【2026年最新】ハイヤー料金の相場はいくら?1日貸切・月極契約の料金表と安く使うコツ

ハイヤー料金の相場と安く使うコツ|ハイヤーを頼む 料金相場と安く使うコツ 貸切・月極はいくら?の文字と、白手袋でハンドルを握る運転手とドアを開けて案内する運転手

来賓の送迎や役員の外出、空港へのお迎えでハイヤーを使おうとしたとき、まず気になるのが「結局いくらかかるのか」ではないでしょうか。ハイヤーはタクシーのようにメーターを見ながら乗るものではなく、予約の段階で時間や行き先から料金を見積もる乗り物です。そのため、相場を知らないまま見積もりを受け取ると、高いのか安いのか判断できません。

ハイヤーの料金は、車庫を出てから車庫に戻るまでの時間と距離で決まるのが基本です。東京23区の大手では「2時間30kmで14,110円〜(税込)」が出発点になり、1日8時間の貸切なら4万〜6万円台、毎日の専属契約なら月70万〜80万円台が目安になります。

この記事では、2026年10月時点の各社公式サイトと関東運輸局の公表資料をもとに、利用シーン別の料金相場、主要7社の料金表、料金の仕組みと国が決めている運賃のルール、タクシー貸切との違い、法人で月極契約するときの費用まで整理しました。最後に、ハイヤーを安く使うコツとよくある質問もまとめています。

  • ハイヤーを初めて手配する総務・秘書の方
  • 1日貸切や空港送迎の料金相場を事前に知りたい方
  • 役員の送迎を月極で契約するか、別の方法にするか迷っている方

このような方は、ぜひ参考にしてください。

目次

ハイヤー料金の相場はいくら?利用シーン別の早見表

まずは、よくある利用シーンごとの料金相場を一覧にしました。いずれも東京23区発着を想定した、2026年10月時点の各社公式サイトの掲載額にもとづく目安です。

利用シーン料金相場(目安)補足
都内のスポット利用(2〜3時間)14,110円〜3万円前後大手の認可料金は2時間30kmで14,110円〜(税込)
1日貸切(8時間)4万〜6万円台横浜発着や下限寄りの会社は4万円前後から
羽田空港⇔23区(片道)14,000円〜25,000円前後会社・車種・出迎えの有無で差が大きい
成田空港⇔23区(片道)31,000円〜5万円前後大手は4万〜5万円、定額型の中小は3万円台から
ゴルフ送迎(都内発・1日)4万5,000円〜6万円台高速代・駐車場代は別
月極の専属契約(平日8時間×20日)月70万〜80万円台車両・燃料・乗務員の費用込み

※料金はすべて「〜」の最低額です。高速道路代・駐車場代は原則として別にかかり、税込・税別の表記は会社ごとに異なります。

ポイントは、ハイヤーの料金にはお迎えに向かう回送と、降りたあとに車庫へ戻る回送の時間も含まれることです。同じ2時間の用事でも、車庫から遠い場所で乗り降りすると、その分だけ高くなります。シーンごとの詳しい相場を見ていきましょう。

1〜3時間のスポット利用の相場

都内で会食や取引先回りのために数時間だけハイヤーを使う場合、相場は14,110円〜3万円前後です。

東京23区の大手ハイヤー会社は、国の認可を受けた時間制の運賃を使っており、日本交通・国際ハイヤー・大和自動車交通はいずれも「2時間または30kmで14,110円(税込)」を最低料金として公表しています。ここから30分ごとに3,360円(税込)が加算されるため、計算上は3時間で20,830円、4時間で27,550円になります。日本交通は公式サイトで「都内ビジネス3時間 27,550円〜」という利用例を出しており、回送の時間を含めると3時間の用事でも4時間分の料金になることがわかります。

2時間(大手の認可料金)14,110円〜(税込)
3時間20,830円〜(税込・計算上)
4時間27,550円〜(税込)
JPロイヤルのアルファード等1時間15km 15,000円/2時間30km 24,000円
最低利用時間多くの会社が2時間から(1時間から受ける会社もあり)

注意したいのは、多くの会社が2時間以上の利用から受け付けている点です。日本交通は一般のスポット利用とワゴンを「2時間以上の使用から」としており、横浜のアサヒタクシーのように4時間からの会社もあります。1時間だけで済む移動なら、1時間単位の料金表を出しているJPロイヤル(ジャパンプレミアム東京)や、タクシーの貸切も候補になります。

ハイヤー料金1日(8時間)貸切の相場

朝から夕方まで1日貸し切る場合の相場は4万〜6万円台です。

大手の認可料金でそのまま計算すると、8時間で54,430円(税込)になります。一方、時間ごとの料金表を出している会社では、横浜のアサヒタクシーが8時間39,520円(7時〜19時の適用)、東京アクセスが高級セダン8時間52,000円〜と案内しています。JPロイヤルはアルファード等の6時間100km以内で60,000円です。

会社1日貸切の料金例条件
大手の認可料金(日本交通・大和自動車交通など)54,430円(税込・計算上)8時間。回送時間を含む
アサヒタクシー(横浜)39,520円8時間(7時〜19時)
東京アクセス52,000円〜高級セダン8時間
JPロイヤル60,000円アルファード等・6時間100km以内

1日貸切では、時間だけでなく走行距離の上限にも注意しましょう。国が定めるハイヤーの時間制運賃は「時間または走行距離のうち高いほう」で計算するルールです。都内の移動なら時間で決まることがほとんどですが、箱根や軽井沢など遠方へ行く日は距離のほうが上回り、料金が上がることがあります。遠出の予定があるなら、見積もりの段階で行き先を伝えておくと安心です。

空港送迎・ゴルフ送迎の定額料金

空港送迎とゴルフ送迎は、多くの会社が区間ごと・1日ごとの定額料金を用意しています。時間制で頼むと渋滞で料金が膨らみますが、定額なら事前に総額を読みやすいのが利点です。

会社羽田⇔23区(片道)成田⇔23区(片道)ゴルフ送迎
日本交通24,190円〜(税込)49,500円〜(税込)都内〜50km圏内往復 60,500円〜(税込)
日の丸リムジン24,410円〜(税込)40,110円〜(税込)12時間200km 66,000円〜(税込)
JPロイヤル空港行き20,000円/迎え26,000円空港行き42,000円/迎え48,000円ゴルフプランあり(要見積もり)
東京エムケイ14,000円〜(都内→空港)37,000円〜(都内→空港)要見積もり
大和自動車交通要見積もり要見積もり要見積もり(早朝・土日祝も割増なし)

羽田空港は1万4,000円〜2万5,000円前後、成田空港は3万1,000円〜5万円前後が相場です。成田は距離が長いぶん、会社による差が2万円近く開きます。

比べるときは、高速道路代・空港の駐車場代・出迎え(ミート)料金・深夜早朝の割増が含まれているかをそろえて見ることが大切です。たとえばJPロイヤルのハイヤー空港料金は高速代と空港ミートが込みですが、空港迎えは空港行きより6,000円高く設定されています。到着ロビーでの出迎えにかかる駐車場代や待機の手間が反映されているためです。ゴルフ送迎はプレー中の待機も貸切時間に含まれ、都内から50km前後のゴルフ場なら1日4万5,000円〜6万円台が目安です。

月契約(月極)・年間契約の料金相場

毎日の役員送迎のように、同じ車と乗務員を専属で付ける月極契約の相場は、平日8時間×月20日で月70万〜80万円台です。

日本交通は役員車の利用例として「平日5日間・1日8時間×20日間で831,600円〜(税込)」、国際ハイヤーは同じ条件の専属送迎で「717,200円〜(税込)」を公式サイトに掲載しています。年間にすると約860万〜1,000万円です。

会社条件月額の目安年額の目安
日本交通平日5日・1日8時間・月20日831,600円〜(税込)約998万円〜
国際ハイヤー平日5日・1日8時間・月20日717,200円〜(税込)約861万円〜
大和自動車交通月間平日15日以上・1年契約要見積もり要見積もり

月極が1日単位のスポットより割安になるのは、国が長期の契約向けに別の運賃(長期間契約運賃)を認めているためです。日の丸リムジンが公開している認可運賃では、1か月に15日以上・6か月以上の契約を条件に、8時間または120kmまでが32,600円(税抜)とされています。税込にすると35,860円で、これを20日分にすると717,200円になり、国際ハイヤーの掲載額と一致します。

この金額には車両費・燃料費・保険・乗務員の人件費がすべて含まれるため、会社は車を持たずに済みます。その一方で、残業や休日の稼働、深夜の会食帰りがあれば上乗せになる点は押さえておきましょう。

東京近郊の主要ハイヤー会社7社の料金表を比較

東京とその近郊でハイヤーを頼める主要7社の料金を比べました。大手の日本交通・国際ハイヤー・日の丸リムジン・大和自動車交通に加え、料金表を細かく公開しているJPロイヤル、空港送迎に強い東京エムケイ、横浜発着のアサヒタクシーを選んでいます。

  1. 日本交通
  2. 国際ハイヤー
  3. 日の丸リムジン
  4. 大和自動車交通
  5. JPロイヤル(ジャパンプレミアム東京)
  6. 東京エムケイ
  7. アサヒタクシー
会社名時間制の最低料金羽田⇔23区成田⇔23区月極・専属特徴
日本交通
日本交通
2時間30km 14,110円〜24,190円〜49,500円〜831,600円〜利用例ごとの料金を公開。センチュリーも
国際ハイヤー
国際ハイヤー
2時間30km 14,110円〜Web見積もりWeb見積もり717,200円〜13車種から選べる。Web予約「Limo」
日の丸リムジン
日の丸リムジン
セダン1時間 23,100円〜24,410円〜40,110円〜6か月以上の長期に対応英会話ドライバー約80名
大和自動車交通
大和自動車交通
2時間30km 14,110円要見積もり要見積もり平日15日以上・1年契約土日祝・時間帯の割増なし
JPロイヤル(ジャパンプレミアム東京)
JPロイヤル
1時間15km 15,000円20,000円〜42,000円〜長時間・多頻度割引あり空港料金は高速代・ミート込み
東京エムケイ
東京エムケイ
要見積もり14,000円〜37,000円〜要見積もり全車Wi-Fi・モニター完備
アサヒタクシー ハイヤー
アサヒタクシー
4時間 21,900円要見積もり要見積もり役員車・社用車の利用に対応横浜のハイヤー。8時間39,520円

※2026年10月時点の各社公式サイトの掲載額です。日本交通・国際ハイヤー・日の丸リムジン・大和自動車交通は税込表記。空港料金は片道の最低額で、車種・時間帯・発着地によって変わります。

同じ「2時間30km 14,110円」でも、車庫の場所や車種、出迎えの有無で最終的な金額は変わります。ここからは、1社ずつ料金と特徴を紹介します。

日本交通|車両数が多く時間制・空港定額の料金表がそろう

日本交通
運営会社日本交通株式会社
時間制料金2時間30km 14,110円〜(税込)
ワゴン2時間30km 16,930円〜(税込)
空港送迎羽田 片道24,190円〜/成田 片道49,500円〜(税込)
ゴルフ送迎都内〜50km圏内のゴルフ場 往復60,500円〜(税込)
役員車(専属)平日5日×1日8時間×20日 831,600円〜(税込)
最低利用時間一般スポット・ワゴンは2時間から(回送時間を含む)
支払い方法現金・クレジットカード・請求書での後払い(条件あり)
メリット
  • 都内利用・空港・ゴルフ・役員車の料金例がそろい、稟議用の概算を出しやすい
  • センチュリーやレクサスなど車格の高い車両を指定できる
  • 年間契約など定期利用の相談にも対応している
デメリット
  • 回送時間が料金に含まれるため、短い用事では割高に感じることがある
  • 成田空港の片道料金は今回の7社で最も高い水準

日本交通は、公式サイトで「ハイヤー業界シェアNo.1」を掲げる大手です。料金ページには都内利用、羽田・成田の空港送迎、ゴルフ送迎、ワゴン送迎、役員車の専属利用まで、用途ごとの料金例が税込で並んでいるため、初めてハイヤーを手配する会社でも予算を組みやすいのが特徴です。料金は車種ごとに定められた認可料金で計算し、運行計画にもとづいて事前に見積もりを出す仕組みです。

一方で、ハイヤーはお迎え(出庫)から車庫に戻る(帰庫)までが請求の対象であることを、日本交通自身が料金ページで明記しています。都心の1時間ほどの移動でも2時間分以上の料金になるため、短い移動を頻繁に頼むより、半日・1日単位でまとめて使うほうが割安感は出やすいでしょう。役員の毎日の送迎なら、月極の専属契約を前提に見積もりを取るのが現実的です。

国際ハイヤー|スポットから専属送迎まで料金プランを選べる

国際ハイヤー
運営会社国際ハイヤー株式会社(国際自動車グループ)
時間制料金セダン 2時間30km 14,110円〜/ワゴン 2時間30km 16,930円〜(税込)
専属送迎平日5日×1日8時間×月20日 717,200円〜(税込)
空港送迎Web予約サイト「Limo」で見積もり(駐車場代は別途)
主な車種クラウン・レクサスLS/ES・センチュリー・BMW i7・アルファード・グランエースなど
サービス専属送迎・定期送迎・空港送迎・ゴルフ送迎・スポット利用・観光
支払い方法クレジットカード・請求書での後払い
メリット
  • 専属送迎の月額目安が717,200円〜と、大手の中では低めに掲載されている
  • セダンからBMW i7、グランエースまで車種の選択肢が多い
  • 契約のない会社や個人でもWebから見積もり・予約ができる
デメリット
  • 空港送迎の定額料金は公開されておらず、見積もりを取るまで総額がわからない
  • 電話窓口は平日の日中が中心

国際ハイヤーは、1920年創業の国際自動車(kmグループ)のハイヤー会社です。社長車・役員車の専属送迎、通勤の定期送迎、空港送迎、ゴルフ送迎、観光、スポット利用と、法人がハイヤーを使う場面をひととおりカバーしています。料金の土台は日本交通と同じ認可料金で、セダンの2時間30kmは14,110円〜(税込)です。

専属送迎の掲載額717,200円〜は、国の長期間契約運賃(8時間または120kmまで)を月20日分で計算した額と一致します。毎日の役員送迎を想定するなら、大手の中では比較の基準にしやすい金額です。スポットの空港送迎はWebの予約サイト「Limo」から見積もりと予約ができ、車両と乗務員に空きがあれば急ぎの依頼にも対応してもらえます。

日の丸リムジン|空港送迎や役員定期車の実績が豊富

日の丸リムジン
運営会社株式会社日の丸リムジン
スポット利用セダンスタンダード 1時間 23,100円〜(税込)
空港送迎羽田 24,410円〜/成田 40,110円〜(税込)
ゴルフ送迎セダンスタンダード 12時間・200km 66,000円〜(税込)
長期契約6か月以上の役員車・定期送迎に対応
外国語英会話ドライバー約80名。中国語・韓国語にも対応
予約Web予約サイト「LIMO JAPAN」・問い合わせフォーム
メリット
  • 成田空港の片道が40,110円〜と、大手の中では抑えめ
  • 英会話ドライバーが多く、海外からの来客の送迎に強い
  • 認可運賃を公式サイトで公開しており、料金の根拠を確かめやすい
デメリット
  • スポット利用はセダン1時間23,100円〜と、短時間の利用では割高になりやすい
  • 定期・専属の月額は公開されておらず、見積もりが必要

日の丸リムジンは、空港送迎や観光、役員車の長期利用を手がけるハイヤー専業の会社です。外資系ホテルや大使館、官公庁の送迎を長く手がけ、英会話ドライバーが約80名在籍しています。羽田24,410円〜、成田40,110円〜(いずれも税込)の空港送迎は、Webの予約サイト「LIMO JAPAN」から申し込めます。

注目したいのは、国の認可を受けた運賃表をそのまま公式サイトで公開している点です。時間制は大型車で「1時間または15kmまで6,720円、以降30分または7.5kmごとに3,060円(いずれも税抜)」、長期間契約は「8時間または120kmまで32,600円(税抜)」と明記されており、見積もりの妥当性を自分で確かめられます。6か月以上の長期の役員車にも対応しているので、スポットと定期を同じ会社にまとめたい場合にも向いています。

大和自動車交通|土日祝・早朝も割増なしでゴルフ・空港・定期送迎を頼める

大和自動車交通
運営会社大和自動車交通株式会社(1939年創業)
スポット利用2時間または30km 14,110円(税込)〜。契約手続き不要
空港・ゴルフ送迎区間・車種に応じて見積もり
割増土日祝祭日・時間帯による割増なし(スポット・空港・ゴルフ)
専属サービス月間平日15日以上の利用・1年契約
主な車種クラウン(基本)・マジェスタ・アルファード・センチュリー・ワンボックス(6〜9名)
支払い方法請求書での後払い(条件あり)・降車時の現金払い
問い合わせハイヤー事業統括部 営業室 03-6757-7171(平日8:30〜16:30)
メリット
  • 早朝のゴルフ送迎や土日祝でも割増料金がかからない
  • 専属サービスは契約前に乗務員の面接や試乗ができる
  • スポット利用は契約不要で、翌日の利用にも対応
デメリット
  • 空港・ゴルフ送迎の定額料金は公開されておらず、見積もりが必要
  • 専属サービスは月間平日15日以上・1年契約が条件

大和自動車交通は、1939年創業のタクシー・ハイヤー会社で、官公庁や大手企業、金融機関、報道関係のハイヤー利用を長く担ってきました。大きな特徴は、空港・ゴルフ・スポット利用のいずれも、土日祝祭日や時間帯による割増がないことです。早朝4時台に出発するゴルフ送迎や、週末の冠婚葬祭でも料金が変わらないため、利用日を選ばずに予算を組めます。

スポット利用は「2時間または30kmで14,110円(税込)」からで、契約手続きは不要です。毎日の役員送迎には、専属の車両と乗務員を付ける専属サービス(月間平日15日以上・1年契約)や、通勤向けの定期送迎があります。契約前に候補の乗務員と面接や試乗ができるので、役員との相性を確かめてから決めたい会社には安心材料になるでしょう。

JPロイヤル(ジャパンプレミアム東京)|時間制と空港送迎の料金表がわかりやすい

JPロイヤル(ジャパンプレミアム東京)
運営会社JPロイヤル株式会社(旧:株式会社ジャパンプレミアム東京/IBIモビリティグループ)
時間制(アルファード等)1時間15km 15,000円/2時間30km 24,000円/4時間60km 42,000円/6時間100km 60,000円
時間制(メルセデス・ベンツ)2時間30km 29,000円/4時間60km 53,000円/6時間100km 77,000円
超過料金30分または7.5kmごとに4,500円(アルファード等)〜6,000円(ベンツ)
空港送迎(23区共通・アルファード等)羽田 空港行き20,000円・迎え26,000円/成田 空港行き42,000円・迎え48,000円
空港料金に含むものミートサービス・車種指定
オプション英会話ドライバー 1時間1,100円〜/ステッカーミート 6,000円〜
割引長時間割引・長距離割引・多頻度割引
支払い方法クレジットカード・タクシーチケット・事前のWebカード決済
メリット
  • 1時間単位の料金表があり、短時間の利用でも総額を読みやすい
  • 空港送迎は23区共通の定額で、ミートサービスも料金に含まれる
  • 事前にWebでカード決済すれば、ゲストが降車時に支払う必要がない
デメリット
  • 23区外での乗り降りは回送料金と高速代が別にかかる
  • 深夜(22時〜翌5時)の空港送迎は約25%の割増

JPロイヤルは、ジャパンプレミアム東京の名前で知られてきたハイヤー・タクシー会社で、2026年7月末時点でグループ全体1,566台を運行するIBIモビリティグループに属しています。公式サイトは現在も「ジャパンプレミアム東京」の名前で運営されており、アルファード等・ハイエース等・メルセデス・ベンツの3クラスごとに時間制料金を公開しているのが特徴です。料金には基本の回送料金やサービス料金も含まれているため、表の金額がそのまま見積もりの目安になります。

空港送迎は、23区内ならどこから乗っても同じ料金の定額制です。アルファード等で羽田の空港行き20,000円・空港迎え26,000円と、行きと迎えで料金を分けて明示しているので、出張者の送りと来賓のお迎えで予算を立て分けられます。ゲストの代わりに事前にWebでカード決済しておけば、降車時のやり取りも不要です。予約や請求書の宛名は新社名になっている場合があるため、社内の取引先登録も確認しておきましょう。

東京エムケイ|空港送迎の定額運賃で総額を読みやすい

東京エムケイ
運営会社東京エムケイ株式会社(MKグループ)
ハイヤー空港送迎都内→羽田空港 14,000円〜/都内→成田空港 37,000円〜
予約の締め切りハイヤーは利用日の3日前まで
車内設備全車に無料Wi-Fi・モニターを完備
出迎え到着ロビーでお出迎え。フライト遅延にも対応
対応言語英語・中国語・韓国語(予約時に相談)
予約方法Web・電話(03-5547-5551・24時間365日)
メリット
  • 都内から羽田14,000円〜・成田37,000円〜と、空港送迎の料金が抑えめ
  • 全車にWi-Fiとモニターがあり、移動中にオンライン会議に出られる
  • 電話予約は24時間365日受け付けている
デメリット
  • ハイヤーの予約は利用日の3日前までに入れる必要がある
  • 時間制の貸切料金は公開されておらず、見積もりが必要

東京エムケイは、京都発祥のMKグループの東京法人です。ハイヤーの空港送迎は都内から羽田空港14,000円〜、成田空港37,000円〜と、大手の認可料金で計算するより低い定額を公開しています。1日約700件の空港送迎の実績があり、到着ロビーでの出迎えやフライトの遅延にも対応しています。

全車に無料Wi-Fiとモニターを備えているため、空港までの移動時間を会議や資料づくりに使えるのも魅力です。英語・中国語・韓国語に対応したドライバーの手配も相談できます。ただし、ハイヤーの予約は利用日の3日前までが条件なので、急な来客には使いにくい面があります。予定が決まりやすい出張の送迎や、海外ゲストの来日日程が固まっている場合に向いています。

アサヒタクシー|横浜発着の時間制料金が手ごろ

アサヒタクシー ハイヤー
運営会社アサヒタクシー株式会社(横浜市中区)
ハイヤー基本料金4時間 21,900円/6時間 33,820円/8時間 39,520円(4時間・8時間は7時〜19時に適用)
加算運賃30分ごとに2,980円
最低利用時間4時間から
貸切タクシー(時間制)1時間まで6,050円・以降30分ごとに2,730円(予約料金が別途)
車両セダン・ワゴンのハイヤーを用意
利用シーン役員車・社用車、ゴルフ、冠婚葬祭、観光
メリット
  • 8時間39,520円と、1日貸切の料金が、今回の7社で公開されている中では最も安い水準
  • 4・6・8時間の料金表があり、予算を立てやすい
  • セダンとワゴンの両方を選べる
デメリット
  • 利用は4時間からで、短い移動には向かない
  • 4時間・8時間の料金は7時〜19時の利用が条件

アサヒタクシーは、横浜・山手に拠点を置くタクシー会社で、横浜市内に約80社あるタクシー会社のうちハイヤー事業も手がける約10社の1つです。ハイヤーの基本料金は4時間21,900円、6時間33,820円、8時間39,520円と、都内大手の認可料金で計算した金額(8時間54,430円)よりかなり抑えられています。

横浜の本社や工場への来客、みなとみらい周辺での会食、県内のゴルフ場への送迎など、神奈川県内で半日〜1日まとめて使う場合に費用を抑えやすい会社です。乗務員にはANAビジネスソリューションの講師による接遇教育を行っているとしています。利用は4時間からなので、数十分の移動なら同社の貸切タクシー(1時間6,050円〜)と使い分けるとよいでしょう。

ハイヤー料金の仕組み|出庫から帰庫までの時間で決まる

ハイヤーの見積もりを正しく比べるには、料金がどう計算されているかを知っておく必要があります。ここでは、運賃の種類と、料金に含まれるもの・含まれないもの、車種や時間帯で金額が変わる理由を説明します。

時間制運賃と距離制運賃の違い

ハイヤーの運賃には、時間制運賃と距離制運賃の2種類があります。関東運輸局が示しているハイヤーの運賃の決まりでは、それぞれ次のように使い分けられています。

項目時間制運賃距離制運賃
使う場面後払い(請求書払いなど)のとき降車時に支払うとき
計算の範囲車庫を出てから車庫に戻るまで車庫を出てからお客様が降りるまで
計算方法時間と走行距離で計算し、高いほうを請求走行距離+待機した時間の待料金
主な用途法人のスポット・貸切・月極個人の単発利用など

法人がハイヤーを使う場合は、ほとんどが時間制運賃です。時間制では、お迎えに向かう回送と、降りたあとに車庫へ帰る回送もすべて料金に入るのが最大のポイントです。たとえば港区の車庫から出た車が、世田谷区で役員を乗せて丸の内まで送り、車庫に戻ると、乗っていたのが40分でも全体では2時間近くかかります。

もう一つ押さえたいのが「時間か距離か、高いほう」というルールです。東京の大型車なら初乗りは「1時間または15km」、加算は「30分または7.5km」ごとなので、都内の渋滞の中を走るなら時間で、高速道路で遠出するなら距離で決まることが多くなります。

料金に含まれるもの・別料金になるもの(高速代・駐車場代・待機)

ハイヤーの運賃に含まれるのは、車両・燃料・乗務員の人件費と、時間制なら待機している時間です。会議や会食のあいだ車が待っている時間も貸切時間に含まれるため、別に待機料を払う必要はありません。

一方、関東運輸局が認めている運賃の決まりでは、次の費用は実費をお客様が負担することになっています。

  • 有料道路の利用料(高速道路代)
  • 駐車料(空港での出迎え時の駐車場代など)
  • フェリーなどの航送料
  • 遠方で泊まりがけになったときの乗務員の宿泊料

このほか、会社ごとのオプションとして、空港での出迎え(ミート)料金、英会話ドライバーの指名料、車種の指定料などがかかることがあります。JPロイヤルのように空港料金にミートを含めている会社もあれば、別料金の会社もあるので、見積もりは「高速代・駐車場代・出迎え込みの総額」でそろえて比べるのがコツです。

車種や深夜早朝で料金が変わる理由

ハイヤーの認可運賃は、車の大きさで3つに分かれています。標準になるのはクラウンやレクサスなどの大型車で、排気量3,500cc以上や定員7名以上の特定大型車(センチュリーやアルファードなどが該当しやすい)は2割増、小さめの中型車は1割引です。

車種区分主な条件運賃
特定大型車排気量3,500cc以上または定員7名以上大型車の2割増
大型車排気量2,000cc以上かつ定員6名以下基準
中型車上記以外の普通車・長さ4.6m以上の小型車大型車の1割引

深夜早朝の割増は、国の運賃の決まりとしてではなく、会社ごとの料金設定として扱われています。JPロイヤルの空港送迎は22時〜翌5時が約25%増しですが、大和自動車交通は土日祝や時間帯による割増がありません。早朝のゴルフや深夜便のお迎えが多い会社は、割増の有無で年間の費用が大きく変わるので、事前に確認しておきましょう。

ハイヤー料金は国が上限と下限を決めている

ハイヤーは、道路運送法にもとづいて国の許可を受けた事業者が、国の認可を受けた運賃で運行する乗り物です。会社が自由に値段を決めているわけではなく、地域ごとに国が示した運賃の幅の中で各社が運賃を決めています。

東京23区のハイヤー認可運賃(初乗り1時間・加算30分)

東京23区と武蔵野市・三鷹市(特別区・武三交通圏)のハイヤー運賃は、関東運輸局の「自動認可運賃等について(ハイヤー)」で、地域ごとの運賃表と適用のルールが公表されています。この範囲に収まる運賃なら、事業者は速やかに認可を受けられる仕組みです。

実際にどの金額で運行しているかは、日の丸リムジンが公式サイトで公開している認可運賃が参考になります。

運賃の種類大型車特定大型車
時間制の初乗り(1時間または15kmまで)6,720円(税込7,390円)8,070円
時間制の加算(30分または7.5kmごと)3,060円(税込3,360円)3,670円
長期間契約(8時間または120kmまで)32,600円(税込35,860円)―
長期間契約の加算(30分または7.5kmごと)2,600円―

※日の丸リムジン公式サイト「認可運賃」より(税抜)。税込額は消費税10%で計算した目安です。

この税込額で計算すると、2時間は7,390円+3,360円×2=14,110円になり、日本交通・国際ハイヤー・大和自動車交通が掲載している「2時間30km 14,110円」と一致します。つまり、大手のスポット料金は国の認可運賃そのものであり、会社によって大きく値引きされることは基本的にありません。

なお、長期間契約運賃は、1か月に15日以上、かつ6か月以上にわたる運送契約を事前に結んだ場合に使える運賃です。1日8時間を超える長い運行(長期間契約運賃B)と、8時間未満の運行(同A)に分かれています。

同じ時間でも会社ごとに料金差が出る理由

運賃のルールが国で決まっているのに、同じ3時間でも会社によって2万円台〜3万円台と差が出るのは、主に次の理由です。

  • 車庫からの距離:回送の時間も料金に入るため、乗り降りする場所の近くに営業所がある会社ほど安くなる
  • 車種の区分:アルファードなどの特定大型車は2割増、ベンツなどの高級車は独自の料金になる
  • 定額・パック料金の有無:空港・ゴルフ・観光などは、回送料金やサービス料を含めた独自の定額にしている会社が多い
  • 出迎えやオプション:ミート、外国語ドライバー、ステッカー掲示などの追加料金
  • 割増・割引:深夜早朝の割増や、長時間・多頻度の割引の有無

とくに見落としやすいのが車庫の場所です。都心の大手は港区・千代田区などに営業所が多く、足立区や江戸川区、横浜に拠点を置く会社はその周辺の利用で強みを発揮します。「自社や役員の自宅から近い営業所があるか」は、料金表と同じくらい大切な比較ポイントです。

ハイヤーとタクシー貸切の料金はどちらが安い?

数時間の移動なら、タクシーを時間制で貸し切る方法もあります。料金だけを見るとタクシー貸切のほうが安くなりやすいですが、使える時間帯や距離に制限がある点に注意が必要です。

タクシー貸切料金の相場

東京23区のタクシーは2026年4月に運賃が改定され、時間制運賃も変わりました。国際自動車(kmタクシー)の案内では、時間制運賃は60分まで5,900円、以降30分ごとに2,700円です。同社の貸切タクシーの料金表は次のとおりです。

利用時間タクシー貸切(kmタクシー)ハイヤー(大手の認可料金・税込)
3時間16,700円20,830円
4時間22,100円27,550円
6時間32,900円40,990円
8時間43,700円54,430円

※タクシー貸切は別途予約料金500円。ハイヤーは回送時間を含む計算上の額。いずれも高速代・駐車場代は別です。

同じ時間で比べると、タクシー貸切はハイヤーより2割ほど安い計算です。ただしkmタクシーの貸切は、配車できる時間が5時〜19時、エリアが東京23区と武蔵野市・三鷹市に限られ、一般道で1時間あたり約15kmの走行が目安とされています。長距離の移動や夜の会食帰りには使えない場合があり、支払いも降車時の精算のみです。

横浜のアサヒタクシーも、普通車の時間制運賃を1時間6,050円・以降30分ごとに2,730円(予約料金500円または早朝予約料金1,000円が別途)としています。地域ごとに運賃は異なりますが、タクシー貸切は1時間6,000円前後と覚えておくと比較しやすいでしょう。

待ち時間が長い日・短距離だけの日の選び方

ハイヤーとタクシー貸切は、使い方によって向き不向きがはっきり分かれます。

比べる項目ハイヤータクシー貸切
料金認可料金で2時間14,110円〜3時間16,700円〜(kmタクシー)
使える時間帯早朝・深夜も相談可5時〜19時など制限あり
車両・乗務員黒塗りの高級車と専任の乗務員一般のタクシー車両
支払い請求書の後払いが使える降車時の精算が中心
向いている場面来賓の送迎、役員の外出、深夜の会食社員の挨拶回り、短時間の移動

来賓や取引先を乗せる、会食の後まで待ってもらう、夜遅くまで使うといった日は、ハイヤーが安心です。請求書の後払いができ、表示灯や料金メーターのない車で迎えられるので、お客様に気を遣わせません。

反対に、社員だけで取引先を数件回る日や、1か所の往復だけで済む短距離の日は、タクシー貸切や通常のタクシーで十分です。目的地での待ち時間がほとんどないなら、メーターで乗るほうが安く済むこともあります。

通勤や定期送迎でハイヤーを法人契約するときの料金

役員の通勤や、週に何度も決まった移動がある会社は、スポットで都度頼むより法人契約を結ぶほうが手間も費用も抑えやすくなります。契約の種類ごとの費用の目安と、見積もりで確認したいことをまとめました。

通勤・定期送迎で使う場合の月額目安

朝の通勤だけ、朝夕の送迎だけといった定期送迎は、各社とも利用頻度・区間・車種に合わせた見積もりになり、公式サイトに月額は載っていないのが一般的です。目安をつかむために、大手の認可料金(2時間30km 14,110円・税込)で計算してみましょう。

送迎の内容1日の料金(計算上)月20日の目安
朝の通勤のみ(1回2時間以内)14,110円約28万円
朝夕の通勤(1回2時間以内×2回)28,220円約56万円
1日8時間の専属(参考)―約72万〜83万円

※認可料金をもとにした試算です。実際の見積もりは、車庫から自宅・本社までの距離や時間帯、契約条件によって変わります。高速代・駐車場代は別途です。

朝夕の送迎だけでも月50万円台になる計算で、1日8時間の専属契約との差は思ったほど大きくありません。朝夕の送迎に加えて日中の外出も多い役員なら、専属契約のほうが割安になることがあります。逆に、通勤の送迎が週2〜3日なら、定期送迎やスポットの組み合わせのほうが無駄がありません。

専属ハイヤーと共用ハイヤーの料金の違い

法人のハイヤー契約には、大きく専属と共用(定期・都度配車)の2つの形があります。

比べる項目専属ハイヤー共用ハイヤー(定期送迎・都度配車)
車両と乗務員同じ車両・同じ乗務員が毎日担当その日に空いている車両・乗務員が担当することが多い
契約条件の例月15日以上・6か月〜1年以上利用のたびに予約、または曜日・時間を固定
料金の目安月70万〜80万円台(8時間×20日)1回あたりの認可料金×利用回数
向いている会社役員の外出が毎日ある送迎が週数回、時間帯が決まっている

専属は、役員のスケジュールや好みのルートを覚えた乗務員が毎日担当してくれる安心感がある一方、使わない日や時間にも費用がかかるのが難点です。大和自動車交通のように「月間平日15日以上・1年契約」を条件とする会社もあり、途中で利用が減っても簡単には減額できません。

共用(定期送迎)は使った分だけの支払いで済みますが、担当の乗務員が毎回同じとは限りません。社外秘の話を車内ですることが多い役員なら、乗務員を固定できるかどうかを契約前に確認しておきましょう。

法人契約の流れと見積もりで確認すること

ハイヤーの法人契約は、どの会社もおおむね次の流れで進みます。大和自動車交通の案内をもとに整理しました。

  1. 電話・Webで問い合わせ、営業担当が要望をヒアリング
  2. 利用頻度・区間・車種に合わせた見積書の提示
  3. 候補の乗務員との面接・試乗(専属サービスの場合)
  4. 契約書を交わして運行開始

見積もりを比べるときは、金額だけでなく次の点もそろえて確認すると、あとから「思ったより高い」となりにくくなります。

  • 時間外(早朝・深夜・休日)の稼働はいくら上乗せになるか
  • 高速代・駐車場代・燃料の扱い(実費精算か込みか)
  • 乗務員が休む日の代わりの手配と、担当の固定の可否
  • 契約期間と、途中解約・減便のルール
  • 請求書の締め日と、利用明細の形式

自社の車に運転手だけ付けるといくら?ハイヤー月極との年間コスト比較

すでに役員車や社用車を持っている会社には、ハイヤーを契約する代わりに「自社の車に運転手だけを付ける」という選択肢もあります。年間の費用で比べるとどうなるのかを試算してみました。

ハイヤーを月極で契約した場合の年間コスト

平日8時間×月20日の専属契約を1年続けた場合の費用は、次のとおりです。

会社月額(税込)年額(税込)
日本交通831,600円〜9,979,200円〜
国際ハイヤー717,200円〜8,606,400円〜

ハイヤーの月極は、車両・燃料・保険・車検・乗務員の人件費がすべて込みなので、会社は車を持たずに済み、管理の手間もかかりません。これから役員車をそろえる会社や、車両の管理部門を置きたくない会社には合理的な選択です。

ただし、すでに社用車を持っている会社がハイヤーに切り替えると、車を手放さない限り、自社の車の維持費とハイヤーの車両費を二重に払うことになります。年間で約860万〜1,000万円という金額は、この点を踏まえて比べる必要があります。

社用車に運転手を手配した場合の年間コスト

自社の車に運転手だけを付ける場合、費用は運転手の費用+自社の車の維持費の2つに分かれます。

運転手を外部の専門会社に頼む場合、首都圏の主な会社が公式サイトで案内している月額の最低額は、おおむね月30万〜55万円程度です(各社の料金は東京で役員運転手を頼める会社の比較記事でまとめています)。これに、リース料や駐車場代、保険、燃料などの車の維持費が加わります。仮に車の維持費を月10万円とすると、次のような試算になります。

費用の内訳月額年額
運転手(外部の専門会社に依頼)約30万〜55万円約360万〜660万円
車の維持費(仮に月10万円とした場合)10万円120万円
合計約40万〜65万円約480万〜780万円

※運転手の費用は各社の掲載最低額、車の維持費は仮の数字です。実際の金額は勤務時間・残業・車種によって変わります。

この試算では、ハイヤーの月極(年約860万〜1,000万円)より年間で100万〜500万円ほど抑えられる可能性があります。運転手を自社で直接雇う方法もありますが、給与に加えて社会保険料や採用・教育、休んだ日の代わりの手配まで自社で抱えることになります。自社雇用の場合の費用感は、専属運転手を雇うときの月額の目安で詳しく解説しています。

利用頻度で見るハイヤーと運転手手配の向き不向き

どの方法が得かは、利用頻度と自社に車があるかどうかでほぼ決まります。

利用のしかた自社に車がない自社に車がある
月に数回スポットのハイヤースポットのハイヤー(または社員の運転)
週に2〜3日定期送迎のハイヤースポットで運転手を手配
ほぼ毎日専属ハイヤー(月極)運転手を手配して自社の車で送迎

月に数回しか使わないなら、車も人も持たずに済むスポットのハイヤーが最も手軽です。一方で、毎日の送迎が必要で、すでに役員車がある会社は、運転手だけを手配する方法と専属ハイヤーの両方で見積もりを取り、年間の総額で比べてみることをおすすめします。役員の送迎を担う運転手の仕事内容は、お抱え運転手の仕事内容と雇うメリットも参考になります。

ハイヤーを安く使う5つのコツ

ハイヤーは認可運賃が土台になっているため、大幅な値引きは期待できません。それでも、頼み方を工夫すれば総額を抑えることはできます。

時間制と定額パックを使い分ける

空港送迎やゴルフ送迎は、時間制で頼むより定額パックのほうが安く確実なことが多いです。たとえば羽田空港への送迎を大手の認可料金で頼むと、回送を含めて3時間なら20,830円、渋滞で4時間かかれば27,550円になります。JPロイヤルのアルファード等なら23区内どこからでも空港行き20,000円、東京エムケイなら都内から14,000円〜の定額です。

反対に、会食の待機や複数の取引先回りのように行き先が多い日は時間制が向いています。「1か所への送迎は定額」「待機を含む外出は時間制」と覚えておくとよいでしょう。

出発地に近い営業所がある会社を選ぶ

時間制のハイヤーは、車庫から迎えに来る時間と、車庫へ戻る時間も料金に入ります。乗り降りする場所の近くに営業所がある会社を選ぶだけで、30分〜1時間分(3,360〜6,720円程度)安くなることがあります。

本社や役員の自宅から近い営業所がどこにあるかを各社に聞き、見積もりに「出庫する営業所」を書いてもらうと、比較がしやすくなります。横浜発着ならアサヒタクシーのように地元の会社を選ぶのも有効です。

待機が長いなら月極契約を検討する

役員の外出が多く、毎日のように会議や会食の待機が発生するなら、スポットを積み重ねるより月極契約のほうが割安になります。国の長期間契約運賃は8時間または120kmまで32,600円(税抜)で、同じ8時間をスポットで頼んだ場合(税込54,430円)と比べると、1日あたり2万円近く安くなる計算です。

月に15日以上使う見込みがあるなら、一度、専属・定期の見積もりを取ってみましょう。

配車アプリの高級車クラスとも比べる

配車アプリにも、ハイヤーやプレミアム車両を呼べるクラスがあります。たとえばUberの「プレミアム」(旧Uber Black)は、東京23区などでハイヤー車両を呼べるサービスです。アプリで予約から支払いまで完結し、片道の送迎ならスポットのハイヤーより手軽に使える場面があります。

ただし、アプリの料金は時間帯や需要によって変わり、乗務員の指名や長時間の待機には向きません。来賓のお迎えなど失敗できない場面はハイヤー会社、社員の移動や急ぎの片道はアプリ、と使い分けるのが現実的です。なお、許可を受けていない自家用車で料金を取って人を運ぶ「白タク」は違法で、警視庁も注意を呼びかけています。会社として手配するときは、必ず緑ナンバーの許可事業者を選びましょう。

複数社から相見積もりを取る

ハイヤーの最終的な金額は見積もりで決まるため、2〜3社から同じ条件で見積もりを取るのが最も確実な節約法です。比べるときは、次の条件をそろえて依頼しましょう。

  • 日時・お迎え場所・行き先・経由地
  • 人数と荷物の量(スーツケースやゴルフバッグの数)
  • 希望する車種と、出迎え(ミート)の有無
  • 高速代・駐車場代・割増を含めた総額で出してもらう

Webフォームで同じ文面を一斉に送れば、手間をかけずに比べられます。

ハイヤー料金でよくある質問

ハイヤーの料金について、よく聞かれる質問をまとめました。

ハイヤーは1時間だけでも頼める?

国の認可運賃には「1時間または15kmまで」の初乗りがありますが、実際には2時間以上から受け付ける会社が多いです。日本交通は一般スポットとワゴンを2時間以上の利用から、アサヒタクシーは4時間からとしています。JPロイヤルはアルファード等で1時間15km 15,000円の料金を設けているので、1時間だけ使いたい場合は1時間単位の料金表がある会社を選びましょう。

高速代や駐車場代は誰が払う?

利用者が実費で負担するのが原則です。関東運輸局のハイヤー運賃の決まりでも、有料道路の利用料や駐車料、乗務員の宿泊料などは実費を旅客の負担とすると定められています。乗務員が立て替えて、運賃と一緒に請求書へ記載されるのが一般的です。JPロイヤルの空港送迎のように、高速代込みの定額にしている例もあります。

キャンセル料はいつからかかる?

キャンセル料の規定は会社ごとに異なります。前々日〜前日の夕方までは無料で、前日は50%、当日は100%という形が多く、冠婚葬祭のプランなどでは2〜3日前からかかることもあります。東京エムケイのようにハイヤーの予約を利用日の3日前までとしている会社もあるので、予約を入れる時点でキャンセル規定と変更の締め切りを確認しておきましょう。フライトの遅延による待機は、便名を伝えておけば会社側で確認して対応してくれるのが一般的です。

運転手へのチップや心付けは必要?

チップや心付けは不要です。ハイヤーの料金にはサービスの対価が含まれており、日本ではチップの習慣もありません。感謝を伝えたいときは、降りるときに一言お礼を伝えれば十分です。海外のゲストを乗せる場合は、チップが不要なことを事前に伝えておくと戸惑わずに済みます。

個人でもハイヤーを月契約できる?

会社によっては個人でも契約できます。空港送迎や冠婚葬祭などのスポット利用は、多くの会社が個人も受け付けています。月極の専属契約は法人向けが中心ですが、国の長期間契約運賃は「1か月に15日以上・6か月以上」の契約が条件で、法人か個人かは問われていません。個人で毎日の送迎を頼みたい場合は、専属や定期送迎に個人契約で対応しているかを各社に問い合わせてみましょう。

ハイヤー料金は経費にできる?

業務のための移動なら経費にできます。役員や社員の業務上の移動は旅費交通費として処理するのが一般的です。ただし、取引先を接待するための送迎にかかった費用は、国税庁のタックスアンサーにあるとおり、交際費等に含まれる場合があります。また、役員の私的な移動にハイヤーを使った分は会社の経費にならず、役員への給与とみなされるおそれがあります。迷う場合は、利用目的を記録したうえで税理士に確認しておくと安心です。

運転手の依頼ならフィールドサービス

役員運転手・専属ドライバーの手配ならフィールドサービス|法人契約80社以上・運転委託業務歴31年超・ドライバー在籍60名以上

ここまで見てきたとおり、ハイヤーは車と乗務員がそろって来てくれる便利なサービスですが、毎日の送迎になると年間で数百万円単位の費用がかかります。役員車や社用車がすでにあり、運転を任せたいという会社には、車はそのままで運転手だけを頼む方法も選択肢です。フィールドサービス株式会社は、そうした会社のために貴社の車両を運転する運転士をご用意しています。

貴社の車に合う運転士をご用意

フィールドサービス株式会社は、東京・首都圏で役員車両のコンシェルジュとして、貴社がお持ちの車両に運転士をご用意している会社です。業務歴は31年を超え、法人契約は80社以上、在籍ドライバーは60名以上にのぼります。

ハイヤーとの大きな違いは、車両は貴社でご用意いただき、運転だけをお任せいただく形であることです(車両の貸し出しは行っていません)。役員が乗り慣れた車や、来賓を迎えるための自社の車をそのまま使えるので、車内に資料を置いたままにする、会社の車で取引先を迎えるといった使い方ができます。

  • 同じドライバーが継続して担当する専属運転手
  • 貴社の車両への運転手の手配・運転業務の委託
  • 急な欠勤やイベント時のスポット短期の手配

全契約でNDA(秘密保持契約)を締結し、担当ドライバーが休む日の代わりの手配や、万が一の事故の初期対応まで一括してお任せいただけます。給油やディーラーへの定期点検の回送など、車まわりの細かな用事もご相談ください。

月極・スポットどちらも相談でき最低利用時間の定めなし

フィールドサービスでは、毎日同じドライバーが担当する月極の専属のほか、1日数時間のスポットのご依頼にも対応しています。最低利用時間の定めはないため、「株主総会の日だけ」「専属の運転手が休む日だけ」といった使い方も可能です。

  • 役員・来賓の送迎
  • 自社の運転手が急に休んだ日の代わり
  • 繁忙期やイベント時の増便
  • 守秘義務が必要な定期送迎
  • ご家族の送迎など個人のご利用

ハイヤーの月極は使わない日にも費用がかかりますが、必要な日・必要な時間だけ運転手を頼めるので、利用頻度に合わせて無駄なく組み立てられます。初期費用・解約手数料はかからず、契約期間も柔軟にご相談いただけます。

概算だけでもOKの無料見積もり

料金は、利用頻度・時間帯・業務内容に合わせた個別のお見積もりです。対応エリアは東京都全域・神奈川・埼玉・千葉で、エリア外もご相談いただけます。拠点は板橋本店・日本橋・西新宿・恵比寿・横浜の5か所です。

  1. LPのフォームから、利用頻度・時間帯・業務内容などをご相談
  2. 条件に合わせた個別のお見積もりをご提示(概算のみもOK)
  3. ご契約後、最短1週間で運転手を手配

条件がまだ固まっていない段階でも、概算の見積もりを無料でお出しします。「ハイヤーの月極と年間の費用を比べたい」「まずは相場だけ知りたい」という段階でも、お気軽にご相談ください。

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