子供の送迎サービスおすすめ10選|送迎シッター・キッズタクシー・相乗りの料金を比較

子供の送迎サービスおすすめ比較|「子供の送迎サービス おすすめ比較 料金はいくら? 子どもだけで乗れる?」の文字と、白手袋でハンドルを握る運転手の手元・後部座席のドアを開けて子どもを案内する運転手

共働きで夕方のお迎えに間に合わない、習い事が増えて送り迎えが回らない、下の子の寝かしつけと上の子の塾帰りが重なる。そんな毎日の悩みを助けてくれるのが、親の代わりに子どもを送り届けてくれる送迎サービスです。

ただ、ひと口に子供の送迎サービスといっても、ベビーシッターが徒歩や電車で付き添うもの、研修を受けたタクシーの乗務員が車で送るもの、複数の家庭で相乗りするもの、自治体の会員同士で助け合うものなど、仕組みも料金もまったく違います。どれを選ぶかで、月の費用が数万円単位で変わることも珍しくありません。

この記事では、送迎シッター・キッズタクシー・相乗りタクシー・自治体のサービスから選んだ子供の送迎サービス10選を、2026年10月時点の公式サイトの情報をもとに比較します。あわせて、選び方のポイント、週2回の習い事で使ったときの月額シミュレーション、家族で決めておきたい安全ルール、東京都やこども家庭庁の補助制度まで、依頼する親の目線でまとめました。

  • 共働きで保育園・学童・習い事のお迎えに間に合わない方
  • 子どもだけでタクシーに乗せても大丈夫か不安な方
  • 送迎シッターとキッズタクシーのどちらが安いか比べたい方
  • 子どもの送迎と親の通院の付き添いを、まとめて任せられる方法を探している方

このような方は、ぜひ参考にしてください。

目次

毎日の家族の送迎を同じ運転手に任せたいならフィールドサービス

役員運転手・専属ドライバーの手配ならフィールドサービス|法人契約80社以上・運転委託業務歴31年超・ドライバー在籍60名以上

送迎の回数が多いご家庭や、子どもの送迎と親の通院の付き添いが重なるご家庭には、ご自宅の車に運転手を手配して、家族の移動をまとめて任せるという方法もあります。フィールドサービス株式会社は、首都圏で専属運転手の手配や運転業務の委託を行っている会社です。

  1. ご自宅の車で子どもの通学・習い事と親の通院をまとめて送迎
  2. フィールドサービスの料金と対応エリア

ご自宅の車で子どもの通学・習い事と親の通院をまとめて送迎

フィールドサービス株式会社では、ご家庭でお使いの車に運転士をご用意し、子どもの通学・塾・習い事の送迎から、高齢のご両親の通院や買い物の付き添いまで、ご家族の予定に合わせた送迎をお任せいただけます。車両はご家庭でご用意いただいた車をそのまま使うため、チャイルドシートやジュニアシートもいつもの位置に付けたまま乗れます。

タクシーや送迎シッターは、1回ごとに予約して担当者もその都度変わるのが一般的です。これに対して専属の運転手なら、同じドライバーが継続して担当するので、子どもも顔なじみの大人に送ってもらえます。法人契約は80社以上、業務歴は31年を超え、在籍ドライバーは60名以上。全契約で秘密保持契約(NDA)を結ぶため、ご自宅の場所や家族の予定といった情報も安心してお伝えいただけます。

  • 同じ運転手が継続して担当するので、子どもが慣れやすい
  • 子どもの送迎・親の通院・家族の外出をまとめて任せられる
  • 運転手が休んだときの代わりの手配や、事故の初期対応までサポート

フィールドサービスの料金と対応エリア

料金は、送迎の回数や時間帯、待機の有無に合わせた個別見積もりです。初期費用・解約手数料はかからず、条件が決まっていない段階での概算の見積もりにも対応しています。

ご利用の形専属運転手(同じドライバーが継続担当)/ご自宅の車への運転手の手配/スポット短期
料金個別見積もり(初期費用・解約手数料なし)
対応エリア東京都全域・神奈川・埼玉・千葉(エリア外もご相談ください)
拠点板橋本店・日本橋・西新宿・恵比寿・横浜
手配までの期間最短1週間
車両ご家庭でご用意(車の貸し出しは行っていません)
守秘義務全契約でNDAを締結
ご利用者法人・個人とも可(ご家族の送迎も)

「平日の夕方だけ、塾と習い事の送迎をお願いしたい」「子どもの送迎と、週1回の親の通院をまとめて頼みたい」といったご相談も歓迎です。見積もり・相談は無料です。

子供の送迎サービスとは?シッター型・タクシー型など5つのタイプ

子供の送迎サービスとは、保護者の代わりに、保育園・幼稚園・学校・学童・塾・習い事と自宅の間で子どもを送り迎えするサービスのことです。大きく分けると次の5つのタイプがあり、移動手段も料金の決まり方も違います。

タイプ移動手段料金の決まり方子どもだけの利用向いている使い方
送迎シッター型徒歩・電車・バスで付き添い時間制(30分〜1時間単位)可(シッターが付き添う)近距離の保育園・習い事、送迎後の自宅保育
キッズタクシー型タクシー(車)時間貸切またはメーター+指定料可(コースによる)夜の塾帰り、雨の日、距離のある習い事
相乗りタクシー型タクシー(相乗り)メーター運賃を距離で按分+利用料可学童から習い事への移動
自治体のサービス主に徒歩(交通費は実費)1時間700〜900円程度可(会員が付き添う)費用を抑えたい定期的な送迎
専属運転手型自家用車月極・個別見積もり可家族の送迎が毎日あり、親の通院も重なる
  1. 送迎シッター(ベビーシッター)型|徒歩や電車で付き添って送り届ける
  2. キッズタクシー・子育てタクシー型|研修を受けた運転手が車で送迎
  3. 相乗りタクシー型|複数の家庭で乗り合って料金を分け合う
  4. ファミリー・サポート・センターなど自治体のサービス
  5. 専属運転手型|自家用車で家族の送迎をまとめて任せる

送迎シッター(ベビーシッター)型|徒歩や電車で付き添って送り届ける

もっとも利用者が多いのが、ベビーシッターに送迎を頼む方法です。シッターが保育園や学童まで迎えに行き、子どもと手をつないで徒歩や電車・バスで自宅や習い事の教室まで送り届けます。

送迎のあとにそのまま自宅で保育を続けてもらったり、習い事が終わるまで待って帰りも一緒に連れて帰ってもらったりと、送迎と預かりを一続きで頼めるのが強みです。ポピンズシッターのように30分の送迎だけを頼めるサービスもあり、近距離の送迎なら比較的安く使えます。

一方で、シッターの自家用車での送迎は多くの会社が受け付けていません。ベアーズのように「車両の使用を伴うサービス」を対象外と明記している会社もあるため、車でしか行けない距離の習い事には向きません。

キッズタクシー・子育てタクシー型|研修を受けた運転手が車で送迎

タクシー会社が提供する、子どもの送迎に特化したタクシーです。日本交通の「キッズタクシー」、日の丸交通などが提供する「子育てタクシー」が代表的で、事前に登録しておけば子どもだけでも乗車できます。

子育てタクシーは、一般社団法人 全国子育てタクシー協会の養成講座・保育実習・チャイルドシート設置講習を修了した乗務員が担当するのが特徴です。料金は最初の1時間7,900円のような時間貸切が中心で、雨の日や夜の塾帰りなど、子どもを一人で歩かせたくない場面で頼りになります。

相乗りタクシー型|複数の家庭で乗り合って料金を分け合う

近年登場したのが、同じ方向に向かう子どもたちをタクシーに相乗りさせて、運賃を分け合うタイプです。TOPPANの「こどもび」は、学童クラブ・習い事教室・自宅の間をタクシーの相乗りで送迎し、運賃を乗車距離に応じて按分します。

1人で乗るより安くなりやすい反面、提供エリアがまだ限られていて、予約も送迎日の数日前までに入れる必要があります。学童から習い事への移動が多い小学生の家庭に向いています。

ファミリー・サポート・センターなど自治体のサービス

ファミリー・サポート・センター(ファミサポ)は、子育ての手助けをしてほしい人(依頼会員)と、手助けをしたい人(提供会員)を市区町村がつなぐ仕組みです。保育園・幼稚園・学童・習い事の送迎や、送迎後の短時間の預かりを頼めます。

料金は自治体ごとに決まっていて、平日日中で1時間700〜900円程度と、民間サービスよりかなり安いのが魅力です。ただし事前の会員登録と提供会員との顔合わせが必要で、当日の急な依頼には対応しにくい点に注意が必要です。

専属運転手型|自家用車で家族の送迎をまとめて任せる

ご家庭の車に運転手を付けて、家族の移動をまとめて任せる方法です。毎回予約するタクシーとは違い、同じ運転手が毎日の送迎を継続して担当するため、子どもの通学・習い事と、親の通院・買い物の付き添いを1人に任せられます。

費用は月極の個別見積もりで、送迎シッターやタクシーより高くなる場合が多いものの、送迎の回数が多い家庭や、家族の移動が毎日あるご家庭では選択肢になります。専属の運転手を個人で頼むときの費用感は、専属運転手を個人契約するには月いくらかかるかで詳しく解説しています。

子供の送迎サービスおすすめ10選|料金・対象年齢・エリアを比較

ここからは、子供の送迎に使えるおすすめのサービス10選を紹介します。全国で使えるベビーシッターのマッチングサービスから、東京23区で使えるキッズタクシー、相乗りの新しいサービス、自治体のファミリー・サポート・センターまで、タイプの違うサービスを選びました。

並びは、送迎だけを短時間で頼みやすいか、料金が公式サイトで分かるか、対応エリアの広さを総合して決めています。

  1. 10サービスの料金・送迎方法・対応エリア比較表
  2. ポピンズシッター
  3. キッズライン
  4. KIDSNAシッター
  5. ベビーシッターのHAS
  6. ベアーズ キッズ&ベビーシッター
  7. 日本交通 キッズタクシー
  8. 日の丸交通 子育てタクシー
  9. こどもび
  10. 全国子育てタクシー協会の加盟タクシー
  11. ファミリー・サポート・センター

10サービスの料金・送迎方法・対応エリア比較表

各サービスの料金の目安・送迎方法・対応エリア・予約を一覧にまとめました(2026年10月時点の公式サイトの情報です)。

サービス名タイプ料金の目安送迎方法対応エリア予約・特徴
ポピンズシッター
ポピンズシッター
送迎シッター送迎30分2,420円〜
(交通費は実費)
徒歩・公共交通機関関東・関西ほか全国の主要都市最短30分の送迎のみOK。入会金・年会費無料
キッズライン
キッズライン
送迎シッター(マッチング)シッターごとに設定
+手数料(単発22%・定期11%)
徒歩・公共交通機関全国47都道府県当日予約も可。送迎のみOKのシッターを検索できる
KIDSNAシッター
KIDSNAシッター
送迎シッター(マッチング)基本料金1,600円/時〜
+手数料20%(税別)
徒歩・公共交通機関全国入会金・年会費無料。お迎えから自宅保育まで
ベビーシッターのHAS
ベビーシッターのHAS
送迎シッター送迎1回(60分以内)4,730円〜(会員)徒歩・公共交通機関首都圏ほか小学館グループ。入会金22,000円・年会費11,000円
ベアーズ キッズ&ベビーシッター
ベアーズ キッズ&ベビーシッター
送迎シッター定期 1時間4,290円(2時間以上3時間未満)徒歩・公共交通機関(車両は不可)東京・神奈川・大阪・兵庫など0歳8か月〜12歳。下校付き添い・家事も
日本交通 キッズタクシー
日本交通 キッズタクシー
キッズタクシー最初の1時間7,900円
以降30分3,200円
タクシー(ドアtoドア)東京23区・武蔵野市・三鷹市発着アプリで1か月前〜24時間前に予約
日の丸交通 子育てタクシー
日の丸交通 子育てタクシー
子育てタクシー最初の1時間7,900円
以降30分2,700円
タクシー(時間貸切)東京23区・武蔵野市・三鷹市発着ひよこコースは4〜5歳以上。14日前〜1営業日前にWEB予約
こどもび
こどもび
相乗りタクシーメーター運賃を距離で按分
+システム利用料
タクシー(相乗り)東京都中野区など(順次拡大)小学生対象。平日夕方。アプリ・LINEで予約
全国子育てタクシー協会
全国子育てタクシー協会の加盟タクシー
子育てタクシー加盟各社の料金
(時間制・メーター制など)
タクシー全国の加盟タクシー会社のエリア養成講座・保育実習を修了した乗務員
ファミリー・サポート・センター(ファミサポのしくみ)
ファミリー・サポート・センター
自治体の相互援助1時間700〜900円程度
(交通費は実費)
主に徒歩(自治体による)全国の市区町村事前の会員登録と顔合わせが必要

※料金は各社公式サイトに掲載された税込の金額です(日本交通・日の丸交通の時間制料金には迎車・予約の料金が含まれます)。シッターの交通費や、タクシーの有料道路・駐車場代は別途かかります。実際の金額は時間帯・距離・人数で変わるため、予約前に必ず確認してください。

ここからは、1つずつ紹介していきます。

ポピンズシッター|30分2,420円からの送迎だけの依頼に対応

ポピンズシッター
運営会社株式会社ポピンズシッター(ポピンズグループ)
タイプ送迎シッター・ベビーシッターのマッチング
送迎の料金30分2,420円〜(1時間半まで延長可)
保育の料金1時間2,420円〜(国の研修を修了していないシッターは2,340円〜)
入会金・年会費無料
手数料保育料に含まれる
交通費シッターの自宅から現地までの往復の実費
キャンセル料前々日まで無料/前日17時まで50%/前日17時以降100%
対応エリア東京・神奈川・千葉・埼玉など関東、大阪・兵庫・京都・奈良など関西ほか
メリット
  • 最短30分から、送迎だけを頼める
  • 入会金・年会費がかからず、使う月だけ費用がかかる
  • 保育大手ポピンズグループのサービスで、シッターの研修体制が整っている
デメリット
  • 交通費は別途実費のため、シッターの自宅が遠いと割高になる
  • シッターの自家用車での送迎は想定されていない

ポピンズシッターは、保育サービス大手のポピンズグループが運営するベビーシッターのマッチングサービスです。送迎は30分2,420円から依頼でき、1時間半まで延長できます。保育園から自宅まで、自宅から習い事の教室までといった近距離の送迎なら、30分の枠に収まることも多く、もっとも頼みやすい料金体系のひとつです。

入会金・年会費は無料で、手数料も保育料に含まれているため、見積もりと実際の請求額の差が小さいのも安心できる点です。キャンセルは前々日まで無料なので、習い事の振替が決まってから予約を入れ直すこともできます。送迎のあとに自宅で保育を続けてもらう使い方もでき、共働き家庭の「お迎えから夕食まで」をまとめて任せられます。

キッズライン|送迎のみOKのシッターをスマホで探して当日予約もできる

キッズライン
運営会社株式会社キッズライン
タイプベビーシッター・家事代行のマッチング
料金シッターごとに設定(1時間1,300円前後〜が目安)
手数料定期予約11%・単発予約22%(税込)
入会金・年会費無料
最低利用時間1時間〜
交通費シッターの往復の実費
キャンセル料48時間前まで無料/24〜48時間前50%/24時間前以降100%
対応エリア全国47都道府県
予約当日予約・定期予約に対応
メリット
  • 全国47都道府県で使え、地方でも送迎を頼めるシッターが見つかりやすい
  • 「送迎のみOK」「早朝・夜間OK」などの条件でシッターを探せる
  • 当日・翌日に来てくれるシッターも検索できる
デメリット
  • 単発予約は手数料22%がかかり、定期より割高になる
  • シッターごとに料金や経験が違うので、選ぶ手間がかかる

キッズラインは、スマホからシッターのプロフィールや口コミを見て直接予約できるマッチングサービスです。全国47都道府県に対応していて、プロフィールに「送迎のみOK」と書いているシッターも多く、送迎だけを1時間単位で頼めます。

料金はシッターが自分で設定するため幅がありますが、手数料は定期予約なら11%、単発予約は22%です。毎週決まった曜日の習い事の送迎なら定期予約にすると、手数料を抑えられます。当日来てくれるシッターも探せるので、急な残業でお迎えに行けなくなったときの保険として登録しておく家庭も少なくありません。

KIDSNAシッター|保育園のお迎えから自宅保育までまとめて頼める

KIDSNAシッター
運営会社ネクストビート株式会社
タイプベビーシッターのマッチング
料金基本料金1,600円/時〜(シッターごとに設定)
手数料サービス手数料20%(税別)
入会金・年会費無料
交通費シッターの往復の実費
割増22〜24時は25%、24〜5時は50%、延長は25%
キャンセル料前々日19時まで無料/前日19時まで50%/それ以降100%
対応エリア全国
メリット
  • 入会金・年会費が無料で、気軽に登録できる
  • 保育園のお迎えから夕食・入浴まで、送迎と自宅保育をまとめて頼める
  • シッターを地域や年齢の条件で探しやすい
デメリット
  • 手数料20%(税別)が加わるため、表示の時給より実際の支払いは高くなる
  • 延長や夜間は割増料金になる

KIDSNAシッターは、保育士の求人サービスなどを手がけるネクストビートが運営するベビーシッターのマッチングサービスです。基本料金は1時間1,600円からで、これにサービス手数料20%(税別)と交通費が加わります。

保育園や学童へのお迎えのあと、そのまま自宅で夕食や入浴まで見てもらう使い方に向いていて、「お迎え+自宅保育」をセットで頼みたい共働き家庭に使いやすいサービスです。延長は25%の割増になるので、習い事の終了時刻が読めない日は、少し長めの時間で予約しておくと安心です。

ベビーシッターのHAS|幼稚園・塾・おけいこ間を手をつないで送り届ける

ベビーシッターのHAS
運営会社株式会社小学館アカデミー(小学館グループ)
タイプ送迎シッター・ベビーシッター
送迎の料金1回(60分以内)4,730円(会員・平日9〜19時)/ビジター5,720円
保育の料金1時間3,190円(会員・平日9〜19時)
入会金22,000円(1家族1回)
年会費11,000円(子ども1人につき)
交通費1回1,200円(一律)
最低利用時間保育は会員2時間〜
対象年齢0〜12歳(保育)
メリット
  • 保育園・幼稚園・習い事への送迎を1回単位の料金で頼める
  • 小学館グループの保育サービスで、研修を受けたシッターが担当する
  • 毎月30時間以上使うと5〜10%の割引がある
デメリット
  • 入会金22,000円と年会費がかかり、たまにしか使わないと割高
  • 当日の依頼は1回2,200円の追加料金がかかる

ベビーシッターのHASは、保育園や学童も運営する小学館グループのベビーシッターサービスです。送迎は1回(60分以内)4,730円(会員・平日日中)という1回単位の料金で、幼稚園から自宅、塾から自宅といった決まったルートの送迎を頼みやすくなっています。

入会金と年会費がかかるぶん、週に何度も使う家庭ほど割安になる料金体系です。毎月30時間以上の利用で5〜10%の割引があり、2人を一緒に見てもらうと2人目の料金は半額になります。会社の福利厚生でHASと法人契約している場合は、入会金の免除などの優待を受けられることもあるので、勤務先の制度も確認してみましょう。

ベアーズ キッズ&ベビーシッター|小学生の下校付き添いと塾の送迎に対応

ベアーズ キッズ&ベビーシッター
運営会社株式会社ベアーズ
タイプベビーシッター・キッズシッター(家事代行会社)
料金定期プラン 1時間4,290円(1回2時間以上3時間未満の場合)
スポット3時間〜(即日対応のエクスプレスもあり)
交通費最寄り駅から1.3km以上はバス代として1回440円
割増・割引8〜21時以外は25%割増/2人目(12歳までの就学児)は50%割引
対象年齢0歳8か月〜12歳
送迎園・塾などの送迎、下校時の付き添いに対応(車両の使用は不可)
キャンセル前日17時までの変更・キャンセルは無料
対応エリア東京・神奈川・大阪・兵庫など
メリット
  • 小学生向けのプランで、下校の付き添い・お留守番・簡単な家事まで頼める
  • 定期利用では担当マネージャーが自宅を訪問して、相性を考えてシッターを決める
  • 前日17時までなら変更・キャンセルが無料
デメリット
  • スポットは3時間からで、短い送迎だけの依頼には向かない
  • 車を使う送迎はできない

ベアーズは家事代行の大手で、キッズ&ベビーシッターのサービスも提供しています。小学生向けのデラックスプラン(キッズ)では、下校時の付き添いやお留守番、塾・習い事への送迎に加えて、食器洗いなどの簡単な家事も頼めます。

定期利用では、担当のマネージャーが自宅を訪問して子どもとの相性を考えてシッターを選ぶため、毎週同じシッターに来てもらいたい家庭に向いています。一方で、スポット利用は3時間からなので、「30分だけ送ってほしい」という使い方には、ポピンズシッターやキッズラインのほうが合っています。

日本交通 キッズタクシー|学校・塾・自宅をドアtoドアで子どもだけ乗車

日本交通 キッズタクシー
運営会社日本交通株式会社(日本交通EDS)
タイプキッズタクシー(時間貸切)
料金最初の1時間7,900円(運賃5,900円+EDSチャージ2,000円)/以降30分ごと3,200円
走行距離の目安1時間あたり約11km(超える場合はメーター制になることがある)
深夜早朝22時〜翌5時は深夜早朝のチャージを加算
チャイルドシート1台目無料・2台目以降1,000円
対応エリア東京23区・武蔵野市・三鷹市のいずれかが発着地
予約専用アプリのみ(利用の1か月前〜24時間前まで)
支払いアプリに登録したクレジットカードで後日決済
メリット
  • 子どもだけでも乗車でき、学校・塾・自宅をドアtoドアで送迎
  • アプリで車の位置を確認でき、子どもが現金を持たなくてよい
  • チャイルドシート1台目が無料
デメリット
  • 最初の1時間7,900円からと、シッターより高くなりやすい
  • 予約は24時間前までで、当日の急な依頼には使えない

日本交通のキッズタクシーは、キッズ担当の乗務員が子どもを迎えに行き、学校・塾・習い事・自宅の間をドアtoドアで送迎するサービスです。子ども1人だけの利用もでき、予約後に担当の乗務員から連絡があり、子どもの特徴や乗車場所、連絡先を確認してくれます。

料金は最初の1時間7,900円、以降30分ごとに3,200円の時間貸切制です。支払いはアプリに登録したクレジットカードで後日決済されるため、子どもにお金を持たせる必要がありません。予約は専用アプリから利用の1か月前〜24時間前までなので、毎週決まった曜日の塾帰りなど、予定が決まっている送迎に向いています。

日の丸交通 子育てタクシー|東京23区と武蔵野・三鷹で時間貸切の送迎

日の丸交通 子育てタクシー
運営会社日の丸交通株式会社
タイプ子育てタクシー(ひよこコース・かんがるーコースなど)
料金(走行11km未満)最初の1時間7,900円(時間制運賃5,900円+乗務員指定料2,000円)/以降30分ごと2,700円
料金(走行11km以上)メーター料金+迎車料500円+予約料500円+乗務員指定料2,000円
子どもだけの送迎ひよこコース(4〜5歳以上で乗務員と会話ができること・事前の会員登録が必須)
乗務員全国子育てタクシー協会の養成講座・保育実習・チャイルドシート設置講習を修了
対応エリア東京23区・武蔵野市・三鷹市のいずれかが発着地
予約WEBのみ(14日前〜1営業日前まで)
キャンセル料予約時刻の1時間前まで無料
メリット
  • 養成講座と保育実習を修了した子育てタクシー乗務員が担当する
  • 1時間を超えた分は30分2,700円と、延長が比較的安い
  • 予約時刻の1時間前までならキャンセル料がかからない
デメリット
  • ひよこコースは引き渡しに大人の立ち会いが必要で、留守宅への送迎はできない
  • 利用前に会員登録が必要で、すぐには使えない

日の丸交通の子育てタクシーは、全国子育てタクシー協会の養成講座・保育実習・チャイルドシート設置講習を修了した乗務員が担当するサービスです。子どもだけで塾や保育園に送る「ひよこコース」のほか、退院や健診に使える「かんがるーコース」、陣痛時の「こうのとりコース」もあり、妊娠中から小学生まで長く使えます。

ひよこコースの料金は、走行11km未満なら最初の1時間7,900円、以降30分ごとに2,700円です。対象は4〜5歳以上で乗務員と会話ができる子どもで、140cm未満の場合はチャイルドシート・ジュニアシート・キッズベルトのいずれかを使います。乗り降りの際は大人の立ち会いが必要なので、送り先に祖父母や教室の先生がいることを確認してから予約しましょう。

こどもび|学童と習い事を相乗りタクシーで結び料金は距離で按分

こどもび
運営会社TOPPAN株式会社
タイプ相乗りタクシーの子ども送迎
料金タクシーのメーター運賃(相乗りのときは乗車距離で按分)+システム利用料
対象小学1〜6年生(保護者の付き添い乗車も可)
送迎先学童クラブ・小学校・習い事教室・自宅の間
運行時間平日の午後〜夜(13時〜22時の案内あり)
対応エリア東京都中野区で開始(2026年6月には江東区の有明ガーデンにものりばを設置)
予約アプリまたはLINEで送迎日の3日前まで
安全対策乗降車をアプリに通知・車の位置を地図で確認
メリット
  • 相乗りが成立すると運賃を分け合え、1人で乗るより安くなりやすい
  • 乗り降りが保護者のアプリに通知され、車の位置も確認できる
  • 施設のタブレットに到着が知らされ、子どもが外で待たずに済む
デメリット
  • 提供エリアが中野区など一部に限られる
  • 予約は3日前までで、急な送迎には使えない

こどもびは、印刷大手のTOPPANが2025年2月に始めた子ども送迎サービスです。同じ方向に向かう子どもたちをAIがまとめ、タクシーの相乗りで送迎するのが特徴で、運賃は乗車距離に応じて按分されます。同じ区間を2人で乗れば、1人あたりの料金はおよそ半分です。

施設に置いたタブレットにタクシーの到着が通知され、子どもは車が来てから建物を出るので、暗い時間に外で待たされないように工夫されています。ドライバーは名前と行き先を確認してから出発し、到着後は子どもが建物に入るまで見届けます。提供エリアはまだ限られているため、最新の対象エリアは公式サイトで確認しましょう。

全国子育てタクシー協会の加盟タクシー|地方でも子どもだけの通園・通塾を頼める

全国子育てタクシー協会
運営一般社団法人 全国子育てタクシー協会(加盟タクシー会社が運行)
タイプ子育てタクシー
料金加盟各社の料金(時間制・メーター制など会社ごとに異なる)
子どもだけの送迎ひよこコース(通園・通学・通塾)
ほかのコースかんがるー(外出)・こうのとり(陣痛時)・ふくろう(夜間の急病)
乗務員養成講座・保育実習などの研修を修了し、認定証・認定バッヂを授与
利用方法近くの加盟タクシー会社を探して事前登録
送迎後の連絡送迎が終わると指定の電話番号などに報告
メリット
  • 東京以外の地域でも、加盟しているタクシー会社なら子どもだけの送迎を頼める
  • 研修を修了した認定ドライバーが担当する
  • 送迎が終わると保護者に報告がある
デメリット
  • 料金や対象年齢は加盟各社で異なり、比べる手間がかかる
  • 加盟会社がない地域では使えない

「子育てタクシー」は、一般社団法人 全国子育てタクシー協会の登録商標で、協会の研修を修了したドライバーが乗務するタクシーのことです。キッズタクシーのような大手のサービスがない地方でも、地元のタクシー会社が加盟していれば、子どもだけの通園・通学・通塾の送迎を頼めます。

ドライバーは養成講座や保育実習などの研修を修了すると、認定証・認定バッヂを受け取ります。利用するときは、協会の公式サイトで近くの加盟タクシー会社を探して事前に登録します。保育園や学童によっては、事前の連絡や事業者の登録が必要になることもあるので、利用前に園や学童にも相談しておきましょう。

ファミリー・サポート・センター|地域の会員による低料金の送迎

ファミリー・サポート・センター(ファミサポのしくみ)
実施主体市区町村(こども家庭庁の子育て援助活動支援事業)
タイプ地域の会員同士の相互援助
料金1時間700〜900円程度(自治体・時間帯で異なる)
交通費送迎にかかる交通費は依頼する側が実費で負担
入会金・年会費無料の自治体が多い
対象主に生後数か月〜小学生(自治体による)
頼めること保育園・幼稚園・学童・習い事の送迎、送迎後の預かり
利用方法事前に会員登録し、提供会員と顔合わせ
メリット
  • 1時間700〜900円程度と、民間サービスより料金が安い
  • 同じ地域の会員が担当し、毎週決まった送迎を頼みやすい
  • 自治体が運営するので、初めてでも相談しやすい
デメリット
  • 会員登録と顔合わせが必要で、使えるまでに時間がかかる
  • 提供会員の数が少ない地域では、希望の時間に頼めないことがある

ファミリー・サポート・センターは、子育ての手助けをしてほしい人と手助けをしたい人が会員になり、地域の中で助け合う市区町村の事業です。保育園・幼稚園・学童・習い事への送迎は、多くの自治体でよく利用されている活動のひとつです。

料金は自治体ごとに決まっていて、たとえば広島市は平日の午前7時〜午後7時が1時間700円、東京都豊島区は平日日中が1時間800円です。週2回の習い事の送迎でも月1万円台に収まることが多く、費用を抑えたい家庭には心強い存在です。ただし、利用には説明会への参加や会員登録、提供会員との事前の顔合わせが必要なので、使いたい時期の1〜2か月前には住んでいる市区町村に問い合わせておきましょう。

習い事・塾の送迎サービスを選ぶときの6つのポイント

子供の送迎サービスは、同じ「送迎」でも料金の仕組みや使える条件がまったく違います。申し込んでから「思っていたより高かった」「子どもだけでは乗れなかった」とならないよう、次の6つのポイントを確認してから選びましょう。

  1. 料金の仕組み(時間制・距離按分・メーター料金)で選ぶ
  2. 習い事の場所と時間帯が対応エリア・営業時間に入っているか
  3. 子どもだけで乗れるか・引き渡しのルールを確認する
  4. スタッフの資格や研修・保険の内容
  5. 定期予約のしやすさと当日キャンセルの扱い
  6. 自治体の補助や会社の福利厚生が使えるか

料金の仕組み(時間制・距離按分・メーター料金)で選ぶ

料金の決まり方は、大きく時間制・1回単位・距離按分・メーター制の4つに分かれます。送迎の距離と所要時間によって、どれが安くなるかが変わります。

料金の仕組み主なサービス安くなりやすいケース
時間制(30分・1時間単位)ポピンズシッター・キッズライン・KIDSNAシッター・ベアーズ・ファミサポ徒歩や電車で30分以内に着く近距離の送迎
1回単位ベビーシッターのHAS60分以内で送迎が終わる決まったルート
時間貸切(タクシー)日本交通 キッズタクシー・日の丸交通 子育てタクシー雨の日や夜道など、車で送りたい1時間以内の送迎
距離按分(相乗り)こどもび同じ方向に向かう子どもが多い学童からの送迎

見落としやすいのが、シッターの交通費や手数料、タクシーの予約料・指名料といった本体以外の費用です。比較するときは、時給や初乗りの金額だけでなく、1回あたりの総額で比べるようにしましょう。

習い事の場所と時間帯が対応エリア・営業時間に入っているか

キッズタクシーや子育てタクシーは、発着地のどちらかが東京23区・武蔵野市・三鷹市に入っていることが条件です。こどもびも中野区などの一部の地域に限られます。郊外の習い事や、県をまたぐ塾への送迎では使えないことがあるので、自宅と送迎先の両方の住所で確認しましょう。

時間帯にも注意が必要です。シッターの多くは夜間に割増料金がかかり、こどもびは平日の午後〜夜の運行です。夜の塾帰りや土日の習い事に使いたい場合は、その時間に予約できるかを先に確かめておくと安心です。

子どもだけで乗れるか・引き渡しのルールを確認する

タクシー型のサービスは、子どもだけの乗車に対応していても、年齢や引き渡しのルールが決まっています。たとえば日の丸交通のひよこコースは4〜5歳以上で乗務員と会話ができることが条件で、乗り降りの際には大人の立ち会いが必要です。留守宅への送迎は行っていません。

送迎シッターの場合も、園や学童によっては「事前に登録した人にしか子どもを引き渡さない」というルールがあります。初めて頼む前に、送迎する人の名前を園や学童に伝えておく、必要なら届け出の書類を出しておくといった準備をしておきましょう。

スタッフの資格や研修・保険の内容

子どもを任せる以上、担当する人の研修や、万が一のときの保険は必ず確認したいところです。子育てタクシーの乗務員は、全国子育てタクシー協会の養成講座や保育実習を修了しています。ベビーシッターの会社やマッチングサービスも、それぞれ独自の研修や保険を用意しています。

マッチング型のサービスでは、シッターごとに保育士資格の有無や経験が違うため、プロフィールや口コミ、送迎の経験を確認してから選びましょう。初回は顔合わせを兼ねて、親が在宅している日に短い時間で頼んでみるのもおすすめです。

定期予約のしやすさと当日キャンセルの扱い

習い事の送迎は毎週同じ曜日になることが多いので、定期予約ができるかは大事なポイントです。キッズラインは定期予約にすると手数料が11%と単発(22%)の半分になり、ベアーズは定期利用で担当シッターを決めてもらえます。

キャンセル料の決まりもサービスごとに違います。子どもの急な発熱や習い事の休講は避けられないので、何時までならキャンセル料がかからないかを確認しておきましょう。日の丸交通の子育てタクシーは予約時刻の1時間前まで無料、ポピンズシッターは前々日まで無料、キッズラインは48時間前まで無料です。

自治体の補助や会社の福利厚生が使えるか

ベビーシッターによる送迎は、自治体の補助や会社の割引券で費用を大きく抑えられることがあります。東京都内なら多くの区市でベビーシッター利用支援事業(一時預かり利用支援)が実施されていて、勤務先が国の事業に参加していればベビーシッター割引券も使えます。

ただし、補助の対象になるのは認定を受けた事業者の利用に限られたり、送迎の行き先に条件があったりします。詳しくは、この記事の後半の補助・支援制度の章で解説しています。

子供の送迎サービスの料金相場|週2回の習い事で月いくらかかる?

ここでは、タイプ別の1回あたりの料金と、週2回の習い事の送迎に使った場合の月額を試算します。同じ送迎でも、サービスの選び方次第で月の費用は数倍変わることが分かります。

  1. タイプ別の1回あたりの料金目安
  2. 週2回・往復で使った場合の月額シミュレーション
  3. 家族の送迎が毎日あるなら専属運転手との費用比較も

タイプ別の1回あたりの料金目安

2026年10月時点の公式サイトの料金をもとに、片道の送迎1回あたりの目安をまとめました。

タイプ1回あたりの目安別途かかる費用
ファミリー・サポート・センター700〜900円程度(1時間)交通費の実費
相乗りタクシー(こどもび)メーター運賃(近距離なら1,000円前後)+システム利用料相乗りが成立すれば距離で按分
送迎シッター(30分〜)2,420円〜(ポピンズシッター30分)シッターの交通費・手数料
送迎シッター(1回単位)4,730円〜(HAS会員・60分以内)交通費1回1,200円・入会金・年会費
キッズタクシー・子育てタクシー7,900円〜(最初の1時間)有料道路代・駐車場代など

東京23区・武蔵野市・三鷹市のタクシーは、2026年4月20日の運賃改定で初乗りが1kmまで500円、その後232mごとに100円の加算になりました。2km程度の近距離なら、相乗りでなくてもメーター運賃は1,000円前後に収まることが多く、距離が短いほど相乗りタクシー型が割安になります。一方、キッズタクシーや子育てタクシーは乗務員の指定料などを含む時間貸切のため、近距離でも1回7,900円からかかります。

週2回・往復で使った場合の月額シミュレーション

学童から習い事の教室まで(片道約2km・20分程度)を、週2回・行きと帰りの往復で月8日(片道16回)頼んだ場合の目安を試算しました。

サービス1回の料金月16回の合計(目安)試算の前提
ファミリー・サポート・センター800円(1時間)約12,800円+交通費平日日中1時間800円の自治体の場合
こどもび(相乗りなし)約1,300円約20,800円メーター約1,000円(2026年4月改定後の運賃)+システム利用料300円(2025年の発表時点)
ポピンズシッター2,420円(30分)約38,720円+交通費1回30分以内に送迎が終わる場合
ベビーシッターのHAS4,730円+交通費1,200円約94,880円会員・平日9〜19時。入会金・年会費は別
日本交通 キッズタクシー7,900円約126,400円1回1時間以内に収まる場合

※あくまで公式サイトの料金をもとにした目安です。シッターの交通費、タクシーの迎車や待ち時間、夜間の割増などで実際の金額は変わります。

毎週の習い事の送迎だけなら、ファミサポや相乗りタクシー、30分単位の送迎シッターを組み合わせると、月1〜4万円程度に抑えられます。雨の日や夜遅い日だけキッズタクシーを使うといった、使い分けも現実的です。

家族の送迎が毎日あるなら専属運転手との費用比較も

平日は毎日、保育園・学童・習い事の送迎があり、さらに親の通院の付き添いも重なるような家庭では、タクシー型のサービスを毎回使うと費用が大きくなります。たとえばキッズタクシーを平日20日・1日2回使うと、それだけで月30万円を超えます(7,900円×40回=316,000円)。

ここまで送迎の回数が多いなら、ご自宅の車に専属の運転手を付けて、家族の移動をまとめて任せる方法も比べてみる価値があります。運転手の料金は時間帯や日数によって決まる個別見積もりが一般的で、子どもの送迎と親の通院・買い物を1人の運転手にまとめられるのが利点です。お抱え運転手の仕事内容や雇い方は、お抱え運転手とは?仕事内容や雇うメリット・デメリットでも解説しています。

専属の運転手にご自宅の車を運転してもらう場合は、自動車保険の運転者の範囲(家族限定・本人限定など)や年齢条件で家族以外の運転が補償の対象になるかを、事前に保険会社や代理店に確認しておきましょう。

子供の送迎サービスを使うメリット

子供の送迎サービスは費用がかかる一方で、親の時間と子どもの安全、そして習い事の選択肢を広げてくれます。代表的なメリットを4つ紹介します。

  1. 共働きでもお迎えの時間に仕事を抜けなくてよい
  2. 習い事や塾の選択肢が広がる
  3. 暗い時間帯の移動を子ども一人にさせずに済む
  4. 兄弟の送迎や親の通院と予定が重なっても回せる

共働きでもお迎えの時間に仕事を抜けなくてよい

保育園や学童のお迎えは18時〜19時が多く、フルタイムで働く親にとっては毎日の大きな負担です。送迎サービスを使えば、お迎えのために早退したり、会議を断ったりしなくて済みます。

毎日でなくても、残業が多い曜日や、出張がある週だけ頼むといった使い方もできます。夫婦で送迎を分担していても、どちらも間に合わない日のために頼れる先を1つ登録しておくだけで、気持ちにかなり余裕が生まれます。

習い事や塾の選択肢が広がる

送迎の都合で「家から歩いて行ける教室」しか選べないと、子どもがやりたい習い事をあきらめることになりがちです。送迎サービスを使えば、少し離れた教室や、平日の夕方に開かれるクラスも選択肢に入ります。

学童から習い事の教室へ直接送ってもらえれば、子どもが一度家に帰る必要もありません。移動の時間が短くなるぶん、宿題や休む時間も確保しやすくなります。

暗い時間帯の移動を子ども一人にさせずに済む

冬は17時前に暗くなり、塾の帰りは20時を過ぎることもあります。暗い道を子ども一人で歩かせないことは、多くの親が送迎サービスを使う一番の理由です。

タクシー型のサービスならドアtoドアで送り届けてくれ、アプリで車の位置を確認できるものもあります。送迎シッターも、子どもと手をつないで一緒に移動するので、一人で帰らせるよりずっと安心です。

兄弟の送迎や親の通院と予定が重なっても回せる

兄弟で習い事の場所や時間が違うと、親1人では送迎が回りません。下の子のお迎えと上の子の塾の送りが重なる日だけ送迎サービスを使えば、親は片方に集中できます。

高齢の親の通院の付き添いと子どもの送迎が重なる、いわゆるダブルケアの家庭でも、送迎を外部に任せることで負担を分けられます。家族の移動が毎日たくさんあるなら、送迎をまとめて任せられる専属の運転手を検討するのも一つの方法です。

子供の送迎サービスのデメリット・事前に知っておきたいこと

便利な送迎サービスですが、使い始めてから困らないよう、費用・担当者・予約・移動手段の4つの注意点を知っておきましょう。

  1. 毎週使うと費用がかさみやすい
  2. 担当者が毎回同じとは限らず子どもが慣れにくい
  3. エリアや時間帯によっては予約が取りにくい
  4. シッターは自家用車での送迎ができない

毎週使うと費用がかさみやすい

料金相場の章で試算したとおり、週2回の習い事でも、キッズタクシーを往復で使うと月12万円を超えます。送迎シッターでも、交通費や手数料を含めると月4万円前後はかかります。

費用を抑えるには、近距離はファミサポや30分単位のシッター、夜や雨の日だけタクシーというように、場面ごとに使い分けるのが効果的です。東京都の補助や会社のベビーシッター割引券が使えるかも、必ず確認しましょう。

担当者が毎回同じとは限らず子どもが慣れにくい

マッチング型のシッターや予約制のタクシーは、予約のたびに担当者が変わることがあります。人見知りの子どもや小さい子どもは、知らない大人と移動することに不安を感じやすいものです。

同じ人に続けて頼みたいなら、キッズラインのお気に入り登録や、ベアーズの定期プランのように担当を決められるサービスを選びましょう。初回は親が一緒にいる日に顔合わせをしておくと、子どもも安心しやすくなります。

エリアや時間帯によっては予約が取りにくい

夕方のお迎えの時間帯(16〜19時)は、どのサービスでも依頼が集中します。人気のシッターは数週間先まで予約が埋まっていることもあり、急な依頼に対応できないことがあります。

キッズタクシーは24時間前まで、子育てタクシーは1営業日前まで、こどもびは3日前までの予約が必要です。習い事の予定が決まったら、早めに定期予約を入れておくのが確実です。

シッターは自家用車での送迎ができない

ベビーシッターの送迎は、徒歩や電車・バス・タクシーで付き添うのが基本で、シッターが運転する車での送迎は多くの会社が受け付けていません。ベアーズも、車両の使用を伴うサービスは対象外としています。

電車やバスの便が悪い地域の習い事や、荷物の多いスポーツの送迎では、シッターだけでは対応しきれないことがあります。車での送迎が必要なら、キッズタクシー・子育てタクシーのほか、ご自宅の車に運転手を付ける方法も比べてみましょう。

送迎を頼む前に家族で決めておきたい安全ルール

どのサービスを使う場合も、子どもと送迎する人、そして親の3者で約束ごとを決めておくことが、一番の安全対策になります。最低限決めておきたい4つのルールを紹介します。

  1. 引き渡す相手と合言葉を決めておく
  2. 遅れたとき・連絡がつかないときの連絡手順
  3. 乗車中の位置確認や到着通知の使い方
  4. チャイルドシートやシートベルトの約束

引き渡す相手と合言葉を決めておく

子どもには、「この人以外にはついていかない」ことをはっきり伝えておきます。送迎する人の名前や顔写真を事前に見せ、家族だけが知っている合言葉を決めておくと、なりすましを防げます。

保育園・学童・習い事の教室にも、送迎する人の名前と迎えに来る日をあらかじめ伝えておきましょう。届け出の書類が必要な園もあるので、初回の利用までに確認しておくと当日あわてずに済みます。

遅れたとき・連絡がつかないときの連絡手順

送迎する人が遅れる、子どもが待ち合わせ場所にいない、といったトラブルは起こりうるものです。誰に・どの順番で・何分待ったら連絡するかを決め、送迎する人と教室の両方に共有しておきます。

親の携帯電話に加え、勤務先や祖父母など、親に連絡がつかないときの2番目の連絡先も伝えておくと安心です。子どもにも、困ったときは教室の先生に伝えるよう話しておきましょう。

乗車中の位置確認や到着通知の使い方

日本交通のキッズタクシーやこどもびのように、アプリで車の位置や乗り降りを確認できるサービスもあります。使い方を事前に確認し、到着の通知が届かないときにどうするかも決めておきましょう。

シッターに送迎を頼む場合は、出発時と到着時にメッセージで連絡してもらうよう伝えておくと安心です。子どもにキッズ携帯や見守り用のGPS端末を持たせている家庭は、送迎する人にもその存在を伝えておきます。

チャイルドシートやシートベルトの約束

道路交通法では、6歳未満の子どもを車に乗せるときはチャイルドシートの使用が義務とされています(警察庁)。タクシーなどは法律上の例外にあたりますが、6歳以上でも体が小さくシートベルトが正しく使えない子どもには、ジュニアシートを使うのが安全です。

キッズタクシーや子育てタクシーでは、予約時にチャイルドシートやジュニアシートを頼めます。日の丸交通の子育てタクシーは、140cm未満の子どもにチャイルドシート・ジュニアシート・キッズベルトのいずれかを使うことを条件にしています。「車に乗ったら必ずシートベルトをする」ことは、どの車に乗るときも子どもと約束しておきましょう。

子供の送迎費用を抑える補助・支援制度

ベビーシッターによる送迎は、自治体の補助や国の割引券を使うと、自己負担を大きく減らせることがあります。ここでは代表的な3つの制度を紹介します。

  1. 東京都ベビーシッター利用支援事業
  2. 区市町村の子ども預かり・送迎支援
  3. 会社の福利厚生で使えるベビーシッター割引券

東京都ベビーシッター利用支援事業

東京都では、ベビーシッター利用支援事業(一時預かり利用支援)として、区市町村がベビーシッターの利用料を補助する費用の一部を都が負担しています。実施しているのは都内の多くの区市で、補助を受けるには東京都の認定を受けたベビーシッター事業者を使う必要があります。

補助の上限1時間あたり2,500円(午前7時〜午後10時)/3,500円(午後10時〜午前7時)
利用できる時間児童1人あたり年度内144時間まで(障害児・ひとり親家庭・多胎児は288時間までとする区市が多い)
対象主に未就学児(障害児は小学生も対象にする区市あり)
対象外の費用シッターの交通費・キャンセル料など
令和8年度の対象期間2026年4月1日〜2027年3月31日の利用分

補助の上限が1時間2,500円なので、送迎シッターの料金の大部分をまかなえる場合があります。ただし、対象年齢や申請方法、保育認定の要否は区市によって違います。利用前に、住んでいる区市の公式サイトで条件を確認しましょう。

区市町村の子ども預かり・送迎支援

市区町村が運営するファミリー・サポート・センターは、それ自体が低料金の送迎支援です。1時間700〜900円程度で保育園・学童・習い事の送迎を頼めるうえ、ひとり親家庭や生活保護世帯・住民税非課税世帯などには利用料の一部を助成する自治体もあります。

このほか、子育て支援のポイントや利用券を配っている自治体もあり、ベビーシッターや一時預かりに使えることがあります。住んでいる市区町村の子育て支援の窓口で、送迎に使える制度がないか一度まとめて聞いてみるのがおすすめです。

会社の福利厚生で使えるベビーシッター割引券

勤務先が国の事業に参加していれば、ベビーシッター派遣事業の割引券(令和8年度)を使えます。令和8年度は割引券の額面が1枚2,300円に変わり、対象の子ども1人につき1日1回、1回で最大2枚(4,600円)まで使えます。

割引券は「保育等施設への送迎」にも使えますが、施設と施設の間の送迎には使えないなどの条件があります。対象は原則として小学3年生までで、シッターの交通費やキャンセル料、入会金・年会費は割引の対象外です。勤務先の人事・総務の担当者に、割引券を発行しているかを問い合わせてみましょう。会社によっては、シッター会社と独自に法人契約を結び、入会金の免除や料金の割引を受けられることもあります。

子供の送迎サービスに関するよくある質問

最後に、子供の送迎サービスについてよくある質問にお答えします。

  1. 子供だけでタクシーに乗せても大丈夫?
  2. 何歳から送迎サービスを使える?
  3. 当日の急な送迎でも頼める?
  4. 送迎シッターに車で送ってもらえる?
  5. 習い事の送迎だけを頼むことはできる?
  6. 子どもの送迎と一緒に高齢の親の通院も頼める?

子供だけでタクシーに乗せても大丈夫?

子どもだけの乗車に対応したキッズタクシーや子育てタクシーなら、事前の登録や乗務員からの確認の連絡があり、乗り降りの確認まで行ってくれます。一般のタクシーに子どもだけを乗せるのとは違い、子どもの送迎を前提にした仕組みになっています。

ただし、日の丸交通のひよこコースのように乗り降りの際に大人の立ち会いが必要なサービスもあります。子どもには乗務員の名前を伝えておき、到着したら親に連絡するよう約束しておきましょう。

何歳から送迎サービスを使える?

送迎シッターは、0歳から依頼できるサービスが多く、ベアーズは0歳8か月〜12歳が対象です。タクシー型で子どもだけを乗せる場合は、日の丸交通のひよこコースのように4〜5歳以上で乗務員と会話ができることを条件にしているサービスがあります。

こどもびは小学1〜6年生が対象です。ファミリー・サポート・センターは、生後数か月から小学生までを対象にしている自治体が多くなっています。

当日の急な送迎でも頼める?

当日の依頼に強いのは、キッズラインなどのマッチング型のシッターです。当日や翌日に来てくれるシッターを検索できます。HASも当日の依頼に対応していますが、1回2,200円の当日手配料がかかります。

一方、キッズタクシーは24時間前まで、子育てタクシーは1営業日前まで、こどもびは3日前までの予約が必要で、当日の依頼はできません。急な残業に備えるなら、マッチング型のシッターに登録だけでも済ませておくと安心です。

送迎シッターに車で送ってもらえる?

多くのベビーシッター会社では、シッターが運転する車での送迎は受け付けていません。移動は徒歩・電車・バスが基本で、距離がある場合はシッターが付き添ってタクシーに乗ることもあります(タクシー代は実費)。

車での送迎が必要なら、キッズタクシー・子育てタクシーを使うか、ご自宅の車に運転手を付けて送迎を任せる方法を検討しましょう。

習い事の送迎だけを頼むことはできる?

できます。ポピンズシッターは最短30分の送迎のみの依頼に対応しており、キッズラインでも「送迎のみOK」のシッターを探せます。HASは1回60分以内の送迎を1回単位の料金で頼めます。

タクシー型なら、キッズタクシーや子育てタクシーで習い事の教室まで送ってもらい、帰りは別に予約するといった使い方もできます。行き帰りの間の待ち時間も時間貸切に含まれるため、待機してもらうか、行きと帰りを別々に予約するかで料金が変わる点に注意しましょう。

子どもの送迎と一緒に高齢の親の通院も頼める?

送迎シッターやキッズタクシーは子どもの送迎に特化しているため、親の通院の付き添いを同じ予約でまとめるのは難しいのが一般的です。日の丸交通のように一般のタクシーとして別に予約する方法はありますが、担当者や車は毎回変わります。

子どもの送迎と親の通院を同じ運転手にまとめて任せたい場合は、ご自宅の車に専属の運転手を付ける方法が向いています。送迎の回数や時間帯に合わせて見積もりを取り、タクシーを毎回使った場合の費用と比べてみましょう。

子どもも親も、家族の送迎を任せる運転手の依頼ならフィールドサービス

役員運転手・専属ドライバーの手配ならフィールドサービス|法人契約80社以上・運転委託業務歴31年超・ドライバー在籍60名以上

子どもの習い事、保育園や学童のお迎え、親の通院の付き添い。家族の送迎が毎日のように続くなら、ご自宅の車に運転手を付けて、家族の移動をまるごと任せるという選択肢もあります。フィールドサービス株式会社では、ご家庭の車を運転する運転士をご用意しています。

  1. 同じ運転手が継続して担当するので子どもも安心
  2. 通学・習い事・通院など家族の予定に合わせて送迎
  3. 見積もり・相談は無料

同じ運転手が継続して担当するので子どもも安心

専属運転手のサービスでは、同じドライバーが継続して担当するため、毎回知らない大人に送ってもらうのとは違い、子どもも顔なじみの運転手と安心して移動できます。在籍ドライバーは60名以上。この道30年以上の運行管理責任者が、運転技術だけでなく言葉づかいや守秘義務の教育を行っています。

全契約で秘密保持契約(NDA)を結ぶため、ご自宅の場所や子どもの学校、家族の予定といった大切な情報も安心してお任せください。担当の運転士が休むときは代わりの運転士を手配し、万が一の事故の際も初期対応までサポートします。

通学・習い事・通院など家族の予定に合わせて送迎

朝の通学、夕方の塾や習い事、週末のスポーツの試合、高齢のご両親の通院や買い物の付き添いまで、ご家族の予定に合わせて送迎をまとめてお任せいただけます。ご家庭の車を使うので、チャイルドシートや荷物をいつもの車に載せたまま移動できます。

毎日の専属から、急な欠勤や繁忙な時期だけのスポット短期まで、ご利用の形はご相談に応じます。対応エリアは東京都全域・神奈川・埼玉・千葉で、エリア外の方もご相談ください。法人だけでなく、ご家族の送迎など個人のお客様のご利用も承っています。

・同じ運転手が継続して担当
・最短1週間で手配
・初期費用・解約手数料なし

見積もり・相談は無料

料金は、送迎の回数・時間帯・待機の有無に合わせた個別見積もりです。初期費用・解約手数料はかからず、「まだ条件が決まっていないけれど、概算だけ知りたい」というご相談も歓迎しています。

「平日の夕方だけ子どもの送迎を頼みたい」「子どもの送迎と親の通院をまとめて頼んだらいくらになるか知りたい」など、まずはお気軽にお問い合わせください。

まとめ|子供の送迎サービスは頻度と送迎方法で選ぼう

子供の送迎サービスは、送迎の頻度・距離・時間帯と、子どもだけで移動できるかで選ぶのがポイントです。この記事で紹介した内容を、タイプ別に振り返っておきましょう。

こんな家庭におすすめのタイプ代表的なサービス
近距離の送迎を安く頼みたいファミサポ・30分単位の送迎シッターファミリー・サポート・センター、ポピンズシッター
急な残業のお迎えに備えたいマッチング型のシッターキッズライン、KIDSNAシッター
決まったルートの送迎を定期で頼みたい1回単位・定期プランのシッターベビーシッターのHAS、ベアーズ
夜の塾帰りや雨の日は車で送りたいキッズタクシー・子育てタクシー日本交通 キッズタクシー、日の丸交通 子育てタクシー
学童から習い事への移動を安くしたい相乗りタクシーこどもび
家族の送迎が毎日あり、親の通院も重なる専属運転手ご自宅の車への運転手の手配

費用を抑えたいなら、東京都のベビーシッター利用支援事業や会社のベビーシッター割引券が使えるかも確認しましょう。どのサービスを使う場合も、引き渡す相手と合言葉、連絡の手順を家族で決めておくことが、子どもの安全を守る一番の近道です。

毎日の送迎を同じ運転手に任せたい方は、フィールドサービスにもお気軽にご相談ください。見積もり・相談は無料です。

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