- 国際自動車(国際ハイヤー)
- DRIVE4ME(トランスアクト)
- セノン
- トーコー
- セントラルサービス
- おかかえ運転手
- トータルドライバーサービス
10社の対応エリア・契約形態・得意な依頼の比較表
各社の対応エリア・契約形態・料金の目安・得意な依頼を一覧にまとめました(2026年10月時点の公式サイトの情報です)。
| 会社名 | 対応エリア | 契約形態 | 料金の目安 | 得意な依頼 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|---|
日本総合サービス | 全国16拠点 | 定期中心 | 要問い合わせ | 役員車・社用車・送迎バス | 1967年創業。車両管理・労務管理・事故処理まで一括 |
| 全国(11支店・70営業所) | 定期中心 | 要問い合わせ | 役員車・公用車・共用車 | 約4,100台を運行。47都道府県でドライバーが稼働 | |
日本交通 | 東京・関西 | 年間契約/スポット(1日〜1か月) | 要問い合わせ | 役員車・長距離移動・ゴルフ送迎 | ハイヤー経験のある乗務員を自社の車に |
国際自動車(国際ハイヤー) | 首都圏・関西 | 運行管理請負(定期)/スポットは別途相談 | 要問い合わせ | 役員車・社用車の一括管理 | 運行管理者の資格を持つ社員が配車を担当 |
DRIVE4ME(トランスアクト) | 東京・横浜・名古屋・大阪・福岡ほか | 定期(月12日以上)/スポット | スポット42,350円〜(9時間) 月額660,000円〜 | 役員車・VIP送迎 | 登録ドライバー2,822名(2026年10月1日現在) |
セノン | 全国(要問い合わせ) | 定期中心 | 要問い合わせ | 役員車・官公庁車・送迎バス・特殊車両 | セコムグループ。元警察官による事故防止センター |
| 東京・大阪 | 月10日以上の長期契約のみ | 要問い合わせ | 役員車の専属運行 | 取引先247社。スケジュール共有システム「First-runs」 | |
セントラルサービス | 東京23区(横浜・さいたまは相談) | 月極/スポット(1日4時間以上が目安) | 要問い合わせ | 役員車・会食・空港送迎 | 派遣・請負のどちらでも契約できる |
おかかえ運転手 | 要問い合わせ(本社:東京都渋谷区) | 1日〜年契約 | 役員車 月額390,000円〜 | 役員車・送迎バス・商用車・回送 | 短期1日から依頼できる |
| 要問い合わせ(本社:東京都港区) | 定期/スポット(2時間〜) | 通常運行 8,500円〜(2時間・税別) 役員付運行 12,000円〜(3時間・税別) | 役員車・バス・英語対応 | スポット料金表を公開。24時間運行に対応 |
※料金は各社公式サイトに掲載された金額で、税込・税別は会社により異なります。実際の金額は、車種・利用時間・走行距離・時間帯によって変わるため、必ず見積もりで確認してください。
ここからは、1社ずつ紹介していきます。
1位 日本総合サービス|全国16拠点で専任ドライバーから事故処理まで一貫して任せられる
| 運営会社 | 日本総合サービス株式会社 |
|---|---|
| 創業 | 1967年(昭和42年) |
| スポット料金 | 要問い合わせ |
| 月極料金 | 要問い合わせ |
| 対応エリア | 全国16拠点 |
| 主な取引先 | 民間企業・学校法人・医療法人・官公庁 |
| 任せられる業務 | 運転・車両管理(点検整備・消耗品)・ドライバーの労務管理・保険手続き・事故処理 |
| 欠勤時の対応 | 代務運転手を手配 |
| 情報管理 | プライバシーマーク付与認定 |
- 全国16拠点があり、本社と地方の支店で同じ会社に依頼できる
- 点検整備から保険手続き・事故処理まで一貫して任せられる
- 担当ドライバーが休んだときも代務運転手で運行が止まらない
- 料金は公式サイトで公開されておらず、見積もりを取るまで比べにくい
- 定期契約が中心で、数時間だけのスポット利用には向かない
日本総合サービスは、1967年の創業から一貫して自動車の運行管理業務を手がけてきた老舗です。全国16拠点を持ち、民間企業だけでなく学校法人・医療法人・官公庁まで幅広い取引があります。東京本社の役員車と、地方の工場・支店の社用車をまとめて任せたい会社にとって、窓口を1つにできるのは大きな利点です。
ドライバーの手配だけでなく、日々の点検整備や消耗品の交換といった車両管理、ドライバーの労務管理、万が一の保険手続き・事故処理まで、車にかかわる業務をまとめてアウトソーシングできます。担当ドライバーが急な休みや病気で乗務できないときは代務運転手を速やかに手配してくれるため、「運転手が休んだので社長が自分で運転した」という事態を避けたい会社に向いています。
2位 大新東|役員車から公用車まで扱う管理台数トップクラスの運行管理
| 運営会社 | 大新東株式会社 |
|---|---|
| スポット料金 | 要問い合わせ |
| 月極料金 | 要問い合わせ |
| 対応エリア | 全国(11支店・70営業所。47都道府県でドライバーが稼働) |
| 規模 | 運行車両 約4,100台・プロドライバー 約4,800名・黒塗り車両 約1,850台(2025年4月30日時点) |
| 対象車両 | 役員車・公用車・共用車(送迎バスなども別サービスで対応) |
| 教育 | 各支店に教育インストラクターを配置。採用直後と配属後も継続して研修 |
| アフターフォロー | 契約後は専任のエリアマネージャーがサポート |
- 全国47都道府県でドライバーが稼働しており、地方の拠点にも頼みやすい
- 黒塗り車両だけで約1,850台を運行する実績がある
- 各支店の教育インストラクターと整備スタッフが品質を支える
- 料金や契約期間は公式サイトに載っておらず、相談が前提になる
- 短時間・単発の依頼よりも、継続的な運行管理向けの会社
大新東は、役員車・公用車・共用車の運行を、ドライバーの配置と車両管理をワンストップで引き受ける運行管理の大手です。公式サイトによると、運行車両は約4,100台、プロドライバーは約4,800名にのぼり、そのうち役員車などの黒塗り車両は約1,850台(いずれも2025年4月30日時点)。民間企業から官公庁・地方自治体まで、多くの団体と契約しています。
11支店・70営業所を構え、47都道府県でドライバーが稼働しているため、全国に支店がある会社がまとめて任せられるのが強みです。各支店には教育インストラクターと整備スタッフが常駐し、事故防止・快適な運転技術・マナー・個人情報保護の研修を、採用直後だけでなく配属後も続けています。地方の支店長車や自治体の公用車も含めて、運行管理を一本化したい会社の有力候補です。
3位 日本交通|ハイヤー大手の乗務員を自社の車に付けられる
| 運営会社 | 日本交通株式会社 |
|---|---|
| サービス名 | ドライバー派遣(運行管理請負) |
| スポット料金 | 要問い合わせ(1日から1か月まで依頼可) |
| 年間契約 | 要問い合わせ(ハイヤー経験のある乗務員が原則固定で担当) |
| 対応エリア | 東京(赤坂・銀座・中央の各営業所)・関西エリア |
| 得意な依頼 | 役員送迎・長距離移動・ゴルフ送迎 |
| 支払い方法 | 請求書による後払い、当日のカード・現金・チケット払い |
| 問い合わせ | 0570-07-2151(平日9:00〜17:30) |
- ハイヤー業務の経験を積んだ乗務員が、自社の車を運転してくれる
- 1日から1か月までのスポット契約も選べる
- 運転・車両管理・運行計画・事故対応まで任せられる
- 料金は公式サイトに掲載されておらず、見積もりが必要
- 対応は東京と関西が中心で、ほかの地域は個別の確認が必要
日本交通は、タクシー・ハイヤーの大手として知られる会社です。ハイヤー事業の一環としてお客様の車に乗務員を付けるドライバー派遣(運行管理請負)を行っており、車両の運転・管理から運行計画の立案、万が一の事故対応までを任せられます。車はハイヤー会社のものではなく自社の車を使うため、使い慣れた役員車をそのまま活かせます。
年間契約では、ハイヤー業務の経験がある乗務員が原則として固定で担当します。一方で1日から1か月までのスポット契約にも対応しており、週に数日だけの不定期な利用や、長距離の出張・ゴルフ送迎などにも頼めます。ハイヤーで培われた接遇や地理の知識を、自社の車で活かしたい会社に向いています。
4位 国際自動車(国際ハイヤー)|首都圏と関西で運行管理者の資格を持つ社員が配車を担当
| 運営会社 | 国際ハイヤー株式会社(東京エリア)・国際自動車大阪(関西エリア)/kmグループ |
|---|---|
| サービス名 | ドライバー派遣・役員車運転手(運行管理請負) |
| 料金 | 要問い合わせ(定期は人件費・社会保険料・雇用管理費を含み、超過分は加算。スポットは車種・時間・走行距離で算出) |
| 対応エリア | 東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県・京都府・大阪府・兵庫県・奈良県 |
| 任せられる業務 | 運転・整備・事故対応・労務管理を含む車両の一括管理 |
| 特徴的な対応 | 社内運転手や車両管理部門の転籍・出向、専門スタッフの常駐 |
| 問い合わせ | 東京 03-5745-5935/関西 06-6926-8608(平日9:00〜17:00) |
- 運行管理者(国家資格)を持つ社員が配車と労務管理を担当する
- 首都圏と関西の両方に対応し、大阪本社・東京支社のような会社でも頼みやすい
- 自社の運転手や車両管理部門ごと移す転籍・出向にも対応している
- 料金の具体的な金額は公開されていない
- スポットの細かな条件はハイヤーのページと分かれていて、問い合わせが必要
国際自動車は、「km」のマークで知られるタクシー・ハイヤーのkmグループの会社です。ドライバー派遣・役員車運転手のサービスでは、役員車や社用車の運転、整備、万が一の事故対応までをまとめて請け負います。配車スタッフとして運行管理者(国家資格)を持つ社員が専属で対応し、労務管理を含めて車両を一括で管理してくれるのが特徴です。
対応エリアは東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県の首都圏と、京都府・大阪府・兵庫県・奈良県の関西圏。社内の運転手や車両管理部門の転籍・出向、専門スタッフの常駐にも対応しているため、自社で抱えている運転手の雇用を守りながら外部に切り替えたい会社にも向いています。料金は、定期契約なら人件費・社会保険料・雇用管理費を含んだ金額に、残業・休日・深夜・長距離の超過料金が加わる形です。
5位 DRIVE4ME(トランスアクト)|名古屋・大阪・福岡にもオフィスがありスポット契約も選べる
| 運営会社 | 株式会社トランスアクト |
|---|---|
| スポット料金 | 1日42,350円〜(9時間拘束まで・税込。月12日未満の利用) |
| 月極料金 | 660,000円〜(月12日以上・平日は月160時間まで・税込) |
| 追加料金 | 時間外 4,950円〜/時間、深夜(22時〜5時)2,200円〜/時間、超過距離(1日101km以上)165円〜/km、宿泊 7,700円〜/泊 |
| 実費 | 燃料代・高速道路料金・駐車場料金など |
| 拠点 | 東京(本社)・渋谷・横浜・名古屋・大阪・福岡・ニューヨーク |
| 登録ドライバー | 2,822名(2026年10月1日現在) |
| 運転手の変更 | 相性が合わないときは変更に対応。休みの日は代わりの運転手が担当 |
- 料金表が公開されていて、スポット・定期とも予算を立てやすい
- 東京のほか名古屋・大阪・福岡にもオフィスがある
- 登録ドライバーが2,800名以上と多く、希望の人物像に合わせやすい
- 1日の基本料金は他社より高めの設定
- 時間外・深夜・距離・宿泊などの加算が細かく、見積もりで総額の確認が必要
DRIVE4MEは、役員秘書や受付スタッフのサービスも手がけるトランスアクトの役員運転手・プロドライバーのサービスです。登録している運転手は2,822名(2026年10月1日現在)。東京本社のほか、渋谷・横浜・名古屋・大阪・福岡、さらにニューヨークにもオフィスがあり、首都圏以外の拠点で運転手を探している会社でも相談しやすい体制です。
料金表が公開されているのも大きな特徴です。1日スポットは9時間拘束まで42,350円〜(税込)、月12日以上の定期は月額660,000円〜(税込)で、9時間を超える時間外や深夜、1日101km以上の走行、宿泊は別途加算されます。必要な時に必要な時間だけ使えるため、出張先での送迎や株主総会・イベントの日だけ運転手を増やしたいといった使い方にも合っています。
6位 セノン|セコムグループの車両運行管理で車のメンテナンスまで任せられる
| 運営会社 | 株式会社セノン(セコムグループ) |
|---|---|
| スポット料金 | 要問い合わせ |
| 月極料金 | 要問い合わせ(台数・目的に合わせてプランを提案) |
| 対応エリア | 全国(詳細は事業所に確認) |
| 対象車両 | 会長車・社長車などの役員車、共用車、官公庁の車、従業員・スクール・ホテルの送迎バス、福祉車両・検診車・測量車・広告車など |
| 任せられる業務 | ドライバーの配置から運行・メンテナンス・安全管理まで |
| 安全の取り組み | 元警察官が運営する事故防止センター(ドライビングシミュレーター・適性検査機器) |
- 警備会社のノウハウを活かした厳しい採用基準と事故防止の教育がある
- 役員車から送迎バス・特殊車両まで、車種を問わず相談できる
- 運転だけでなくメンテナンスを含む車両管理をまとめて任せられる
- 料金や対応エリアの詳細は公式サイトに載っておらず、問い合わせが必要
- 短時間のスポット利用の可否は個別確認になる
セノンは、2022年7月にセコムグループに加わった会社で、常駐警備や空港関連業務と並ぶ柱として車両運行管理サービスを提供しています。役員車や官公庁の車だけでなく、従業員送迎バスやスクールバス、ホテルの送迎車、福祉車両・検診車など幅広い車に対応できるのが特徴です。
警備事業で培ったノウハウをもとに採用基準を設け、配属前の研修と定期研修で技術とマナーを磨いています。元警察官が運営する事故防止センターでは、ドライビングシミュレーターや適性検査機器を使った教育も実施。運転からメンテナンスを含む車両管理までをトータルで任せられるので、役員車と送迎バスの両方を抱える会社や、安全管理を重視する会社に向いています。
7位 トーコー|東京・大阪の2拠点で役員運転手の運行管理を請け負う
| 運営会社 | 株式会社トーコー |
|---|---|
| 設立 | 1988年 |
| スポット料金 | 受け付けていない(月10日以上の長期契約のみ) |
| 月極料金 | 要問い合わせ |
| 対応エリア | 東京・大阪 |
| 実績 | 取引先247社(2026年3月末現在)・在籍ドライバー約700名・管理車両約600台 |
| 独自の仕組み | スケジュール共有システム「First-runs®」 |
| 情報管理 | プライバシーマーク取得 |
- 業歴30年以上・取引先247社の実績があり、上場企業や金融機関の利用も多い
- 専用システムで役員の予定を運転手と共有できる
- 約700名の在籍ドライバーから人柄を重視して選んでもらえる
- 1回限りのスポット利用はできない
- 朝夕の送迎だけでも1日8時間勤務の社員が担当するため、その分の料金がかかる
トーコーは1988年設立の、東京・大阪の役員運転手・車両運行管理を専門とする会社です。取引先は247社(2026年3月末現在)、在籍ドライバーは約700名、管理車両は約600台にのぼり、大手・上場企業や金融機関、病院などに選ばれ続けてきました。
独自のシステム「First-runs®」で、役員のスケジュールを運転手とリアルタイムに共有できるのが特徴です。秘書が予定を入力すれば運転手に伝わるため、急な予定変更が多い役員でも連絡の手間が減ります。ただし月10日以上の長期契約が前提で、1日だけのスポット利用はできません。東京と大阪に本社・支社がある会社で、両方の役員車を同じ品質で任せたいときに検討したい会社です。
8位 セントラルサービス|派遣と請負の両方から選べる東京の役員運転士サービス
| 運営会社 | セントラルサービス株式会社 |
|---|---|
| スポット料金 | 要問い合わせ(1日4時間以上が目安) |
| 月極料金 | 要問い合わせ(月額基本料金+超過・深夜・距離・休日・宿泊などで算出) |
| 契約形態 | 派遣・請負のどちらでも可(請負は運行スケジュールの事前共有が必要) |
| 対応エリア | 港区・千代田区・中央区を中心に東京23区(横浜・さいたまは相談) |
| 拠点 | 丸の内・神田三崎町・麻布十番 |
| 実績 | 累計77社(月極45社・スポット32社) |
| 初期費用 | なし(初期費用・登録費用はかからない) |
- 派遣と請負のどちらでも契約でき、自社の運用に合わせて選べる
- ホテルや主要施設の車寄せを想定した実地研修を受けた運転手が担当する
- 初期費用・登録費用がかからない
- 対応エリアは東京23区が中心で、地方の拠点には頼みにくい
- 料金は個別見積もりで、公式サイトで金額を比べられない
セントラルサービスは、港区・千代田区・中央区を中心に東京23区で役員運転士を手配する会社です。派遣と請負のどちらの契約でも依頼できるのが特徴で、公式サイトでは「どちらでもサービス内容そのものが大きく変わるわけではない」と案内されています。秘書が直接指示を出したいなら派遣、運行管理まで任せたいなら請負、と自社の運用で選べます。
運転士は、マナー・会話術・守秘義務・安全運行を学ぶ座学に加えて、首都圏のホテルや主要施設の車寄せを想定した実地研修を修了しています。月極が中心ですが、会食送迎や空港送迎などのスポット利用(1日4時間以上が目安)にも対応。箱根・軽井沢・大阪といった広域移動の実績もあり、都心の本社で役員車を運用している会社に向いています。
9位 おかかえ運転手|1日から長期まで役員車・送迎バス・商用車に対応
| 運営会社 | おかかえ運転手株式会社 |
|---|---|
| 創業 | 1989年(平成元年) |
| 役員車の月額 | 390,000円〜 |
| 利用期間 | 短期(1日)から長期(年契約)まで |
| 対応業務 | 役員車の運転・送迎バス・商用車(配送・ルート配送)・回送・メディカル送迎など |
| 登録ドライバー | 約300名 |
| 事故時の対応 | 事故時の交渉・補償は同社が対応(任意保険に加入) |
| 所在地 | 東京都渋谷区本町 |
- 1日だけの短期から年契約まで、期間を柔軟に選べる
- 役員車だけでなく、送迎バスや配送などの商用車にも対応している
- 役員車の月額が39万円からと、定期契約の中では手ごろな水準
- スポット料金の具体的な金額は公開されていない
- 対応エリアの詳細は問い合わせが必要
おかかえ運転手は、平成元年の創業以来、自家用自動車の運行管理を手がけてきた会社です。短期1日から長期の年契約まで期間を選べるうえ、役員車の運転手だけでなく、送迎バス、配送・ルート配送などの商用車、車の回送、医療・介護施設のメディカル送迎まで、幅広い運転業務に対応しています。
役員車の送迎は月額39万円からと、専属の定期契約の中では比較的手ごろな価格設定です。登録ドライバーは約300名で、事故の際の交渉や補償も同社が対応します。毎日フル稼働しない役員車や、役員車と商用車の両方の運転手を1社でまとめたい会社に向いています。
10位 トータルドライバーサービス|役員付運行のスポット料金が公開されていて比べやすい
| 運営会社 | 有限会社トータルドライバーサービス |
|---|---|
| スポット料金(普通車・通常運行) | 2時間以内 8,500円/4時間以内 12,800円/6時間以内 17,000円/9時間以内 21,300円(税別) |
| スポット料金(役員付運行) | 3時間以内 12,000円/9時間以内 22,000円(税別) |
| 入会金(スポット) | 法人 5,000円・個人 3,000円 |
| 月極料金 | 要問い合わせ |
| 対応時間 | 24時間(予約・問い合わせは平日9:00〜18:00) |
| 対応車両 | 乗用車のほか、マイクロバス・中型/大型バス(英語対応ドライバーも在籍) |
| 所在地 | 東京都港区芝大門 |
- スポット料金が時間ごとに細かく公開されていて比べやすい
- 2時間から使えて、会食や空港送迎など短時間の依頼に向いている
- バスや英語対応ドライバーの手配にも対応している
- スポット利用には入会金がかかる
- 直前のキャンセルや大幅な時間変更には料金がかかる
トータルドライバーサービスは、東京都港区芝大門に本社を置く会社で、スポット料金を時間ごとに公開しているのが大きな特徴です。普通車の通常運行は2時間以内8,500円から、役員が同乗する役員付運行は3時間以内12,000円・9時間以内22,000円(いずれも税別)と、利用時間に応じて金額が分かれています。
専属の運転手を付ける定期契約と、一時的に使うスポット契約の両方に対応。運行計画・管理から、点検・整備・給油・任意保険などの車両管理、事故時の対応と修理の手配まで任せられます。運行は24時間対応ですが、新規の依頼は初回の運行の10日前までの問い合わせが案内されているので、余裕をもって相談しましょう。
ドライバー派遣会社の選び方|運転手派遣会社を見極める6つのポイント
ドライバー派遣会社は、料金だけで選ぶと「使いたい日に頼めない」「思ったより請求額が高い」といった失敗につながります。次の6つのポイントを順に確認すると、自社に合う会社を絞り込みやすくなります。
- 自社の拠点や出張先が対応エリアに入っているか
- 定期(専属)とスポットのどちらに対応しているか
- 運転手の研修・接遇教育と運転歴
- 欠勤時の代わりと事故対応の体制
- 守秘義務契約(NDA)を結べるか
- 見積もりの内訳と追加料金がはっきりしているか
自社の拠点や出張先が対応エリアに入っているか
まず確認したいのが対応エリアです。ドライバー派遣会社は、運転手が通える範囲でしかサービスを提供できません。東京23区だけ、首都圏だけ、東京と大阪だけ、という会社も多く、全国対応をうたう会社でも地域によって手配できる人数に差があります。
本社だけでなく、地方の支店・工場の社用車も任せたいなら、日本総合サービスや大新東のように全国に拠点を持つ会社が候補になります。逆に、送り先が遠方でも「迎えに行く場所」が都内なら、首都圏の会社でも対応できることがあります。迎えの場所と送り先の両方を伝えて確認しましょう。
定期(専属)とスポットのどちらに対応しているか
ドライバー派遣の契約は、毎日同じ運転手が担当する定期(専属・月極)と、必要な日だけ頼むスポットに分かれます。会社によっては「月10日以上の長期契約のみ」「月12日未満はスポット料金」のように条件があり、スポットを受け付けていないこともあります。
| 契約 | 向いている使い方 | 確認したいこと |
|---|---|---|
| 定期(専属・月極) | 毎日の通勤送迎、役員の日中の移動 | 最低利用日数、月の上限時間、契約期間(1年契約など) |
| スポット | 会食・空港送迎・出張・イベント・欠勤時の代わり | 最低利用時間(2時間・4時間など)、予約の締切、入会金 |
「普段は定期で使い、繁忙期だけスポットを追加したい」というように、両方を組み合わせられるかどうかもあわせて確認しておくと安心です。
運転手の研修・接遇教育と運転歴
役員車の運転手には、安全運転に加えて、接遇・身だしなみ・地理の知識が欠かせません。公式サイトで研修の中身(座学・実地研修・卒業検定など)を公開している会社は、品質の管理に自信があるといえます。
見積もりの段階で、担当予定の運転手の運転歴や役員車の担当経験、事故歴の有無を聞いておきましょう。面談や試乗をさせてくれる会社なら、役員との相性も事前に確かめられます。
欠勤時の代わりと事故対応の体制
運転手も人なので、体調不良や家庭の事情で休むことがあります。担当者が休んだ日に代わりの運転手(代務)を手配してくれるかは、必ず確認したいポイントです。代務の運転手が事前に車や役員の自宅・ルートを把握しているかどうかで、当日の安心感は大きく変わります。
事故が起きたときに、警察・保険会社への連絡や相手方との交渉、修理の手配までどこまで対応してくれるかも会社によって違います。契約書に事故時の責任分担と連絡の流れが書かれているかを見ておきましょう。
守秘義務契約(NDA)を結べるか
役員車の中では、経営に関わる電話や打ち合わせが行われることも少なくありません。運転手が車内で見聞きした情報を外に漏らさないよう、会社として守秘義務契約(NDA)を結べるか、運転手本人にも誓約書を出させているかを確認しましょう。
プライバシーマークを取得している会社や、個人情報保護の研修を行っている会社は、情報管理の仕組みが整っている目安になります。
見積もりの内訳と追加料金がはっきりしているか
ドライバー派遣の料金は、基本料金のほかに時間外・深夜・休日・距離・宿泊などの加算がつくのが一般的です。基本料金が安く見えても、加算が多いと請求額が逆転することもあります。
見積もりを比べるときは、月の利用日数、1日の拘束時間、想定の走行距離、早朝・深夜や休日の頻度を同じ条件でそろえて依頼しましょう。キャンセル料の発生タイミングや、最低契約期間・解約の申し出期限も、見積もりの段階で書面で確認しておくと安心です。
ドライバー派遣の料金相場|定期契約とスポット契約でいくら?
ここでは、各社が公開している金額をもとに、ドライバー派遣の料金相場を整理します。料金は地域・車種・時間帯で大きく変わるため、あくまで目安として参考にしてください。
定期契約(月極・専属)の月額の目安
専属の運転手が毎日担当する定期契約は、月額およそ39万円〜77万円程度が目安です。公開されている例では、おかかえ運転手の役員車が月額39万円〜、トランスアクト(DRIVE4ME)が月額66万円〜(月12日以上・税込)となっています。東京の役員運転手会社には、国産車で月55万円〜、ロールス・ロイスやベントレーなどの高級車で月77万円〜(いずれも税込)と、車種のクラスで月額を分けている会社もあります。
| 料金を左右する要素 | 高くなりやすい条件 |
|---|---|
| 車種 | 輸入車の上級モデル・大型車 |
| 拘束時間 | 早朝から深夜まで、1日10時間を超える勤務 |
| 利用日数 | 土日祝日の利用が多い |
| 付随業務 | 待機中の雑務・回送・車両管理まで含める |
定期の月額には、運転手の給与・社会保険料・教育費・会社の管理費が含まれます。そのぶん、採用や労務管理の手間はかからず、運転手が休んだ日も代わりを手配してもらえます。
スポット契約(1日・時間単位)の目安
必要な日だけ頼むスポット契約は、2〜4時間で1万円前後、9時間で2万〜4万円程度が目安です。
| 会社の例 | 短時間 | 1日(9時間前後) |
|---|---|---|
| トータルドライバーサービス(通常運行) | 2時間以内 8,500円/4時間以内 12,800円(税別) | 9時間以内 21,300円(税別) |
| トータルドライバーサービス(役員付運行) | 3時間以内 12,000円(税別) | 9時間以内 22,000円(税別) |
| トランスアクト(DRIVE4ME) | — | 42,350円〜(9時間拘束まで・税込) |
スポットは定期に比べて1時間あたりの単価が高めです。また、入会金がかかる会社や、最低利用時間(2時間・4時間など)が決まっている会社もあります。月に10日以上使うなら、スポットを積み重ねるより定期契約のほうが割安になることが多いでしょう。
料金とは別にかかりやすい費用(残業・深夜早朝・高速代・駐車場)
見落としやすいのが、基本料金に含まれない費用です。各社の料金表では、次のような項目が別建てになっていることが多くあります。
- 時間外料金(例:9時間を超えた分は1時間4,950円〜)
- 深夜・早朝の割増(例:22時〜翌5時は1時間2,200円〜)
- 休日料金・宿泊を伴う出張の手当(例:1泊7,700円〜)
- 走行距離の超過料金(例:1日101km以上は1kmにつき165円〜)
- 燃料代・高速道路料金・駐車場代(実費精算)
- スポットの入会金、直前のキャンセル料や緊急オーダー料
とくに会食後の送迎が多い役員は、深夜割増と時間外が重なりやすくなります。役員の1か月の予定表をもとに、平均的な拘束時間と深夜の回数を伝えて見積もりを取ると、実際の請求額に近い金額がわかります。
自社で運転手を雇う場合の年間コストと比べる
ドライバー派遣が高いか安いかは、自社で運転手を雇った場合の総コストと比べて判断しましょう。役員運転手の年収は、会社の規模や残業の多さにより300万円台〜500万円超まで幅があります。
| 費用の項目 | 自社で雇う場合 | ドライバー派遣・委託の場合 |
|---|---|---|
| 給与・賞与・残業代 | 会社が負担 | 料金に含まれる |
| 社会保険料の会社負担 | 給与のおよそ15%前後 | 料金に含まれる |
| 採用費・教育費 | 求人広告・研修に毎回かかる | 原則かからない |
| 欠勤・退職時の代わり | 自社で手配(見つからないことも) | 代わりの運転手を手配してもらえる |
| 労務管理 | 勤怠・労働時間の管理が必要 | 外部の会社が管理 |
年収400万円の運転手を雇うと、社会保険料の会社負担や採用・教育費を合わせて、年間500万円前後のコストになることも珍しくありません。月額に直すと40万円強で、定期契約の相場と大きくは変わらない計算です。代わりの手配や労務管理の手間まで含めて比べると、外部に頼むメリットが見えやすくなります。個人で専属の運転手を頼む場合の費用感は、専属運転手を個人契約するといくらかかるかの記事でも詳しく解説しています。
ドライバー派遣を利用するメリット
ドライバー派遣を利用すると、運転手の確保と管理にかかる手間を大きく減らせます。主なメリットを4つ紹介します。
採用・教育・労務管理の手間が減る
役員運転手は求人を出してもすぐに応募が集まる職種ではなく、採用後も接遇や地理の教育に時間がかかります。ドライバー派遣なら、募集・面接・研修・勤怠管理・給与計算を外部の会社が担当するため、総務の負担が大きく減ります。
運転手の長時間労働や休日出勤の管理も外部の会社が行うため、労働時間の管理が行き届かないまま残業が積み重なるリスクも抑えられます。
欠勤や退職があっても役員の移動が止まらない
自社で1人だけ運転手を雇っていると、その人が休んだ日や急に退職したときに、役員の移動が止まってしまいます。ドライバー派遣会社なら代わりの運転手を手配してもらえるため、重要な商談や式典の日に運転手がいない、という事態を避けられます。
事故やトラブルの初期対応を任せられる
多くのドライバー派遣会社・運行管理会社は、事故が起きたときの警察・保険会社への連絡、相手方との対応、修理の手配までサポートしてくれます。役員や秘書が現場の対応に追われず、予定を立て直すことに集中できます。
事故防止の研修や運転記録の分析を行っている会社もあり、日ごろの安全運転の水準を保ちやすいのもメリットです。
必要な期間・時間だけ使える
スポット契約なら、会食の日だけ、出張の期間だけ、株主総会の当日だけといった使い方ができます。新しく役員車を導入するときに、まずスポットで試してから定期契約に切り替えるという進め方もできます。
自社で雇うと、運転の予定がない日も給与が発生しますが、スポットなら使った分だけの支払いで済みます。
ドライバー派遣のデメリットと向かないケース
便利なドライバー派遣にも、事前に知っておきたいデメリットがあります。自社の使い方と照らし合わせて確認しましょう。
契約で決めた範囲外の雑務は頼めない
外部の運転手に頼めるのは、契約書で決めた業務の範囲までです。社員の運転手なら頼めた「待機中の書類の届け物」「役員の自宅の用事」なども、契約に入っていなければ断られることがあります。
給油や洗車、ディーラーへの点検の回送、買い物などの付随業務を頼みたい場合は、契約前に業務の範囲として明記してもらいましょう。
毎日長時間使うと自社雇用より割高になることがある
早朝から深夜までの長時間勤務が毎日続く場合、時間外・深夜の加算が積み重なり、自社で雇うより高くなることがあります。運転手を何年も固定で使い続ける予定なら、自社雇用と外部委託の総額を数年単位で比べてみましょう。
担当の運転手と相性が合わないことがある
運転のくせや会話の距離感、車内の温度の好みなど、役員と運転手の相性は実際に乗ってみないとわからない部分があります。多くの会社は運転手の交代に応じてくれますが、交代までに数日から2週間程度かかる会社もあります。
面談や試乗ができるか、交代の申し出から何日で対応してくれるかを、契約前に確認しておくと安心です。
社内の予定や機密を外部の人と共有することになる
役員の行き先や予定、車内での会話は、会社にとって重要な情報です。ドライバー派遣では、これらを社外の人と共有することになる点を理解しておきましょう。
守秘義務契約(NDA)の締結や運転手本人の誓約書、スケジュールの共有方法(メール・専用システムなど)のルールを決めておけば、情報漏えいのリスクは大きく下げられます。
1日だけの運転手は派遣で頼める?日雇派遣の原則禁止と契約形態の選び方
「会食の日だけ」「出張の1日だけ」運転手を頼みたいときに注意したいのが、労働者派遣法の日雇派遣の原則禁止です。1日だけの運転を頼むときの考え方を整理します。
30日以内の日雇派遣は原則として禁止されている
労働者派遣法では、派遣会社が日々または30日以内の期間を定めて雇う労働者を派遣することは、原則として禁止されています。厚生労働省の改正労働者派遣法に関するQ&Aによると、例外として認められるのは、60歳以上の人、昼間学生、生業収入が500万円以上ある人の副業、世帯収入が500万円以上ある主たる生計者でない人などに限られます。
例外になる業務も政令で定められていますが、ソフトウェア開発・通訳・秘書・受付案内など一部の業務に限られており、自動車の運転は含まれていません。そのため、1日だけ・数日だけの運転を「派遣」として頼むと、運転手がこれらの例外に当てはまらない限り、派遣会社側が法律に触れるおそれがあります。
なお、派遣会社と運転手の雇用契約が31日以上あれば日雇派遣にはあたらないため、派遣会社に長期雇用されている運転手が、スポットで依頼先に来るケースもあります。
単発・短期の運転は請負やハイヤーで頼むのが一般的
こうした事情から、1日単位・時間単位のスポット利用は、運行管理の請負(業務委託)として引き受けている会社が多いのが実情です。請負なら、運転業務そのものを外部の会社が引き受けるため、日雇派遣の規制の対象にはなりません。
| 頼みたい内容 | 選びやすい方法 |
|---|---|
| 自社の車で、会食や出張の1日だけ | 運行管理会社のスポット契約(請負) |
| 車も含めて1日だけ | ハイヤー |
| 自社の車で、毎日・1か月以上 | 定期の派遣または請負 |
見積もりを依頼するときに、「スポット利用は派遣ですか、請負ですか」と聞いておくと、当日の指示の出し方まで含めてトラブルを防げます。
派遣で頼むなら運転手への指示は自社が出す
労働者派遣では、運転手は派遣会社に雇われていますが、仕事の指示(指揮命令)は依頼した会社(派遣先)が出します。行き先や出発時間の変更、待機場所などを、秘書や総務が運転手に直接伝えられるのが派遣のメリットです。
一方で派遣先には、派遣先責任者の選任や労働時間の把握など、労働者派遣法にもとづく責任が生じます。派遣で頼む場合は、社内で運転手への連絡窓口と勤務時間の管理担当を決めておきましょう。
請負なのに自社が直接指示すると偽装請負になるおそれがある
請負(業務委託)の契約なのに、依頼した会社が運転手に直接細かい指示を出していると、実態は労働者派遣だとみなされる「偽装請負」になるおそれがあります。派遣か請負かは、契約書の名前ではなく、働き方の実態で判断されます。
判断の基準は、厚生労働省の「労働者派遣・請負を適正に行うためのガイド」にまとめられています。請負で頼む場合は、運行のスケジュールを請け負った会社の管理者を通じて伝え、運転手への指示や勤怠の管理は請け負った会社に任せる、という運用を守りましょう。予定変更の連絡ルートを契約前に決めておくことが大切です。
ドライバー派遣の注意点|契約前に決めておきたい車両・保険・安全運転管理
外部の運転手に自社の車を任せる前に、車両・保険・安全運転管理・解約条件のルールを決めておきましょう。
自社の車を使うときの任意保険の運転者の範囲
自社の車を外部の運転手が運転する場合、まず確認したいのが任意保険の運転者の範囲です。運転者を「役員・従業員」に限定する特約を付けていると、外部の運転手が起こした事故が補償されないおそれがあります。
契約前に保険会社や代理店に「外部の会社の運転手が運転する」ことを伝え、運転者の範囲を限定しない契約になっているか確認しましょう。会社によっては、運行管理会社側が加入する保険でカバーする形もあるため、どちらの保険を使うのかを契約書で明確にしておくことが大切です。
安全運転管理者とアルコールチェックの担当を決める
乗車定員11人以上の車を1台以上、またはそれ以外の車を5台以上使う事業所では、安全運転管理者を選任する必要があります。安全運転管理者には、運転前後の酒気帯びの確認や記録の保存などの業務があり、2023年12月からはアルコール検知器を使った確認も義務になっています。詳しくは警察庁の「安全運転管理者の業務の拡充等」で確認できます。
外部の運転手が自社の車を運転する場合でも、誰がアルコールチェックを行い、どこに記録を残すのかを決めておかなければなりません。運行管理会社側でチェックと記録を行う会社も多いので、記録の共有方法も含めて取り決めておきましょう。
鍵・ETCカード・駐車場の受け渡しのルール
役員車の鍵、ETCカード、給油カード、駐車場の入館証などは、誰がどこで管理するかを決めておきます。運転手が自宅に持ち帰るのか、会社の決まった場所で受け渡すのかによって、紛失時の責任の所在が変わります。
- 鍵・カード類の保管場所と受け渡しの時間
- 給油・高速代の立て替えと精算の方法
- 待機場所と駐車場代の負担
- 車内に置いてよい物・置いてはいけない物
こうしたルールを1枚の運用メモにまとめて運転手と共有しておくと、代わりの運転手が来た日も同じ品質で運行できます。
最低契約期間と解約の条件を確認する
定期契約には、1年契約で以降は自動更新、解約は2か月前までに申し出といった条件が付いていることがあります。役員の交代や会社の移転で運転手が不要になったときに、すぐ解約できるかどうかは事前に確認しておきましょう。
あわせて、スポット利用のキャンセル料(何日前から何%かかるか)、初期費用や登録費用の有無、料金改定の通知のタイミングも確認しておくと、契約後のトラブルを防げます。
ドライバー派遣でよくある質問
ドライバー派遣を検討している方から、よく寄せられる質問をまとめました。
- 運転手派遣を頼むとき、車は誰が用意する?
- 依頼してから運転が始まるまでどのくらいかかる?
- 大阪・名古屋・福岡など東京以外でも頼める?
- 個人や家族の送迎でも頼める?
- 担当の運転手を交代してもらえる?
- 運転中に事故が起きたら誰の責任になる?
運転手派遣を頼むとき、車は誰が用意する?
ドライバー派遣・運行管理の請負では、車は依頼する会社(個人)が用意するのが基本です。自社所有の車でもリース車でもかまいません。車ごと借りたい場合は、ハイヤーを利用することになります。
依頼してから運転が始まるまでどのくらいかかる?
会社や条件によって異なりますが、早ければ1週間前後、通常は2週間〜1か月程度が目安です。担当の運転手を選び、車や役員の自宅・ルートを確認する時間が必要になるためです。スポット利用でも、初回は登録手続きがあるため、余裕をもって相談しましょう。
大阪・名古屋・福岡など東京以外でも頼める?
頼めます。日本総合サービスや大新東は全国に拠点があり、DRIVE4ME(トランスアクト)は名古屋・大阪・福岡にもオフィスがあります。関西なら日本交通や国際自動車、トーコーも対応しています。ただし地域によって手配できる人数が限られることもあるため、早めに問い合わせて確認するのがおすすめです。
個人や家族の送迎でも頼める?
会社によっては、個人の利用や家族の送迎にも対応しています。経営者の家族の通院や子どもの送迎、高齢の親の外出などで使われることもあります。法人向けに限定している会社もあるので、問い合わせのときに個人利用が可能かを確認しましょう。
担当の運転手を交代してもらえる?
多くの会社が交代に対応しています。相性が合わない、運転のくせが気になるといった理由でも相談できます。ただし、新しい運転手の手配には数日から2週間程度かかることがあるため、気になった時点で早めに伝えましょう。
運転中に事故が起きたら誰の責任になる?
責任の分担は、契約の形(派遣か請負か)と契約書の取り決めによって変わります。一般に、自社の車を使う場合は車の持ち主として依頼した会社にも責任が生じることがあり、運転手を雇用・管理する外部の会社にも責任が及ぶことがあります。
どの保険を使うのか、修理費や休車の損害を誰が負担するのか、事故の連絡はどの順番で行うのかを、契約前に書面で決めておくことが大切です。
役員車・社用車の運転手を頼むなら『フィールドサービス』
東京・首都圏で役員車や社用車の運転手を探しているなら、フィールドサービス株式会社にご相談ください。役員車両のコンシェルジュとして、貴社のビジネスシーンに合わせた運転士をご用意しています。
首都圏で専属からスポットまで貴社の車に合う運転士をご用意
フィールドサービス株式会社では、毎日の役員送迎を同じ運転士が継続して担当する専属運転手から、急な欠勤の代わりやイベント・繁忙期の増便といったスポット短期まで、ご利用の形に合わせて運転士を手配しています。車両は貴社でご用意いただいた車をそのまま使い、運転業務をお任せいただけます。
法人契約は80社以上、業務歴は31年を超え、在籍ドライバーは60名以上。この道30年以上の運行管理責任者が、運転技術だけでなくビジネスマナーや守秘義務の教育を行っています。給油やディーラーへの定期点検の回送、片道利用後の車庫への回送など、車まわりの付随業務にも対応しています。
・法人契約80社以上・業務歴31年超
・在籍ドライバー60名以上・最短1週間で手配
・全契約でNDAを締結
| 対応エリア | 東京都全域・神奈川・埼玉・千葉(エリア外もご相談ください) |
|---|---|
| 拠点 | 板橋本店・日本橋・西新宿・恵比寿・横浜 |
| ご利用の形 | 専属運転手/貴社車両への運転手の手配・業務委託/スポット短期 |
| 料金 | 個別見積もり(初期費用・解約手数料なし) |
| 手配までの期間 | 最短1週間 |
| 守秘義務 | 全契約でNDAを締結 |
初期費用・解約手数料なしで概算の見積もりもOK
料金はご利用の条件に合わせた個別見積もりです。初期費用・解約手数料はかからず、契約期間も柔軟に設定できます。
「条件がまだ決まっていないが、概算だけ知りたい」「今いる運転手が辞める予定なので、まずは相談したい」といったご相談も歓迎です。運転士が欠勤したときの代わりの手配や、万が一の事故の初期対応まで一括でサポートします。法人だけでなく、ご家族の送迎など個人のお客様のご利用も承っています。
無料見積もりから運転開始までの流れ
お問い合わせから運転開始までは、次のような流れで進みます。
- お問い合わせ:Webフォームから、ご利用のシーンや希望の時期をお知らせください
- ヒアリング:利用する時間帯・日数、車両、送迎先などの条件をうかがいます
- お見積もり:条件に合わせた見積もりをご提示します(概算のみもOK)
- ご契約:秘密保持契約(NDA)を締結し、運行のルールを取り決めます
- 運転開始:最短1週間で、貴社の車に合う運転士をご用意します
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